きみを送る
最新 最初 🆕
#917 []
 
聞かない方がいいのかも知れない。

泣いていた事を

見なかった事にした方がいいのかも知れない。

目にゴミが入ったと言い訳したコウは

母親の死を造り話と言ったコウは

コウは隠したいのかも知れない。

………なにを?

⏰:07/04/24 02:44 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#918 []
「志乃くん早く準備して下さいよ」

いつも敬語を使い

あまり感情を表に出さないコウ。

コウは…

コウは何を隠している?

何を…

何を考えている?

コウの敬語に隠された本心は…?

⏰:07/04/24 02:46 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#919 []
「志乃くん!」

「えっ…」

急にコウがでかい声を出して、俺は身体をびくつかせた。

「何考えてるんですか。早く準備して下さいよ」

「あ…悪い…」

「どうかされました?志乃くん変ですよ?」

「……いや……」

「まぁ、髪形が一番変ですけど」

「やかましい」

⏰:07/04/24 02:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#920 []
俺は荷物をまとめ、
コウと一緒に別荘をあとにした。

「志乃くん楽しめましたか?」

駅へ向かう道中、コウは俺に向かって聞いてきた。

「まぁまぁ」

「それは予想外です」

「なんで?」

「いえ、僕なら髪の毛が燃えたらショックで楽しかったなどという言葉は言えませんから」

そりゃもうかなりショックですけどね!

⏰:07/04/24 03:15 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#921 []
「俺にはもっとショックな事がある」

「なんですか?」

俺はコウをじっと見た。

「なんですかそんなに見つめて」

コウはフッと笑った。

俺は意を決して口を開いた

「お前なんで泣いた?」

コウは俺の言葉に足を止め、
俺の顔をじっと見た。

⏰:07/04/24 03:17 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#922 []
「……………」

「目ーにゴミ入ったとか…古いねん言い訳が」

「……………」

「なぁ、なんで泣いたん」

「…泣いてませんよ」

「泣いてたやん!」

「泣いていたとしても志乃くんに話すような事ではありませんから」

「ほんなら俺の前で泣くなや!心配するやんけ!」

「…心配…ですか」

⏰:07/04/24 03:20 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#923 []
コウは驚いた表情で
俺を見ている。

なぜ驚く…

「心配する。つーか今も心配しとる」

「……………」

コウは少し微笑み、
俺から目を伏せた。

「心配…ですか……初めてされましたよ」

⏰:07/04/24 03:23 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#924 []
もうすぐ1000

区切りよく終われるといいですが…

寝ます

コメントいただけたら
うれしいです

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2061/

⏰:07/04/24 03:25 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#925 []
「そりゃ…な…心配するやろ普通に」

俺は悲しそうな表情で微笑むコウに対し、
どうしていいかわからず
少しぶっきらぼうに言った

「ありがとうございます。ですが心配は不要です」

「…………」

「僕、大丈夫ですよ」

コウはニッコリとし、歩きだした。

⏰:07/04/25 01:38 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#926 []
何も聞くな、と言われているようで
俺はそれ以上コウに何も言えなかった。

電車に乗った途端、
コウはすぐに寝てしまった

俺と話すのが気まずいのか?

考えすぎか?

俺は俯いてコウの足元をずっと見ていた。

⏰:07/04/25 01:41 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194