からっぽの心
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#358 [みぃ]
 

なんで?


あたしには関わるな、って言っといて

面倒臭いことは嫌いで
人に頭下げることなんかもっと嫌いで


なのになんで?


頼まれただけだったんじゃないの・・・?

⏰:07/12/04 11:56 📱:SH903i 🆔:qZ.4GDMM


#359 [みぃ]

『――なんで・・・。』


あたしがポツリと呟いた言葉を聞き、
大原が不思議そうな顔であたしを見る。


「なんでって・・・
 夢芽ちゃんのこと心配してんでしょ?」


【心配】・・・。


「いい友達もったね。」

⏰:07/12/04 12:00 📱:SH903i 🆔:qZ.4GDMM


#360 [みぃ]

大原の言葉が、
さっきからずっと頭の中で響いてる。


“素直になんないとダメだよ”


あたしにいつも足りないもの。

自分から逃げちゃいけない。


『大志くん。』

⏰:07/12/04 12:15 📱:SH903i 🆔:qZ.4GDMM


#361 [みぃ]

「え?」


あと100メートルもすれば施設に着くといったところで大原を呼びとめた。


あたりは少し暗くなって、
闇が街を支配し始めている。


街灯に照らされた大原の顔はどこかすっきりしたように感じる。

⏰:07/12/04 12:23 📱:SH903i 🆔:qZ.4GDMM


#362 [みぃ]

制服のスカートの裾を握りしめながら、
大きく息を吸い込む。


『・・・あたしね、
 大志くんのことが羨ましかったんだ。』

「なんで?」


大原の強い瞳を見ると、
醜いあたしの決意は押し潰されてしまいそうになる。

あたしはずっとこの瞳から逃げてきた。


でも、もう逃げない。

⏰:07/12/10 10:09 📱:SH903i 🆔:fAon9AqU


#363 [☆((菜ω摘))☆+゜・゜。・♪]
頑張って

⏰:07/12/10 10:11 📱:W43H 🆔:1J0EXXUI


#364 [みぃ]

『最初はお姉ちゃんが取られたみたいで嫌だったけど・・・。
 大志くんと付き合ってからお姉ちゃんが幸せそうな顔してたから。』


大原の瞳があたしを捉らえる。

その瞳には多分、色々な感情が含まれているんだけど・・・
少し暗闇に包まれているせいかな。


あたしが読み取れるのは二つだけ。

⏰:07/12/10 10:18 📱:SH903i 🆔:fAon9AqU


#365 [みぃ]
☆((菜ω摘))☆+゜・゜。・♪サン

ありがとうございます
誰も見てないと思ってたんで嬉しいです

更新します

⏰:07/12/10 10:21 📱:SH903i 🆔:fAon9AqU


#366 [みぃ]


どこかホッとした安堵の表情

それと、

どこか不思議そうな表情


「・・・なんで、そう思うの?」

『何でかな・・・。
 わかんないけど、あたしはそう感じた。』


大原は、納得いかないような嬉しいような、
なんとも言えない顔をしていた。

⏰:07/12/10 10:26 📱:SH903i 🆔:fAon9AqU


#367 [みぃ]

届いて。
あたしのキモチ。


「・・・そうかな。」


小さく呟いたその言葉は、
横を通る車の音に掻き消されてしまいそうだった。


『―――そうだよ!
 妹のあたしが言うんだから間違いないじゃん!!』

⏰:07/12/10 10:31 📱:SH903i 🆔:fAon9AqU


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