恋愛喫茶店
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#41 [向日葵]
勢いよく立ったせいで足をくじいてしまった。
留衣「危ない!」
睦月君は転びそうになる私を抱きとめた。
ドキ……
そう思ったのも束の間……
バシャァァァァァァン……
睦月君も支えきれず池に落下。
幸い池の水はキレイだったし、魚とかの生き物もいなかった。
:07/04/15 22:03
:SO903i
:xam6cI0Q
#42 [向日葵]
睦月「ぷはっ!大丈夫?!」
留衣「ゴホゴホッ!だっじょっ…ぶっ」
すると睦月君は顔にくっついてる髪の毛を取ってくれた。
彼の指が私の頬に触れる。彼の手は夏なのに驚くほど冷たかった。
だけど私はドキドキした。
留衣「好き……。」
とっさに出た言葉だった。
:07/04/15 22:13
:SO903i
:xam6cI0Q
#43 [向日葵]
私は自分でもびっくりした。だって今、しかもこんな状態で言うなんて。
留衣「あ、あの!違うの!!いや、違うことはないんだけどその……っ!」
わたわたしていると、彼の冷たい手が私の顔を包んだ……と思うと。
留衣「……っ」
睦月君の唇が、私の唇に触れた。
しばらくして離れると、先に睦月君は池からあがって私に手を差し伸ばしてくれた。
私はつかまり、ようやく池から出た。
:07/04/15 22:23
:SO903i
:xam6cI0Q
#44 [向日葵]
:07/04/15 22:24
:SO903i
:xam6cI0Q
#45 [向日葵]
栄「留衣?!ちょ、アンタなんでびしょ濡れなんだよー!」
留衣「池に落ちた…。シャワー浴びてくる……。」
栄「え?ちょっと留衣!!」
バタン
私はドアにもたれてズルズルと崩れた。
まだドキドキしてる。
初めてのキスは池の中。
もっとロマンチックなシチュエーションを考えていたけど……。
:07/04/16 20:56
:SO903i
:nxf9zRwU
#46 [向日葵]
『充分だよ……。』
今日は眠れないかもしれない……。
―――……
留衣「はくしょん!」
栄「やだアンタ風邪ひいた?」
留衣「大丈夫。くしゃみしただけだから!」
今日は最終日。
睦月君ご期待の湖を見に行く日なのです!
:07/04/16 20:59
:SO903i
:nxf9zRwU
#47 [向日葵]
生徒「ここかー幽霊が出る泉ー!」
湖の近くでは立ち入り禁止の立て札があった。
留衣「違うよ!天国に行ける湖!」
生徒「えーホントー?」
生徒「あ、ねぇねぇ!!あっちなんかあるよー」
バタバタバタ……
栄「何ムキになってんの?」
留衣「だって睦月君……」
ハッ!
言ってしまったっ!!
栄「え?睦月ってアンタ……」
留衣「違う!そんなこと言ってない!!……あ、なんか天国に手紙が書けるんだって!ぃっ行こう!」
栄「ちょっとる……」
私は栄ちゃんから逃げるようにその場を去った。
:07/04/16 21:11
:SO903i
:nxf9zRwU
#48 [向日葵]
留衣『あの…南 睦月のこと……?』
・・・・・・・・・・・
留衣「これで…よし!!」
天国に手紙を書くコーナーで、私は小さい頃に亡くなったおじいちゃんに手紙を書いた。
留衣「これを、水に浸して溶かす……っと。」
睦月「おじいちゃんに?」
留衣「わ!む、むむむむ睦月君!!!!」
昨日の今日なので目が合わせられない。
なんとか話題をと、この手紙の事を聞いた。
:07/04/16 21:16
:SO903i
:nxf9zRwU
#49 [向日葵]
訂正
一番上
留衣『』×
栄『』○
############
留衣「む、睦月君は誰かに書いた?」
睦月「ううん。死んだ人いないから…。」
寂しそうに言う睦月君に疑問を感じたので「どうしたの?」と聞こうとした時。
栄「留衣!!」
『!!ヤバイ!!バレちゃった!!』
:07/04/16 21:20
:SO903i
:nxf9zRwU
#50 [向日葵]
幸い周りには人がいなくて、気づいていたのは栄ちゃんだけだった。
留衣「あ、あのね栄ちゃん!こちらはっ」
栄「こちら?」
栄ちゃんは眉を寄せていぶかしんだ。
留衣「栄ちゃん?」
栄「留衣……アンタ……
誰のこと言ってんの?」
:07/04/16 21:42
:SO903i
:nxf9zRwU
#51 [向日葵]
私は頭が真っ白になった。
え?だって誰って……
私は睦月君の方を見た。
睦月君は無表情に栄ちゃんを見ていた。
留衣「睦月君……」
栄「留衣聞いて?南睦月は、ついこの間電車事故で死んじゃったじゃない!!」
栄ちゃんは私の肩を持って体を揺する。
その瞬間色々なことのつじつまが合ってきた。
:07/04/16 21:46
:SO903i
:nxf9zRwU
#52 [向日葵]
睦月君と会うのは人が居ない時で、しかも睦月君は自分とのことは内緒だと言った。
しかも睦月君が友達と一緒にいるとこだって見たこと無い。
そして何故か、例の湖のことを詳しかった。
栄「だから南がここにいるのはおかしいのよ?!アンタは、誰と話しているの?!」
留衣「だっ……て……」
ここにホラ……いるじゃ……
:07/04/16 21:50
:SO903i
:nxf9zRwU
#53 [向日葵]
すると睦月君は悲しそうな顔をして笑った。
睦月「あぁあ…バレちゃったね……。」
すると睦月君はスゥッと消えてしまった。
留衣「やだ!!睦月君!!」
私は走った。後ろで栄ちゃんが叫んでいたけど、それより睦月君を追い掛けた。
湖にいると私は直感した。
立ち入り禁止の立て札なんか無視して、私は湖のほとりにたった。
:07/04/16 21:53
:SO903i
:nxf9zRwU
#54 [向日葵]
留衣「やだっ!睦月君!!どこに行っちゃったの?!」
泣き崩れると、なんだか気配がするので顔をあげると睦月君が宙に浮いていた。
睦月「留衣。ありがとう。俺、留衣がずっと好きだった。階段の、あの時から頑張り屋の留衣が大好きだったよ。」
私は涙を流して睦月君を見ることしか出来ず、手が届きそうなので服を掴もうとすると、空を掻いた。
:07/04/16 22:00
:SO903i
:nxf9zRwU
#55 [向日葵]
留衣「なん……で……やだ!!行かないでぇっ!!」
チリン
鈴の音がなった。
気付くと睦月君はあのお守りを持っていた。それには鈴がついていたのだ。
睦月「お揃い!」
するとさっきよりも睦月君は薄くなっていく。
留衣「! っ嫌!!私睦月君が大好きなの!!離れちゃやだ!!」
すると睦月君は空けた体で私を抱き締めた。
:07/04/16 22:04
:SO903i
:nxf9zRwU
#56 [向日葵]
昨日みたいな温かみはもうないし、向こうが見える。
あぁ……ホントにもう、ここにはいないのね。
昨日手が冷たかったのは、死んでるからだったのね。
睦月「いつも、留衣の幸せを祈ってる。だから、俺の分まで生きてね……。」
その言葉を最後に睦月君は天へと旅立って行った。
:07/04/16 22:07
:SO903i
:nxf9zRwU
#57 [向日葵]
留衣「――――っ!!」
私はしゃがみこんでほとりの草を掴んで、声を押し殺し泣いた。
――――……
あれから数年。
私はまたこの地を訪れた。
まったく変わらない景色。そして、あのコーナーに足を運ぶ。
留衣「……書けた…。」
チャプン
:07/04/16 22:09
:SO903i
:nxf9zRwU
#58 [向日葵]
「貴方は、天国で幸せに暮らしてますか?」
そしてやがて紙は溶けていった。
ずっとずっと、忘れないよ。
大好きな私の初恋の人……。
:07/04/16 22:11
:SO903i
:nxf9zRwU
#59 [向日葵]
:07/04/16 22:13
:SO903i
:nxf9zRwU
#60 [向日葵]
【空へ手紙】>>2-59
:07/04/16 23:06
:SO903i
:nxf9zRwU
#61 [向日葵]
:07/04/16 23:07
:SO903i
:nxf9zRwU
#62 [向日葵]
マスター「今日は暖かいですねぇ。暖かいと言えば久しぶりに会いたくはなりませんか?」
************
春になりました。
進級して私達も3年生に!
【きらきら〜番外編〜】
:07/04/17 09:25
:SO903i
:WpwLL5hk
#63 [向日葵]
友姫「え?!みんな同じクラス!!」
クラス表を指差しながら私は声をあげた。
そのせいで何人か私に視線を向けた。
律「あ、いたいた。ゆーきー!!」
後ろで秋帆と律が立っていた。
友姫「すごいね!!私達だけじゃなく佳苗ちゃんとか白月君とかも一緒!!」
「ついでに俺もな。」
後ろを振り向くと私の大好きな人が。
友姫「珊瑚君!!」
:07/04/17 09:29
:SO903i
:WpwLL5hk
#64 [向日葵]
珊瑚「ここまで揃うと驚く。」
珊瑚君は私の大切な人で、現在はお付き合いをしています。(詳しくは「きらきら」まで!)
ガバッ
千歳「律ー!うぃっすー!!」
律の背後から千歳君登場。そして律にくっつく。
律「あっつ苦しいからやめて!!」
千歳「相変わらずつれないねぇー。で、デートの場所決まった?」
一同「デートォォォ?!」
:07/04/17 09:33
:SO903i
:WpwLL5hk
#65 [向日葵]
ことを返せば約2日前のことだったらしい。
千歳「付き合うことになったんだし、どっか行こうってなったんだよ。」
白月君と佳苗ちゃんも合流して、私達は千歳君の話に耳を傾けていた。
千歳「そしたら俺が選ぶとこ全部嫌って言うんだよ。」
律「水族館やら遊園地やらんな寒いとこ行けるか!!」
『いや結構定番だと思うけど……。』
:07/04/17 09:37
:SO903i
:WpwLL5hk
#66 [向日葵]
珊瑚「じゃあ石垣はどこがいいんだよ。」
律は珊瑚君の質問を受け、うーんと頭をひねりだした。
律「雑貨屋巡りとか?まぁ買い物でいい。」
佳苗「初デートなら遊園地とか盛り上がるとこ行こうよ!」
みんな佳苗ちゃんの意見に賛成。「うんうん」と首を縦に振った。
律「そーゆーあからさまにデートスポットみたいなトコは嫌いなんだよー……」
:07/04/17 09:42
:SO903i
:WpwLL5hk
#67 [向日葵]
暁「じゃあ皆で行くのは?!」
白月君の唐突な答えに皆目が点。
暁「だってクラスだってせっかく一緒になったんだからさー!!ちょっとした親睦会も兼ねてどうよ!!」
秋帆「じゃあ私の彼氏も誘っていぃ?!?!」
と秋帆と白月君意気投合。佳苗ちゃんも賛成した。
珊瑚「友姫は?どうする?」
友姫「え?別にいいけどー…。」
:07/04/17 09:47
:SO903i
:WpwLL5hk
#68 [向日葵]
視線を千歳君に向けると、千歳君はニカッと笑った。
千歳「俺は別にいいから。」
その声が若干へこんでいたのは気のせいではないだろう。
『ホントは2人でお出かけしたかったんだろうなぁ……。』
・・・・・・・・・・・・
校長「―――なのでー皆さんにはー…」
名前の順に並んでみんな整列…が普通ですが、3年にもなると皆友達と喋るために席移動。(もちろん出席確認が済んでから。)
:07/04/17 09:52
:SO903i
:WpwLL5hk
#69 [向日葵]
なので、私達は固まって出掛ける場所を小声で決めていた。
白月「で、遊園地or水族館どっち?」
律「え?いつの間に私の嫌いな2つになったの?」
千歳「律がどっちも拒否するから逆に?みたいな。」
律「分かんない。逆にの意味が分かんない。」
とりあえず抗議する律を半ば無視して、私達は話を進める。
:07/04/17 09:56
:SO903i
:WpwLL5hk
#70 [向日葵]
:07/04/17 09:56
:SO903i
:WpwLL5hk
#71 [奈津歩]
きらきらを読みたいんですがどこにあるか分からなくて教えてもらえませんか??。・゚(p'д`。@[涙]q
:07/04/17 15:43
:D902iS
:☆☆☆
#72 [向日葵]
:07/04/17 19:23
:SO903i
:WpwLL5hk
#73 [向日葵]
佳苗「私遊園地がいいなぁ!!コーヒーカップぐるんぐるん回したい!!」
秋帆「私は水族館がいいなぁ〜。イルカのショーみたいし♪」
ここで二手に別れる。多分白月君は佳苗ちゃんの方に回るだろうし、秋帆の彼氏も然りだろう。
律に至っては両方拒否。
千歳君は律に従うから迷ってる。
私と珊瑚君は皆に合わせようと思ってる。
というわけで、公平にじゃんけんで。
:07/04/17 20:12
:SO903i
:WpwLL5hk
#74 [向日葵]
秋帆・佳苗「じゃーんけーんぽんっ!あーいこーで……」
結果。
秋帆「やったぁー!水族館☆!!」
となりました。
暁「じゃあ明日の土曜日10時に水族館前なぁ!」
一同「はーい!!」
――…
友姫「でも水族館って何年ぶりだろー。小さい頃行ったまんまだぁ。」
:07/04/17 20:16
:SO903i
:WpwLL5hk
#75 [向日葵]
いつものように図書室の秘密の場所でのんびりしている。最近は温かいので窓からの風が心地良かった。
珊瑚「水族館は結構好きだから弟連れてよく行ってたな。」
古い本を見ながら珊瑚君の後ろ姿を座って見ながら私は話を聞いた。
私も近くの本棚に手を伸ばしてパラパラと本を見た。
珊瑚「そういえば、母さんが一度家に来いって言ってたぞ。」
友姫「え?なんで?」
珊瑚「まぁ、俺の一部になったお礼がしたいんじゃないか?」
:07/04/17 20:22
:SO903i
:WpwLL5hk
#76 [向日葵]
友姫「ハハ!変な言い方!」
珊瑚君は本を選び終わったらしく、本を持って私の隣に座った。
珊瑚君は一度命を落としかけて、血が足りなかった時、同じ血液型の私が輸血をしたのです。
友姫「明日楽しみだね!」
珊瑚「……そうだな。」
そう言って、珊瑚君は私の肩を抱きよせた。
珊瑚君にはずっとドキドキしっぱなしだな…。
:07/04/17 20:26
:SO903i
:WpwLL5hk
#77 [向日葵]
次の日
秋帆「おっはよーぅ!!」
?「ども…。」
秋帆の隣には彼氏と思われる男の子。
なんだか穏やかでやさしそうな人だ。
秋帆「三浦 恵都(みうらけいと)君。A組なんだ!」
恵都「よろしく。」
その時フワッと笑った顔が、秋帆が好きになった理由の一つだと分かった。
すごく可愛かった。
:07/04/17 20:31
:SO903i
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#78 [向日葵]
佳苗「とりあえず中に入ろうっか?!」
私達は入場券を買ってから中に入った。
・・・・・・・・・・・・
友姫「うっわー……。」
中に入るとエスカレーターで上がる所が水中トンネルになっていた。
秋帆「手が真っ青に見えるー!」
佳苗「りっちゃん!楽しくない?!」
律「ぇっ……ウンまぁ……。」
:07/04/17 20:34
:SO903i
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#79 [向日葵]
やはり律は乗り気ではない。
千歳「律ー!もーちょっと楽しもうよ!せっかく皆で来てんだから!!」
律「わーかってるから黙ってて!!」
早くも2人の間に暗雲が垂れこむ……
それをハラハラしながら見守る私達……。
とりあえず最初のゾーンに到達。
暁「おーラッコだってよー!カメラカメラ!!」
と、一斉に携帯を取り出す一同。
:07/04/17 20:39
:SO903i
:WpwLL5hk
#80 [向日葵]
みんな、人混みの中必死にラッコの姿を写そうとする皆の後ろで、私と珊瑚君と律は待機。
友姫「珊瑚君ラッコ撮らなくていいの?」
珊瑚「俺がそんな愛らしいもんを必死に撮るガラだと思うか……?」
律「撮ってたら撮ってたらで腹抱えて笑ってるけどね…。」
『あれ?元気になったかな?』
:07/04/17 20:44
:SO903i
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