恋愛喫茶店
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#451 [向日葵]
世津「な、何事?!」
湖穂「さぁ……。」
女子軍団に囲まれて、歓声を浴びている主が歩いてきた。
世津「マ、マスターァァァ!!!!」
私の叫び声を聞いて、マスターは私があげたパンフレットをパタンと閉めた。
マスター「あぁ世津さん。ここでしたか。」
マスターは白いシャツを腕捲りして、ボタンを少し開けていた。開けた所からネックレスがしてあった。
そして黒いズボン。
今日はメガネみたいなのをしていなかった。
:07/05/05 11:27
:SO903i
:YakLudVw
#452 [向日葵]
いたってシンプルな服装なのに色気があって、私も一緒にキャアァァァァ!!と言いたくなった。
湖穂は初めて見るマスターに惚れ惚れしていた。
そして一旦後ろを向いて
湖穂「こんなカッコイイんだったら早く返事しちゃいなさいよ!!」
と小声で言った。
そして元の位置に戻って自己紹介。
湖穂「はじめまして!世津の友達の湖穂です。」
マスター「ご丁寧にありがとうございます。私は喫茶店を営んでいます。マスターです。」
:07/05/05 11:32
:SO903i
:YakLudVw
#453 [向日葵]
『やっぱり名前言わないんだ……。』
とか思ってると丁度交代の時間になったので、湖穂と別れ、私達は一緒に校内を回ることにした。
・・・・・・・・・・
クラスの前を通る度、女の子達がざわめきだす。
世津「世衣の所にいきませんか?クレープやってるんですよ!!」
マスター「では案内お願い出来ますか?」
世津「ハイッ!」
私は女の子の視線が痛かった。なんか呪いの言葉が聞こえる気がするけど気のせいだよね!!
:07/05/05 11:40
:SO903i
:YakLudVw
#454 [向日葵]
外でも人がいっぱいだった。
軽快な音楽が流れていて、皆楽しそうだった。
あとで生徒が歌を歌ったり、ダンスを踊ったり、コントをしたりすり特設ステージもある。
私もそれなりにワクワクしてきた。
世衣「あ、せっちゃん!!マスターも!!」
人混みを掻き分けて、世衣がメイド服に近い恰好でやってきた。
:07/05/05 11:47
:SO903i
:YakLudVw
#455 [向日葵]
マスター「可愛らしい恰好をなさってるんですね。」
世衣「エヘヘ!ありがとっ☆私のトコクレープ作ってるんです!!こっちこっち!!」
私達の手を引いて世衣は自分のクラスへと誘導していった。
その時、聞いてしまった……。
しばらく聞いていなかったから、油断していたんだ。
:07/05/05 11:51
:SO903i
:YakLudVw
#456 [向日葵]
「なぁんだ相模原妹の方だったか。」
「そりゃそうでしょ。姉の方ってなんか可愛げないじゃん?」
「双子なのにまったくタイプ違うよねー。妹の方が断然カワイイもん。」
一瞬足許が崩れそうになった。
あ、まただ…。しかも今度は女子。きっとマスターの事で妬んでいるんだ。
……そぅ妬んでいるのよ……。なら――――ヘコまなくていっか!!
:07/05/05 11:57
:SO903i
:YakLudVw
#457 [向日葵]
考えていてもやっぱりショックがある。
するとマスターがいきなり私の肩を抱いた。
世津「…?マスター?」
マスター「人にぶつかると危ないですから。」
そうにっこり笑って後ろをチラリと見た。
この時、私はマスターが陰口をたたいた女の子達を睨んだことは知らなかった。
・・・・・・・・・・
世衣「ハイ!どれにする?!」
世津「私バナナカスタード。」
マスター「じゃあ私はサラダで。」
:07/05/05 12:01
:SO903i
:YakLudVw
#458 [向日葵]
世衣「はぁい☆ちょっと待っててください♪」
世衣が注文を告げに言ったので店前で待つ。
世津「マスター。甘いものダメなんですか?」
マスター「嫌いではないですが、進んでは食べようと思いませんね。」
『あぁそうなんだ。覚えとこ…。』
とか考えているとクレープが出来上がった。
結構綺麗に作られている。
世衣「また来てねー!!」
とブンブン手を振っている世衣に手を振り返して私達はその場を離れた。
:07/05/05 12:07
:SO903i
:YakLudVw
#459 [向日葵]
さすがに人がいっぱいなので、どこかに避難することにした。
世津「空き教室が北校舎の3階に集中してるんでそこに行きませんか?」
マスター「大丈夫ですよ。この辺りで立ち止まりましょう。」
移動した場所は結構人気がいなくて体育館に続く階段もあったので、そこに座ることにした。
そしてクレープを一口。
世津「あ、美味しい。マスター美味しいですよ!」
マスター「そうですね。あ、世津さん失礼します。」
:07/05/05 12:16
:SO903i
:YakLudVw
#460 [向日葵]
マスターは私の口に手を伸ばし何かを拭き取った。
マスター「クス。カスタード。付いてましたよ。」
カアァァァァ!!!
カレカノ定番技!!(?)
世津「スイマセン!!ハンカチッ!」
急いでマスターの親指を拭く。
いつものマスターじゃないせいか、一緒にいるのがいつも以上にドキドキする。
マスター「そんなに拭かなくていいですよ。」
世津「あ、ハイ。もういいですよね…。」
:07/05/05 12:21
:SO903i
:YakLudVw
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