恋愛喫茶店
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#208 [向日葵]
それでも笹木はウチの腕を離さん。
その力は強ぉて、普段ウチに突っ込む時いかに手加減しとるかわかった。
晴子「離せや。帰りたいねんけど。」
笹木「お前最近おかしいぞ?俺なんかしたんか?」
晴子「言うたやろ。テスト頑張らなアカン言うて。だからウチはスーパー晴子になるため頑張っとんねん。……それだけや。」
:07/04/23 20:48
:SO903i
:iAjde/Es
#209 [向日葵]
違う。
ホンマは違うんよ。
でもな?
ここでホンマの事言うてもたら、笑ちゃんが
アンタの大好きな笑ちゃんが悪者なるやん。
そんなん……アカンて。
コツ……
笑「真児……君。」
すぐそこに笑ちゃんが立ってた。
アカン!また不安にさせてまう!
:07/04/23 20:53
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#210 [向日葵]
笹木「笑。お前傘持ってるか?」
笑「ううん。だって急に降ってきたから……。」
ウチはバレへんように一歩ずつ後ろに進んで逃げようとしてた。
『……今やっ!!』
ダッ!!
笹木「!おい大河待てや!!」
なんと笹木が追い掛けてきた!
全速力で逃げるウチ。
でも笹木はめっちゃ足早い事で有名で、運動神経良かったウチでさえ簡単に捕まった。
:07/04/23 21:00
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#211 [向日葵]
しかも最悪なことに足滑ってこけてもた。
ベチョッ!
『最悪や…。カッコ悪……。』
笹木「あ、……ゴメン。立てるか?」
ウチの前に回ってきて、笹木は手を差しのべてくれた。
でもウチはこの手を掴む訳にはいかん。
晴子「アホかお前……。なんで追いかけてくんねん!!」
我慢も限界。
この際言いたい事言ってもて嫌われたろーやないかい!!
:07/04/23 21:09
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#212 [向日葵]
笹木「はぁっ?!」
晴子「ウチ追いかけてきてどうするつもりなんよ!!お前には笑ちゃんがおるやろ!!ウチ構っとる場合ちゃうやろ!!早よ2人並んで仲良う帰れや!!もうウチに構うな!!」
一息で全部吐いたった。
涙が出てきたけど雨が降ってるからバレへんやろ……。
足元に落としたカバンを拾って、ウチは少し歩いてまた走りだした。
人が往来する中、ひたすら家に向かって走る。
こけたせいで制服は泥だらけ。
そんなん知らん人々は何事かとウチを振り返った。
:07/04/23 21:24
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#213 [向日葵]
ガチャガチャガチャ!
バタンッ!!
家に帰ってもオトンもオカンも働いとるから誰もおらん。
とりあえず洗面所からタオルを持ってきて、体を拭いて、ハンガーに制服を吊した。
まだ息が少しあがってる。それがシーンとした家に響く。
いつもなら、この少し寂しい空間を学校での楽しい時間が埋めてくれた。
:07/04/23 21:28
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#214 [向日葵]
明日はどんな話ししよ。
また今日みたいにはしゃいだりして、クラス中を笑かせるかなぁ。
そんなん思っとったのに
……あんだけ言うたら、もう元には戻れん。
晴子「でもすっきりしたわ!これでもうモヤモヤせんわぁ!!ハハハハ…ハ……っぅ……うぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
久々に子供みたいに泣いた。反則やわ。彼女おるとか……。
勝ち目なんか、まったく無いやんか……ー
:07/04/23 21:34
:SO903i
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#215 [向日葵]
その日も……やっぱりほとんど寝れんかった。
―――――……
晴子「おっすー……。」
梅「わっ!大丈夫?!晴子!目が真っ赤で目の下真っ黒だよ!!」
つまり泣きすぎによる充血とクマのこと。
昨日は泣いてて寝れんわ涙止まらんわでそりゃ悲惨。
よう涙で枕濡らす言うけど実感したわ。
朝方めさ冷たかったっちゅうねん。
:07/04/23 21:38
:SO903i
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#216 [向日葵]
「お!笹木ーうっすー!!」
――ドクン
笹木「おー…。……な、なぁ大河」
晴子「梅!便所行こう!!」
ウチは無理矢理梅の手を引っ張って行った。
笹木はなんか言いたそうにしてたけど、そんなん見んフリした。
梅「晴子保健室行ってきたら?」
晴子「そーするー……」
:07/04/23 21:50
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#217 [向日葵]
ちょっと休憩

:07/04/23 21:51
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