恋愛喫茶店
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#445 [向日葵]
と思った瞬間。

グイッ

世津「!!」

マスターが私を抱き寄せて守ってくれた。

『ひゃぁぁぁっ』

マスター「危ないですねぇ。世津さん。大丈夫ですか?」

世津「だ、だだ大丈夫ですっ…!」

それどころじゃない!!
目の前ではマスター広い胸板があって、大人らしい香水の香りが鼻をくすぐる。

⏰:07/05/05 10:51 📱:SO903i 🆔:YakLudVw


#446 [向日葵]
しかも自分の左肩には大きな手。

前に一回抱きしめられたことがあるものの、あの時は絶望の淵にいたから何にも気にしていなかった。

マスター「私も女性に道路側を歩かせてしまいました。すいません。」

と言って私の手を取って家側にやってくれた。

世津「あ、ありがとうマス……」

『あれ?そういえば…。』
マスターの名前を私は知らない。聞いたことがない。多分世衣すら知らないかもしれない。

⏰:07/05/05 10:55 📱:SO903i 🆔:YakLudVw


#447 [向日葵]
世津「ねぇマスター?」

マスター「ハイ?」

世津「マスターの名前は…なんて言うの?」

するとマスターは立ち止まりいつもの優しい笑顔が無くなってスッと表情を真顔になった。
そんな顔初めて見たから私は少し怖くなった。


マスターはゆっくりと元の穏やかな顔に戻って行った。

マスター「またいつか…教えますよ……。」

世津「はっ、……ハイ……。」

⏰:07/05/05 11:02 📱:SO903i 🆔:YakLudVw


#448 [向日葵]
「なんで」とは言えなかった。「聞かないで」と言われてる様で…。

世津「あ。着きましたんで…。ありがとうございました……。」

マスター「いいえ。ではおやすみなさい。」

マスターは来た道を引き返して行った。

世津「……マスター…。」

私はそのどこか孤独な背中を姿が見えなくなるまで見つめ続けた。

――――……

<文化祭当日>

沢山の人が訪れて、どこもかしこも満員状態。
特に喫茶店とかやってるクラスには人がごったかえしていた。

⏰:07/05/05 11:08 📱:SO903i 🆔:YakLudVw


#449 [向日葵]
私は見に来た人が悪戯して風船を割らないように湖穂と店番をしていた。

湖穂「すっごい人だねー!!老若男女勢揃い!!」

世津「他校からもいっぱい来てるねぇ。みんな情報が早いなぁ〜。」

とか言いながら私はマスターが来ると言うのでソワソワしていた。

慣れないことに髪の毛を可愛く湖穂に結んでもらった。

湖穂「誰かさんはいいわね〜彼氏が来るんだからぁ〜。」

とわざとらしくため息をつく湖穂。

⏰:07/05/05 11:15 📱:SO903i 🆔:YakLudVw


#450 [向日葵]
湖穂も年上の彼がいるらしいが、仕事があるからと言われたらしい。

世津「か、彼氏じゃないもん!!…………返事まだしてないし。」

湖穂「はあぁぁぁ?!まだ言ってないわけ?!何してんのアンタ!!いつまでも焦らすと、マスターさんも他の人んトコ行っちゃうよ?!」

世津「わ…わかって」

キャアァァァァ!!

いきなり廊下の向こう側から悲鳴。……と言うよりも歓声……?

⏰:07/05/05 11:20 📱:SO903i 🆔:YakLudVw


#451 [向日葵]
世津「な、何事?!」

湖穂「さぁ……。」

女子軍団に囲まれて、歓声を浴びている主が歩いてきた。

世津「マ、マスターァァァ!!!!」

私の叫び声を聞いて、マスターは私があげたパンフレットをパタンと閉めた。

マスター「あぁ世津さん。ここでしたか。」

マスターは白いシャツを腕捲りして、ボタンを少し開けていた。開けた所からネックレスがしてあった。
そして黒いズボン。
今日はメガネみたいなのをしていなかった。

⏰:07/05/05 11:27 📱:SO903i 🆔:YakLudVw


#452 [向日葵]
いたってシンプルな服装なのに色気があって、私も一緒にキャアァァァァ!!と言いたくなった。

湖穂は初めて見るマスターに惚れ惚れしていた。
そして一旦後ろを向いて

湖穂「こんなカッコイイんだったら早く返事しちゃいなさいよ!!」

と小声で言った。

そして元の位置に戻って自己紹介。

湖穂「はじめまして!世津の友達の湖穂です。」

マスター「ご丁寧にありがとうございます。私は喫茶店を営んでいます。マスターです。」

⏰:07/05/05 11:32 📱:SO903i 🆔:YakLudVw


#453 [向日葵]
『やっぱり名前言わないんだ……。』

とか思ってると丁度交代の時間になったので、湖穂と別れ、私達は一緒に校内を回ることにした。

・・・・・・・・・・

クラスの前を通る度、女の子達がざわめきだす。

世津「世衣の所にいきませんか?クレープやってるんですよ!!」

マスター「では案内お願い出来ますか?」

世津「ハイッ!」

私は女の子の視線が痛かった。なんか呪いの言葉が聞こえる気がするけど気のせいだよね!!

⏰:07/05/05 11:40 📱:SO903i 🆔:YakLudVw


#454 [向日葵]
 


外でも人がいっぱいだった。
軽快な音楽が流れていて、皆楽しそうだった。

あとで生徒が歌を歌ったり、ダンスを踊ったり、コントをしたりすり特設ステージもある。

私もそれなりにワクワクしてきた。

世衣「あ、せっちゃん!!マスターも!!」

人混みを掻き分けて、世衣がメイド服に近い恰好でやってきた。

⏰:07/05/05 11:47 📱:SO903i 🆔:YakLudVw


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