恋愛喫茶店
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#331 [向日葵]
新市「言ったよね?確か。幼なじみが死んだって。俺もしばらくは誰も好きになれなかったんだ。」
真辺君の幼なじみは、交通事故で亡くなったらしい。
亡くなった当時はただ何もやる気がなく、大学もほとんど休んで過ごしていたらしい。
そんな時出会ったのが、あのマスターだ。
新市「マスターに言われたんだ。」
マスター[置いていかれる方だけが寂しいんじゃないんです。だからせめて見送る方は笑顔でいましょうよ。]
:07/04/29 19:24
:SO903i
:BF66sgT.
#332 [向日葵]
新市「って。だから俺なりにアイツの分までって……。…!生田さん?!」
いつの間にか私の目からは涙が溢れていた。
なんの涙かよくわからなかった。
色んな感情が入っていた気がする。
マスターの言葉の意味とか、真辺君の前向きさとか、自分の情けなさとか……。
私はまだ会おうと思えば会えるのに、真辺君はもう会えないんだって思うと
切なくて仕方なかった。
:07/04/29 19:39
:SO903i
:BF66sgT.
#333 [向日葵]
音子「ゴメ……なんか、色々混ざっちゃって……」
口許を手で抑えながら、鳴咽が漏れそうになるのを防ぐ。
音子「私、しっかりしなくちゃ…いけないね……。」
涙が止まらなかった。
あとからあとからボロボロ出てきて、最近泣いてないから余計に出てきたのかとかをぼんなり考えていた。
:07/04/29 19:55
:SO903i
:BF66sgT.
#334 [向日葵]
すいません

ミスりました

○ぼんやり
×ぼんなり
############
音子「ゴメンッ……泣きやむからっ……」
必死に手で涙を拭くのに、涙が溢れだす。
それでもなお擦る。
するとその手を真辺君は止めた。
新市「そんなに擦ったら後で目が痛くなるよ。……それに、……泣きたい時は泣いたらいい。」
:07/04/29 20:06
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#335 [向日葵]
真辺君はポケットやらカバンからに何かを探していた。
新市「あー…。ゴメン。汗臭かったら言って。」
そう言って服の裾で涙を拭いてくれた。
しかもゴシゴシとするんじゃなくて、水分を透いとるようにトントンと優しく拭いてくれた。
服からは洗剤の良い香りがして、私はそれにすらなんだか泣けてしまった。
:07/04/29 20:18
:SO903i
:BF66sgT.
#336 [向日葵]
しばらくそこで立ち止まって涙が治まるまで真辺君は待ってくれた。
音子「ズビッ!ゴメン。……もぅ大丈夫だから。」
新市「そう?…じゃあ帰ろっか。」
と言ってふんわり私の手を握った。
あの合コンの時とは違う気持ちで私は握られていた。
太智と比べていた自分が情けない。
全然違うじゃない…。
:07/04/29 20:49
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#337 [向日葵]
天国にいる幼なじみさん。
私は、真辺 新市君を、好きになってもいいですか……?
―――……
今日は日曜日。
バイトも今日はお休み。
久々に良く寝て、携帯の時計を見れば12時を指していた。
少し目が腫れぼったいのはきっと昨日いっぱい泣いたからだろう。
:07/04/29 20:56
:SO903i
:BF66sgT.
#338 [向日葵]
:07/04/29 20:57
:SO903i
:BF66sgT.
#339 [向日葵]
とりあえず階段を降りる。
カチャ
音子「おかぁーさぁーん。なんか食べ物」
「音子ぇっ!!」
擦っていた目を開いて手をどける。
『え?今の声……』
そこにいたのは紛れもなく太智。
そして奥さんだった。
音子「た、た……ち……!」
:07/04/29 22:56
:SO903i
:BF66sgT.
#340 [向日葵]
母「アンタ何時と思ってるのー?!せっかく太智君と彩音ちゃんが来てるのにー。」
奥さん彩音って言うんだ……。
奥さん「こんにちわ。」
鈴のような声でにこやかに挨拶した奥さん。
一方私は寝起きでしゃがれた声。髪ははねまくり。パジャマ。しかも目は腫れている。
カアァァァ……ッ!!!!
私は恥ずかしくなって挨拶をくれた奥さんに挨拶を返さず自分の部屋に戻った。
『なんで?なんでいるのよっ!!アンタの家はここじゃないじゃない!!』
:07/04/30 00:15
:SO903i
:cSgoZygA
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