きみを送る
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#521 [
]
自己紹介文の次に、コウは【アルバム集】
と書かれた場所をクリックした。
「ほう…これは見物です」
コウは一つの場所をクリックした。
「!?」
画面を見た俺は唖然とした
……はだか……
:07/04/06 00:35
:SH901iS
:☆☆☆
#522 [
]
画面には
まゆみが上半身裸の写真が映っていた。
コウは人差し指をくわえ、またもや食い入るように見つめている。
心なしか微妙に笑みも浮かべているような…
「志乃くん」
「……なに」
「興奮しますね」
しません!!!
:07/04/06 00:37
:SH901iS
:☆☆☆
#523 [
]
コウは次々に写真を開いてゆく。
もーやめてくれ…
「……これは?」
コウがある写真を見て険しい表情をした。
「どした?」
俺は画面に目をやる。
「……この写真以来更新してませんね」
:07/04/06 00:40
:SH901iS
:☆☆☆
#524 [
]
最後の写真を見て
俺は吐き気がした。
その写真は
男が倒れている写真。
ただ倒れているんじゃない
切り刻まれ、
血まみれなのだ。
「う………」
俺は口を押さえ、写真から目を逸らした。
:07/04/06 01:11
:SH901iS
:☆☆☆
#525 [
]
「志乃くん」
「…………」
「志乃くん見て下さい」
「無理…」
コウは写真をまじまじと見ている。
…こいつよく見れるな…
「この写真の男性の目が開いてます。そして」
コウは淡々と続ける。
「こちらを見ています」
:07/04/06 01:13
:SH901iS
:☆☆☆
#526 [
]
【第八章 呪いサイト】
……こちらを見ていますだと……?
「僕とこの男性、今目が合ってます」
「…………」
「見つめあってます」
「…………」
「僕、男性と見つめ合う趣味はないのですが」
ほな目ーそらせ!!
:07/04/06 01:17
:SH901iS
:☆☆☆
#527 [
]
「……おや?」
コウは写真をズームにしてじいっと見た。
ズームにするな……
「…ほう……、これは厄介な事になりました」
「なにが」
コウはくるりと俺の方を向き、顔色をかえずに言った
「僕、呪われるかもしれません」
:07/04/06 01:20
:SH901iS
:☆☆☆
#528 [
]
「…………」
「どうしましょう」
どうしましょうと言われましても…
「志乃くんも一緒に呪われて下さい」
いやじゃ!!
「僕ひとり呪われるのは心外です」
俺も心外じゃ!!
:07/04/06 01:21
:SH901iS
:☆☆☆
#529 [
]
「なんで呪われると思う」
「見て下さいこれ」
…見たくない…
「これを見なさい」
命令!?
俺はパソコンの画面に嫌々目を向けた。
「……俺?」
画面は男の目のズームだった。そして男の目には
俺の顔が映っていた
:07/04/06 01:24
:SH901iS
:☆☆☆
#530 [
]
「な…なんやこれ」
「ありえないでしょう?」
「……ありえへん」
「そう、ありえないんです普通は」
「…………」
「しかし志乃くんは見てしまった」
「!?」
もしや…
「これで僕たちは一緒に呪われます」
いやだーー!!!
:07/04/06 01:25
:SH901iS
:☆☆☆
#531 [
]
「コウお前…」
「僕ひとり呪われるのは嫌です、と言ったでしょう?………おや?志乃くん震えてますね、怖いですか?」
俺はコウに対する怒りで
またもや震えた。
「志乃くん怖がりですね」
怒ってんねん!!
:07/04/06 01:29
:SH901iS
:☆☆☆
#532 [
]
「…………」
「志乃くん大丈夫ですか」
「…殴らせろ」
「はい?」
「殴らせろ」
「……嫌です」
コウは俺をチラリと見、窓際に歩きたばこをくわえた
「志乃くんは呪いなど信じてますか?」
:07/04/06 01:32
:SH901iS
:☆☆☆
#533 [
]
「…………」
俺は何も答えずコウを睨みつけた。
コウはニヤリと不敵な笑みを浮かべ、煙を吐いた。
「僕は信じていません」
さっき呪われるゆーとったやないけ!!
「呪いは実際にはあるのかもしれません…が」
コウはまた一口たばこを吸った。
「僕には通用しません」
:07/04/06 01:39
:SH901iS
:☆☆☆
#534 [
]
「……なんで」
「僕に勝てる者はいないからです」
…何この自信……
コウは相変わらず不敵な笑みを浮かべている。
「……あっ…そ」
「しかし志乃くんは呪いに勝てますか?」
てか呪い信じてないんちゃうんか!?矛盾しすぎ!
:07/04/06 01:42
:SH901iS
:☆☆☆
#535 [
]
「てかさ…」
「はい」
「お前こないだまみが悪霊みたくなった時、何もでけへんかったやん」
「…………」
「お前まみに負けてるやんか」
「いえ」
コウは笑みを浮かべたまま
「あれで良かったんです」
:07/04/06 01:48
:SH901iS
:☆☆☆
#536 [
]
……意味不明。
「どーゆー意味」
「その話はまた次の機会に話します」
「今言えや!」
「そんなひまありません。もうすぐ2時になります」
時計を見ると
1時58分をさしている。
「そろそろですね」
:07/04/06 01:50
:SH901iS
:☆☆☆
#537 [
]
:07/04/06 01:51
:SH901iS
:☆☆☆
#538 [
]
怖いケド面白い

毎日楽しく読んでます


頑張って下さい


゛
:07/04/06 02:28
:SH902i
:0qZvyj7Q
#539 [
]

さん

コメントあって気分あがりました


ありがとうございます

これからコメントはこちらに下さい

http://bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2061/
怖いですか

怖いとゆってもらえてうれしいです

あとからまた書けたら更新します

:07/04/06 02:36
:SH901iS
:☆☆☆
#540 [
]
コウはサイトに接続し直す準備をした。
「志乃くんびびってませんよね?」
「…………」
「志乃くん?」
…なんかもう……
俺ちょっと怖いんですけど
「志乃くん顔が真っ青ですよ?大丈夫ですか?」
:07/04/06 03:59
:SH901iS
:☆☆☆
#541 [
]
「…やっぱり…」
「やめませんよ今更」
………やめたい…
呪われるとか嫌や…
「志乃くん怖いですか?」
「………」
「怖いならば…」
俺を巻き込まないのか!?
「…怖い……」
「そうですか、ですが時間です。接続しますよ」
何しに怖いか聞いたんや!!
:07/04/06 04:02
:SH901iS
:☆☆☆
#542 [
]
時刻は2時ちょうど。
部屋には
コウがサイトに接続するべくキーをカチッと押す音だけが鳴り響いた。
「…………」
接続してしまった…。
俺は目を閉じ、
パソコンの画面を見ないように背を向けた。
:07/04/06 04:04
:SH901iS
:☆☆☆
#543 [
]
「志乃くんやはり…」
コウにも背を向けているため、コウの表情も動きもわからない。
「志乃くん何してるんですか。見て下さい」
「無理…」
コウの溜め息が聞こえた。
「あなたは本当にへたれですね。今見ないとあなたを今後もやしと呼びますよ」
もらし関係なくね!?
:07/04/06 04:07
:SH901iS
:☆☆☆
#544 [
]
:07/04/06 04:08
:SH901iS
:☆☆☆
#545 [
]
「…見たくない」
「見てみなさい」
「…無理」
「………もやし」
俺はむかついて
思わずコウに振り返った。
「やっと見ましたね」
……見てしまった…
コウの肩越しに見えるパソコンの画面に
血だらけの女が大きく映り、俺をじっと見つめていた
:07/04/06 04:12
:SH901iS
:☆☆☆
#546 [
]
「この女性、先程のまゆみさんと同じ人物で間違いなさそうです」
いつも通りポーカーフェイスで淡々と話すコウ。
「お前…怖くないんか」
「怖いです」
嘘つけ!!
「しかし」
「興味深いねやろ!」
「その通りです」
:07/04/06 04:14
:SH901iS
:☆☆☆
#547 [
]
コウはニヤリと笑った後、クルリとパソコンに向き直った。
「まゆみさん聞こえてますか?」
パソコンに向かい話し掛けるコウ。
「まゆみさん」
「…………」
「どうやら聞こえないみたいです」
そりゃそーやろ!!
:07/04/06 04:16
:SH901iS
:☆☆☆
#548 [
]
画面に映る女は
表情ひとつ変えず
ただただ血を流している。
「呪われますかね?僕達」
「呪いとか信じてないんちゃうん」
「この女性を見ていると信じてしまいそうになります」
………おい。
「いつまでこの画面が続くんでしょうね」
:07/04/06 04:19
:SH901iS
:☆☆☆
#549 [
]
時計の針は2時5分をさしている。
未だに画面の女は動かない
「いつまで見つめ合えばいいんでしょうか。目がチカチカしてきました」
ほな見るなや!!
俺は画面から目を逸らそうとした。
「……あれ?」
:07/04/06 04:22
:SH901iS
:☆☆☆
#550 [
]
「どうしました?」
コウは画面から目を逸らさずに俺に問い掛ける。
「…ここに何か映ってる」
「なにが」
「ほら、ここ…」
俺は気付いてしまった。
「こいつ…まゆみちゃう…違う奴や…」
画面の女の肩に
入れ墨が入っている事に。
:07/04/06 04:26
:SH901iS
:☆☆☆
#551 [
]
「入れ墨…ですか」
「何て書いてある?」
「読めません」
「コウの字よりマシやろ」
「小さくて読めません。僕の字は関係ありません」
「……まゆみ?」
肩にはmayumiの文字が小さく彫られている。
「まゆみさんではないのにまゆみさんの名前が彫られている…?」
:07/04/06 04:30
:SH901iS
:☆☆☆
#552 [
]
「なんで?」
「僕に聞かないで下さい」
「何でもわかるんちゃうんけ!?」
「僕にもわからない事だってあります」
ほな何でもわかるゆーな!
:07/04/06 04:31
:SH901iS
:☆☆☆
#553 [
]
:07/04/06 04:33
:SH901iS
:☆☆☆
#554 [
]
「…………」
「…………」
沈黙……
「志乃くん…」
今度は何を言い出す…
「もうこの女性見飽きました」
…そうですか。
「だいたい血まみれの女性は僕の趣味じゃないです」
血まみれの女が趣味のやつなんかどこに存在するか!
:07/04/07 01:35
:SH901iS
:☆☆☆
#555 [
]
「…………」
「おや?志乃くん今何かいいましたか?」
「なにも」
「何か聞こえませんか」
「え…?」
俺は耳をすましてみる
「…………」
パソコンの方から何か聞こえてくる。
:07/04/07 01:37
:SH901iS
:☆☆☆
#556 [
]
「…かしわ…ぎ……」
「!?」
「のろ…ってや…る…」
「おい!!パソコンから何か聞こえたぞ!!」
「なんて」
「柏木呪ってやるて!」
「………」
「コウは聞こえたか!?」
「はい、僕が言いましたから」
ややこしい真似するな!!
:07/04/07 01:39
:SH901iS
:☆☆☆
#557 [
]
俺はコウの頭をペシッと叩いた。
「かわいい冗談ですよ」
どこがじゃ!!
「こんな時にやめろ」
「すみません。おちゃめが過ぎました」
過ぎすぎ。
「…殺し…てや…る…」
「おい!もうやめろって」
「いえ僕は何も言っていません」
:07/04/07 01:42
:SH901iS
:☆☆☆
#558 [
]
「え…じゃあ今のは…」
「パソコンから聞こえてきますね」
「…殺してやる……」
「殺してやる!?今殺してやるって聞こえたぞ!」
「はい。僕に向かっていい度胸してます」
度胸とかの問題か!?
:07/04/07 01:45
:SH901iS
:☆☆☆
#559 [
]
俺は画面を見た。
「!!!」
画面に映る女は
先程とは表情が変わり、
ニヤリとしていた。
充血したその目は
俺を真っ直ぐ捕らえている
「………見…るな…」
「?志乃くんなにか?」
「俺を…見るな……」
:07/04/07 01:47
:SH901iS
:☆☆☆
#560 [
]
「いえ、この女性は僕を見ています志乃くんではありません」
「違う…俺を……」
「いえ僕を」
「…………」
「僕を見ています」
コウはスネた口調で言った
張り合うとこちゃうやろ!
「僕に向かって殺す、と」
:07/04/07 01:50
:SH901iS
:☆☆☆
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