からっぽの心
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#215 [みぃ]



流れる景色を見ているだけで、
何も考えていなかった。



着ぐるみを着てるみたい。


動いてるけど、
被ってるのは本当のあたしじゃない。

でも、中にいるのが本当のあたしなのか?
って聞かれると、答えられない。

⏰:07/07/22 22:43 📱:SH903i 🆔:GKuGWHgo


#216 [みぃ]



そもそも、

本当の自分って何?


誰か知ってるの?



自分ですら分からないのに。



それを見つけなきゃいけないって、決まってるの?



そんなもの、生きてく上で必要なの・・・?

⏰:07/07/22 22:45 📱:SH903i 🆔:GKuGWHgo


#217 [続きばっかですんません]


ねぇ・・・。


お姉ちゃんは本当の自分に会えた?



生きてるうちに見つけれた?




あたしはもう、あなたのいない世界で生きていく程の目的がないんだ。


ねぇ、

どうすればいい?

⏰:07/07/22 22:48 📱:SH903i 🆔:GKuGWHgo


#218 [みぃ]

「着いたよ。」


外の景色と同時に車の動きが止まり、
小さな建物の中へ入る。


住宅街の一角。

想像してた様な大きな病院じゃない。


「おいで、夢芽。」

⏰:07/07/25 21:40 📱:SH903i 🆔:EdRT1epg


#219 [みぃ]


自動ドアを抜け、
ホワイトで統一された壁の待合室が現れた。

平日だからか、午前中だからかは分からないけど、
他に患者はいなかった。


「ちょっと、座って待ってて。」


川口先生はそう告げると 受け付けへ行き、
先に診察室へと入って行った。


待合室のソファに座って窓の外を見てみた。

⏰:07/07/25 21:47 📱:SH903i 🆔:EdRT1epg


#220 [みぃ]


. ゚ 。

゚ ゜ 。

. 。

. ゜

゜ 。


空白の時間。

外からはうざったい程の春の日差し。

⏰:07/07/25 21:52 📱:SH903i 🆔:EdRT1epg


#221 [みぃ]




今日も太陽は頑張って こんなにもみんなを照らしているのに、

あたしの心は淀んでる。



誰も照らせない。




きっと、

これからもずっと。

⏰:07/07/25 21:57 📱:SH903i 🆔:EdRT1epg


#222 [みぃ]



「夢芽。」


何分経った頃かな。


診察室から出てきた川口先生があたしを呼ぶ。


「先生、外で待ってるから行っといで。」


重い気持ちを抱えて、
診察室へと向かう。

⏰:07/07/25 22:01 📱:SH903i 🆔:EdRT1epg


#223 [みぃ]


正直、誰かに話してどうにかなるんだれうか。

あたしの気持ちはあたしにか分からない。


どうせ、事務的な対処されるだけ。

それで、終わり。



――――コンコン・・・


「どうぞ。」

⏰:07/08/03 22:06 📱:SH903i 🆔:jzIdGWE.


#224 [みぃ]

声に応えるようにドアを開けると、
50代くらいの女の先生が笑顔で迎えてくれた。


「こんにちは、
 夢芽さん・・・ね?」

『あッ・・・はい。』

「そう。
 じゃあ、ここに座ってくれるかしら?」


言われるがままイスに座り、
先生と向き合う。

⏰:07/08/03 22:12 📱:SH903i 🆔:jzIdGWE.


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