恋愛喫茶店
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#17 [向日葵]
できるだけ平静を装って睦月君とのことをバレないようにした。
栄「んー。なんとなく。ま、アンタはずっと幸せそうだけどねー。」
話が終わって私は胸を撫でおろした。
でも内心では少し浮かれていた。
睦月[カワイイ…]
嬉しかった。初めてカワイイと男の子から言われた。
:07/04/15 00:50
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#18 [向日葵]
:07/04/15 00:51
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#19 [向日葵]
<次の日>
栄「留衣ー!早くしてよー!!朝ごはん早く行かないと席取られるんだからっ」
留衣「ちょ、待ってっ。髪の毛が結べないのっ!」
栄「もー(怒)先行くかんねっ!!」
そう言って栄ちゃんは先に部屋を出て行ってしまった。
仕方なく私も出来るだけ早く髪の毛を結んだ。
カチャ
部屋を出ると辺りはシーンとしていた。みんな早くに朝ごはんに行ったらしい。
:07/04/15 17:13
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#20 [向日葵]
「おはよう。」
留衣「わっ!!ぁ、睦月君。」
睦月「ゴ、ゴメン!驚いた?」
留衣「うぅん!大丈夫!」
睦月君はそれを聞くとホッとしたのかニコッと笑った。
留衣「今日行くとこ楽しみだねー!!縁結びで有名な神社だよ!!」
睦月「へーそうなんだ。俺は最終日の生命の湖が気になるけどなぁ。」
:07/04/15 17:18
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#21 [向日葵]
その湖は成仏出来ない霊が集まって天に昇ると言う言い伝えがあるらしい。
留衣「あー…。あそこってでも立ち入り禁止だから見るしか出来ないでしょ?」
睦月「そこがまたスリルありそうじゃん?!なんか曰くつきなのかなぁとか…例えばそこに踏み入ると一緒に連れて行かれるとか……」
怖い話をするように睦月君が喋るので私はゾーッとした。
もともとこの手は苦手なのだ。
留衣「やぁーだぁー」
聞こえないように耳を叩くようにした。
:07/04/15 17:23
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#22 [向日葵]
すると
睦月「クスクスクス。冗談冗談。そんなのあるわけないよ。」
留衣「あ……あは……だよね……」
顔が赤くなる。
恥ずかしい。過剰反応しすぎた。
睦月「ホント留衣おもしろいね…。」
優しく笑って名前を呼ばれたので、なんだか胸が苦しくなった。
『あ…そういえば』
:07/04/15 17:26
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#23 [向日葵]
留衣「なんで階段のこと……。」
私は誰かに一言も痛いなんて言った覚えない。
なのになんで……それがわかったんだろう……。
睦月「いやあの高さで痛くないわけないし。」
いやまぁそうだけどね…。
睦月「それに……」
睦月君は全てを見透かすように私を見た。
睦月「我慢したんでしょ?あの子達の為に……。」
:07/04/15 17:30
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#24 [向日葵]
私はハッとした。
実は階段の件は私が自発的に落ちたのではない。
1年生の子がわざとではないが私にぶつかったのだ。
そしてバランスを崩した私は落下。
はっきし言って頭やら足は物凄く痛かった。
でも上を見てみるとその子は遠くでもわかるぐらい蒼白していた。とても反省していた。
だから、その場は私のドジで話をまとめたのだ。
睦月「無理矢理笑ってたから。俺は分かったよ。」
:07/04/15 17:34
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#25 [向日葵]
すると睦月君はちょうどその時私の頭にたんこぶが出来た辺りを撫でてくれた。
睦月「偉かったね。」
その暖かさが私の体に広がる。
奥から人の声が複数聞こえた。朝ごはんを終えた人達が帰って来たようだ。
睦月「あ、俺も帰らなきゃ。じゃあね。」
そう言って睦月君は声がする方とは逆の方に歩いて行った。
:07/04/15 17:38
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#26 [向日葵]
栄「あ!ちょっと留衣!!アンタなんで朝ごはんに……留衣?」
いつの間にか私の目からは涙が流れていた。
誰もが私のドジだと信じていたのに
[偉かったね。]
見てくれている人がちゃんといた。
留衣「あ、顔洗ってたら軽い目潰ししちゃったぁ☆」
そう言って涙を拭く。
栄「ハァッ?!気をつけなさいよー?!」
私はヘヘッと笑った。
分かってくれる人がいる。それだけで充分だと思った。
:07/04/15 17:45
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