きみを送るA
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#397 []
「ゆうみちゃん!!」

俺は追い掛けようとした。が、

「ゆうみさんどうしたんでしょうか?急いで行かなければならない用事でもあったんですかね」

しれっとしながら言い放つコウ。

こいつ…鈍い?

⏰:07/05/25 18:26 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#398 []
「やっぱりあたしも帰るね。また今度!」

姫菜はコウの肩をポンッと叩き、言った。

「…そうですか……残念です……」

今度はほんまに残念そう!

「志乃くんもまたね」

また?

「…さいなら」

⏰:07/05/25 18:39 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#399 []
帰り際、姫菜は俺の手に何かを渡してきた。

「じゃーまたねー!」

姫菜が去り、俺はうなだれるコウと距離を置き姫菜が渡してきた何かを見た。

「………………」

名刺だ。
裏には携帯番号とアドレスが書いてある。

⏰:07/05/25 18:42 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#400 []
「…コウ…姫菜の携帯番号聞いたか?」

俺の質問に
コウは俺をギロリと睨んだ

「聞いてません」

「……そっか……」

俺だけ携帯番号聞いたなんて言えないなー。

は〜めんどくせ〜…。

⏰:07/05/25 18:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#401 []
俺は名刺をポケットに入れ、コウと並んで帰路についた。

「はあ…」

コウが悩ましげにため息をつく。

旬の事で…
こいつもまいってるんかな

「やはり姫菜さんは天使のような方でした」

その事かい!!

⏰:07/05/27 03:25 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#402 []
「どこが天使かわからん」

「どこが、ではなく彼女は全てが天使なんです」

ニコニコしながらコウが言った。

天使とは真逆なんですけど

「天使とは真逆なんですけど」

「…悪魔とでも言うんですか」

いやいや

「そこまではゆってない」

⏰:07/05/27 03:27 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#403 []
「小悪魔、ですかね」

小悪魔…?

「誰が」

「彼女が」

「彼女とは」

「姫菜さんが」

ないないないない

「ありえへん」

「でしょう?ならばやはり天使です」

あーりーえーねー!!

⏰:07/05/27 03:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#404 []
【第21章 悪魔記念日】

「志乃くん今日は飲みましょう」

家につくなり、コウが冷蔵庫からビールを取り出し言った。

おいおい
俺んちですよね

「今日はやけ酒です」

さいでっか〜。

「今日くらいいっか」

俺達は部屋に入りビールを開けた。

⏰:07/05/27 03:32 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#405 []
「かんぱ〜い」

缶ビールの鈍い音で乾杯し、俺達はグイッとビールを飲んだ。

「っく〜っ!!夏はビールうまいな〜」

「あなたは親父ですか」

「枝豆食いたない?」

「いいですね、持ってきて下さい」

「え?家にないで」

「………………」

⏰:07/05/27 03:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#406 []
「………………」

「ではなぜ言ったんです」

「食いたいと思ったから」

「でもないんでしょう」

「…ないけど……」

「………………」

「………………」

⏰:07/05/27 03:35 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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