恋愛喫茶店
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#351 [向日葵]
私は元来た道に戻った。

曲がり角を曲がると、太智の後ろ姿が見えた。

音子「太智ぃ―――っ!!」

太智は振り向いて、私の元へ来ようとしたが私がそこにいてと言ったので足を止めた。

太智…これが

音子「私アンタがだぁーい好きぃ――!!!!」

私の22年分の思いです。
大声でも恥ずかしくない。それほど貴方が好きでした。

⏰:07/04/30 01:27 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#352 [向日葵]
太智は驚いていたけど、照れたように笑って

太智「ありがとぉ――――!!!!!」

と言ってくれた。

また涙が溢れた。

だってね、ゴメンじゃなくてありがとうって言ってくれた。

嬉しい。
とても嬉しい。

22年分のこの思いは、決して無駄じゃなかった。

ありがとう……。

私こそありがとう……。

⏰:07/04/30 01:32 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#353 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・

新市「ハイッ。」

近くの公園のベンチに座って、真辺君はハンカチをくれた。

音子「昨日といい今日といいホントすいません……。」

新市「いいえ!」

真辺君は私の隣に座って空を見上げる。
私もそれに習う。

今日も空は青い。
私の心もようやく晴れ晴れとした。

音子「さて!最初は何から新しいことしようかなぁっ!」

⏰:07/04/30 01:44 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#354 [向日葵]
ベンチから立って数歩歩く。

新市「また恋するってのは?」

音子「そーだねぇ……。」

新市「俺と。」

ザアァァ……

風が吹いた。

髪を抑えながら振り向くと、優しい笑顔の彼がいた。

そしてしばらくして、私達は手を繋ぎ、新たな旅路。未来へと進む。

⏰:07/04/30 01:52 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#355 [向日葵]
【再出発】

Fin

⏰:07/04/30 01:52 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#356 [向日葵]
【再出発】

>>295-355

⏰:07/04/30 01:56 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#357 [向日葵]
##########

今日はここまでにします

良ければ感想などください

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⏰:07/04/30 01:58 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#358 [向日葵]
カランカラン

おはようございます。

今日は生憎の雨です。

マスター「今日は無理でしょうねぇ……。あ、いらっしゃいませ。こんな恋の話は如何ですか?」

⏰:07/04/30 11:04 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#359 [向日葵]
すべて過去になるなら

今なんて必要ないんじゃないかって思う時がある。

でも今がなければ

君を懐かしむことすら

無理なんだね……。


【Past】

⏰:07/04/30 11:06 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#360 [向日葵]
「ちょっと千鶴!」

後ろで私の友人、綾瀬 こなみ(あやせ こなみ) が私を呼ぶ。

私は伊村 千鶴(いみら ちづる)。今年で17。

千鶴「なに?」

こなみ「何じゃないわよ!次体育よ?!アンタドコ行く気?」

千鶴「面倒くさいから屋上に行く。」

口を開けて固まるこなみ。そんなのお構いなしな私は行く。

ちょっとしてから後ろから「千鶴ぅぅぅぅ!!!!!」と怒りの声が聞こえたが、私のベクトルはもう屋上にいってるので耳をすり抜けるだけだった。

⏰:07/04/30 11:17 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#361 [向日葵]
私の学校には屋上があって、鍵も空いてる為人がよく出入りする。

私はそんな屋上に足を運ぶ。

カチャ…キィ…

開けると同時に眩しい光が差し込む。

『まっぶしー。』

目を瞑りながらそんな事を思っていると

「千鶴ー!!」

と元気な声が聞こえた。
目を開けて目線を先にやると、金髪の学ランを少し着崩した男の子が座って手を振っていた。

⏰:07/04/30 11:29 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#362 [向日葵]
彼の名前は蒲谷 昂(かまたに こう)。同い年である。

私はこの人が好き。

――……

3ヶ月前……

いつものように私は屋上にいた。しかしそこには先客がいた。それが昂だった。

『……特等席が…。』

先客は気持ち良さそうにいびきをかいてお昼寝中。

『とりあえず座ろう。』

その時に私の影が彼の顔に写し出されたのに彼が気づき、彼は目を覚ました。

⏰:07/04/30 11:36 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#363 [向日葵]
昂「……ん…。」

起き上がって私の存在に気づく。
私は座る途中だったので、立ち膝のままで止まっていた。

彼は目を擦りながら私に話しかけた。

昂「んー…おはよー。君は何さん?」

千鶴「伊村 千鶴。貴方は?」

昂はピースをしてニカッと笑う。

昂「俺は蒲谷 昂!」

⏰:07/04/30 11:41 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#364 [向日葵]
『ふぅん……』

昂「千鶴ってどんな字?俺頭悪くてさぁっ(笑)あ、俺は昂とか蒲とか蒲っちとか呼ばれてるー!!まぁ昂だな昂!!」

いきなり一人でマシンガントーク。

私は少し引き気味だった。

『あ……ダメな人だこの人……。』

昂「千鶴!」

私は心の声を遮断して、昂に神経を集中さした。

昂「俺達の秘密基地な!!ココ!!」

⏰:07/04/30 11:48 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#365 [向日葵]
そのナリとは裏腹に少年の様な顔と発言、そして眩しい黄金(こがね)の髪。

無理と言う私の考えは簡単に覆えされ、ただ単純に好きだと思った。

―――……

そして今なのである。

私達は寝そべってどこまでも高く、どこまでも広い青い空を見上げるのが日課である。

この時間がとても好き。

昂「あったかいなぁー…。」

千鶴「そーだね…。」

⏰:07/04/30 11:53 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#366 [向日葵]
閑な空気に携帯の着信音が鳴り響く。

昂「あ、ゴメン俺だわ。」

起き上がり昂は電話に出る。電話の相手なら大抵予想がつく。
彼女からだ。

昂「未花?ウン俺。……自習なの?」

私も起き上がり、少し離れたところで昂の横顔を見つめる。

幸せそうな顔。
締め付けられる胸。

近クニイルノニ

ヒドク遠インダ……。

⏰:07/04/30 11:59 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#367 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・

こなみ「ラブラブー♪」

『別にそんなのじゃない。』

授業が終わったので私は教室に戻った。

こなみ「ってかアンタ授業大丈夫なの?あんまりサボるとヤバいよ?」

千鶴「大丈夫。こなみとは違って(強調)学年10位内にはいるし。」

こなみ「はっ倒されたいのかアンタは…っ」

そして話はまた昂の方へ。

こなみ「もうフラレるの確定してんなら告った方がスッキリするじゃない。」

『…………。』

⏰:07/04/30 12:06 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#368 [向日葵]
千鶴「こなみっておせっかいね…。」

こなみ『ムキィ――!!!!』

・・・・・・・・・・・・・

私はまた屋上にいた。
温かい光に身を包まれてぼんなりと考える。

こなみ[フラレるの確定なら……。]

それって何の意味があるんだろう……。
ただの自己満足なんじゃないの?

そんな事言って関係が壊れてしまうのなら今の関係の方がよっぽど楽だ。

⏰:07/04/30 12:11 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#369 [向日葵]
#############
キリます

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2116/

⏰:07/04/30 12:12 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#370 [奈津歩]
あげー

⏰:07/04/30 19:55 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#371 [向日葵]
奈津歩ちゃん
いつもあげ&コメありがとねー

⏰:07/04/30 22:06 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#372 [向日葵]
ううん。違う。

ホントは逃げてるだけなの……。

昂「ちーずーるっ!」

昂が私の頭の方から昂が満面の笑みで私を覗き込んだ。

私の胸はそれだけで高鳴る。逆光ぐあいが余計にドキドキした。

⏰:07/04/30 22:18 📱:SO903i 🆔:cSgoZygA


#373 [向日葵]
そういえば……

私は起き上がり昂に向き直る。

千鶴「最近よく屋上に来るね。」

言った瞬間笑顔の昂は固まり、そして暗い陰を落とした。

昂「ケンカ…してばっかでさ……。彼氏の自信無くなってきちゃって……。」


悲しそうな彼が嫌で、そっと彼の腕に触れた。

すると昂は私の手をギュッと握る。

――――ドキッ

⏰:07/05/01 00:37 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#374 [向日葵]
千鶴「こ……」

昂「千鶴が……彼女だったら良かった……。」

その言葉を聞いて、私の見ている世界は色を無くした。

「なろうか?」と言いたい。貴方が望むなら。
貴方が私を欲するなら。


……でも

千鶴「そんなの……嘘でも言わないで……。」

本気じゃないんでしょ?

⏰:07/05/01 00:40 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#375 [向日葵]
千鶴「そんな言葉やすやすと口にしないでよっ!」

半ベソをかきながら私は叫んでその場を去った。

走る。走る。

周りの景色があっと言う間に変わり、遂に自分の家にまでたどり着いた。

自分の部屋に行って乱暴にドアを閉める。

バター…ン……

ドアにもたれ、ズリズリと座り込み、体育座りをして腕に顔を埋めた。

千鶴「ハァッハァッ…ハァッハァッ…」

⏰:07/05/01 00:47 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#376 [向日葵]
悔しい……悔しい……

どうしてもっと早く出会えなかった……?

私ならあんな顔絶対にさせない。
でもあんな顔をするのは…………それだけ彼女が好きだから……。

―――……

翌日。

先生「じゃあ訳をー……。」

1時間目は古典。
私はダルくていつもサボる。

⏰:07/05/01 00:52 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#377 [向日葵]
先生「伊村ー…っているわけないかぁ……。」

千鶴「ハイ。」

先生「おぉうっ!いたのか!!」

だけど私はサボらなかった。だってもう屋上には行けない。

なんで?っと聞かれたら少し困る。

だって足が行こうとしてくれないんだもの。

私は訳を終え、椅子に座る。頬杖をついて外を見る。今日は雨だ。どっちにしろ屋上には行けない。

⏰:07/05/01 00:57 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#378 [向日葵]
でも雨の日でも階段の一番上にたまって喋っていた。

笑い声が響いたりして、お互いに「シーッ」と言い合う。

シャーペンを握る力が増す。

あぁ。貴方と過ごす50分はとても早いのに、授業ってこんなにも遅くて




つまらないのね……。

―――……

今日は1日が長かった。
先生達には授業出る度に驚かれて、感涙された。

⏰:07/05/01 01:02 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#379 [向日葵]
こなみ「千鶴。今日どっか寄ってく?」

千鶴「うーん……。」

上の空で考えながら、私は靴箱を開ける。

すると靴の上に小さな紙が乗っていた。

『何…?コレ。』

カサッ

中の文字を見て驚く。

昂だ。

<屋上に来て欲しい。待ってる。昂>

千鶴「何を言ってるの…?」

⏰:07/05/01 01:07 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#380 [向日葵]
外は土砂降り。
しかも今更会うなんて出来ない。

バンッ

こなみの傘を開く音にびくりとする。

こなみ「千鶴ー?行くよー。」

千鶴「…あっ。……ウン


紙をクシャッとして近くのゴミ箱に捨てた。

『いいの。私はもう……会わないから……。』

私は傘をさし、こなみと一緒に灰色の空の下を歩いて行った。

⏰:07/05/01 01:12 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#381 [向日葵]
次の日も次の日も、そのまた次の日も、私が屋上に足を運ぶことはなかった。
そしてその間も雨は降り続いた。

でもかわらないことは
毎日入ってある紙切れ。

そしてまた今日も入ってる。内容はやっぱり屋上に来て欲しいとのことだった。

嫌だ。私は絶対……っ

そう思った時だった。

こなみ「キャ――――!!!!」

いきなり叫ぶこなみの元に駆けつけたら、こなみは空を仰いで目を輝かせていた。

⏰:07/05/01 01:18 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#382 [向日葵]
千鶴「どうし……。っ!!」

私もこなみと同じ角度に目線をやった。

するとそこには空に大きく虹が現れていた。

その瞬間弾かれた様に私は駆け出した。

こなみ「?!千鶴?!」

昂。ごめんなさい。

私、屋上に行く勇気出せなかった。

だって次会う時は




きっとフラレるんだって思ってたから。

⏰:07/05/01 01:23 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#383 [向日葵]
ガチャ!

ドアを開けるとこちらに気づいた昂が振り返る。

千鶴「ハァッハァッ……。」

ドアノブを持ったまま私は息を整えようとした。

昂「千鶴……。あの千鶴」
千鶴「昂」

昂の言葉を遮るように私は名前を呼んだ。
大分息も整ってきた。

昂は私を黙って見つめる。

私は心の中で決意した。

真っ直ぐ昂を見る。

⏰:07/05/01 01:28 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#384 [向日葵]
千鶴「私……昂が好き!…………でした。」

過去にしよう。
また来る季節に君を思い出せるように。

千鶴「彼女と仲良くね…。」

にっこり笑ってそれだけを告げ、帰ろうとした。

昂「――っ俺!」

何か言おうとする昂の方を見る。
昂はどこか怪我して痛そうな表情をしていた。

昂「俺、ここで出会って友達になったのが……千鶴で良かった…っ!」

⏰:07/05/01 01:32 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#385 [向日葵]
なんで……そんな嬉しいこと……。

千鶴「ホントに……ホントにそう思ってくれる…っ?」

目から熱い雫が次々と伝う。

私は貴方を好きなだけで、本当に幸せだった。

すると昂は優しく私を抱き締めた。

昂「ありがとう…千鶴。……ありがとう。」

千鶴「……っ。私も…。ありがとう……っ!!」

⏰:07/05/01 01:36 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#386 [向日葵]
雨の匂いが少しした。

君の腕、君の声、君の笑顔。ずっと忘れない。

この屋上で君と出会い、

君が好き…………







…………でした。

⏰:07/05/01 01:38 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#387 [向日葵]
【Past】

Fin

⏰:07/05/01 01:38 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#388 [向日葵]
【Past】
>>358-387

⏰:07/05/01 01:40 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#389 [向日葵]
#########
今日はここまでにします
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2116/

⏰:07/05/01 01:41 📱:SO903i 🆔:3tapwN/A


#390 [奈津歩]
あげ〜↑

⏰:07/05/02 17:23 📱:PC 🆔:DSdiu0SA


#391 [向日葵]
カランカラン

音子「マスター!こんにちわー!!」

マスター「こんにちわ。暑いですねぇ。」


私は音子。22才の大学生。ここの喫茶店で働いています。

季節は夏真っ盛り!



【再出発〜隣のあなた〜】

⏰:07/05/02 19:10 📱:SO903i 🆔:KInqWiN.


#392 [向日葵]
キュキュッ

音子「ぃよしっ。窓はこんなもんかねぇ。さー…つぎぃーはっとー。」

カランカラン

マスター「いらっしゃいませ。」

お客さんを見ると、それはよく知った人だった。

音子「いらっしゃい!新市君!」

新市「お邪魔します。」


こちらは真辺 新市君。私の……彼氏なのです。
―――っ!うわ―――言っちゃったぁぁ!!!(照)

⏰:07/05/02 19:14 📱:SO903i 🆔:KInqWiN.


#393 [向日葵]
新市「コホッ……」

音子「……?風邪?大丈夫?」

新市「大丈夫。むせただけだから。それより明日どこに行く?」

そうなのです。
明日は付き合って初めての、そして人生初のデートなのです!!

音子「どこでもいいよっ!!どこでも楽しそうっ!」

新市「そっか。じゃあ公園でも行く?」

⏰:07/05/02 19:21 📱:SO903i 🆔:KInqWiN.


#394 [向日葵]
音子「…っうん!!」

バイトが終わり、いつもみたいに新市君は送ってくれた。

音子「いつもありがとう。じゃあまた後で電話するねっ♪」

新市「うん…。待ってる。」

そう言うと、新市君は私の頬を撫でた。

音子「……ぁ……っ」

心臓は全力で動く。
外まで響きそうなくらい音が鳴ってる。

新市君の顔が徐々に近づいてくる。
私はギュッと目を瞑る。

でも……

新市君の唇はおでこに当たる。

⏰:07/05/02 19:29 📱:SO903i 🆔:KInqWiN.


#395 [向日葵]
新市「おやすみ……」

新市君は帰って行った。
私はおでこを押さえながら後ろ姿を見届ける。

『おでこ……熱い……。でも……。』

新市君は口にはしない。
そりゃまだ一週間ほどしか経ってないけど……。

音子「私は…キスしたいなぁ……。」

…………ハッ!!!!

私はなんてことを呟いてんの!!
これじゃただのスケベじゃない!!

……とりあえず家に入ろう……。

⏰:07/05/02 21:36 📱:SO903i 🆔:KInqWiN.


#396 [向日葵]
―――……次の日

ピピピピ

携帯のアラームで目が覚める。

モゾッ

音子「ん〜…朝ぁ……?今何時……。っ?!?!えぇ!!!!!」

時間を見るともう11時半。約束は喫茶店前に11時。

音子「いやぁぁぁ!!!遅刻―――!!!!」

初めてのデートが遅刻…。これは思い出に残りそうな……って言ってる場合じゃない!!!

⏰:07/05/02 23:42 📱:SO903i 🆔:KInqWiN.


#397 [向日葵]
あ!そーだメール!!いやここは電話か!!

パカッ!

音子「あっ…あれ?」

30分も遅刻してるのに、新市君からのメールや電話がなかった。

センターに問い合わせてみてもメールは無くて、もしかしたら新市君も遅れてるのかな?と考えた。

とりあえず着替えて化粧をして、喫茶店に出ることにした。

『今日は公園で何するのかなぁ〜♪……あ!こーゆー場合って…私、お弁当作るべき……?』

⏰:07/05/03 00:04 📱:SO903i 🆔:WfkdcBro


#398 [向日葵]
だ、だって起きた時間が時間だし……
ましてやそんなこと考えてもなかったよ……。

とか考えてると喫茶店に到着。
やっぱり新市君は来てない。

『あれ……?』

もう一度携帯を確認。
センターも確認。

やっぱり何も来ていない。

『電話してみようかなぁ。』

ピッ ピッ
プルルルルル プルルルルル プルル…ガチャ

⏰:07/05/03 00:12 📱:SO903i 🆔:WfkdcBro


#399 [向日葵]
音子「あ!新い」

新市「ゴホッ!!ゲホゲホゲホ!ゥゴホッゴホゴホ!!!!ね……ハァ…音子……ハァハァ」

聞こえてきたのは苦しそうな咳と荒い息遣い。

音子「し、新市君?大丈夫?!」

新市「ゴ…ケホ……ゴメン。ちょっと体だるくて遅刻しちゃった……。今から行くから……。」

そういえば、昨日から少し咳してた…。
間違いない。風邪ひいてたんだ。

音子「今日のデートはやめよう?またいつか出来るんだから…。」

⏰:07/05/03 00:18 📱:SO903i 🆔:WfkdcBro


#400 [向日葵]
新市「ハァ……ダメ…だよ……。」

音子「ダメじゃない!!その代わり、住所教えて!!」

新市「ケホケホ……。なん、で……ハァハァ…。」

音子「決まってるじゃない。看病しに行くの!」

『じゃなきゃ心配だよ……。』

確か新市君は一人暮らしだって前に言ってた。
それなら尚更辛いハズ。

新市「ハァ…喫茶店……の真ん前の道……を、真っ直ぐ行って…ケホ……。2つ目の角を右……。」

⏰:07/05/03 00:23 📱:SO903i 🆔:WfkdcBro


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