恋愛喫茶店
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#298 [向日葵]
音子「22で結婚?!早くない?!」

太智「早い遅いが問題じゃないだろ?俺だって一応就職してるんだし、ウチの親も向こうの親も認めてくるたし。」

ゲームを2人でしながら報告。もうちょっとなんかあんだろ……。

音子「だからっ……て……。」

太智「まぁずっと一緒に居たいしなぁ!結婚してもまた遊びに来るってー!!」

そう言いながら私の背中をバンバン叩く。

『そんな問題じゃない!!……だって私――っ』

⏰:07/04/27 14:32 📱:SO903i 🆔:4F3JipqE


#299 [向日葵]
太智の事が好きなのにぃぃぃ……っ!!!

なんて今更口が裂けても言えるハズなく、しばらくしたら結婚式は盛大に挙げられた。

涙を流しながら後悔ばっかりしていた。
幼なじみでも側にいられるなら……いつか好きって言えたなら……。

でも太智は私のそんな気持ちなんか知るハズもなく、さっさと彼女を作って、2年後には結婚とな!!!

音子「最悪じゃない……。」

⏰:07/04/27 14:36 📱:SO903i 🆔:4F3JipqE


#300 [向日葵]
でも後悔するには遅かった。

もう彼は手の届かない所へ行ってしまった。
「おめでとう」なんて、言えなかった。
ただひたすら、感動してるフリして泣いていた。

もうあんな痛い思いするのが嫌な私は、もう恋はしないことにした。

「合コンしよっ!!」

大学。友達の佳寿(かず)が身を乗り出して提案した。

⏰:07/04/27 14:40 📱:SO903i 🆔:4F3JipqE


#301 [向日葵]
##############
キリます

⏰:07/04/27 14:40 📱:SO903i 🆔:4F3JipqE


#302 [向日葵]
音子「なんで?」

佳寿「だってアンタいつまでも引きずるんだもん!!新しい恋しなきゃぁ!!」

音子「だからいらないってぇ…。」

私はこの気持ちを大事にして生きていく。

すれ違う幸せそうなカップルには、正直飛び蹴りしたいくらい羨ましいけど、今は次の恋に進もうなんて考えれない。

私の太智を好きだった気持ちはそんな軽いものじゃない。

佳寿「そんなこと言ってないで!さっさと準備していくよ!!」

佳寿はそんなのおかまいなしに私を引きずっていった。

⏰:07/04/28 07:59 📱:SO903i 🆔:GeKhGg3I


#303 [向日葵]
音子「だから嫌だってばぁぁぁ!」

・・・・・・・・・・

結局合コンに参加。
はっきり言って興味ない。

私は始まってしばらくしてトイレに向かった。

音子「みんな軽いよね…。彼女と別れたばっかとか言ってた奴もいたじゃん……。」

少しは私みたいに一途に誰か思い続けてみろよ。

カチャ……キィ……

⏰:07/04/28 08:05 📱:SO903i 🆔:GeKhGg3I


#304 [向日葵]
「生田……さん?」

音子「わぁっ!ハイ!!」

出てすぐの壁に男の子がもたれていた。
身長は結構高くて、雰囲気は優しい子だった。
どことなく太智に似てるかもしれない。

「気分悪いの?」

音子「いや別に…ってかあの……誰?」

「え?!さっき自己紹介したじゃん!!真辺 新市(まなべ しんいち)!!」

『…あ。合コンの。』

音子「ごめんなさい。あんまり聞いてなかった……。」

⏰:07/04/28 08:11 📱:SO903i 🆔:GeKhGg3I


#305 [向日葵]
新市「じゃあ覚えてね。で、どっか悪い?」

音子「いや別に…帰ろっかなって……。」

新市「じゃあ一緒に帰る?」

ニコッて笑って真辺君は言った。

何しに来たんだよ。と思ったがまぁ帰りたいのは同じなので、皆にバレないように店を出ていった。

新市「送るよ。家どこ?」

音子「あーいいよ。帰れるしぃ。」

新市「だーめ!!危ないでしょ?早く!!」

⏰:07/04/28 08:16 📱:SO903i 🆔:GeKhGg3I


#306 [向日葵]
『強引だなぁ……』

少しうんざりしていた私はとりあえず大体の場所を教えた。

新市「じゃあ途中まで一緒だ!行こう!!」

そう言って手をひかれた。

『なんで手を繋ぐんだろ…。』

そういえばずっと前。
まだ10歳にもなってないころ。

デパートに太智のお母さんと太智とウチのお母さん私とが一緒に買い物に行った時、私が迷子になった。

泣きじゃくっている私のもとに太智が探しに来てくれて、こんな風に手をひいて連れ戻してくれたっけ…。

⏰:07/04/28 08:27 📱:SO903i 🆔:GeKhGg3I


#307 [向日葵]
真辺君の姿が太智とかぶる。
太智…。私、大好きだったんだよ。
私だけずっと先に進めなくて足踏みしてる。

新市「生田さん?」

ハッ!
思い出に浸ってた!!
気づいたら駅に着いていた。

音子「ごめんなさい。何?」

新市「いや…。定期ある?」

そこで握っていた手を離した。定期を取って改札を通っても、再び手を握ることはなかった。

⏰:07/04/28 08:34 📱:SO903i 🆔:GeKhGg3I


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