【Devils×Night】
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#11 [オッズ]
という声が聞こえてきた。

聞こえてきたというよりは、頭のなかに響いてきたといったほうが正しいかもしれない。

何……?
誰か何か言った?

私は口だけ以上に小さい怪物のようなものをを思い出し、ぶるぶると震えた。

振り返ったら、怪物がいたりしちゃって!
それで食べられて……。

私は恐怖でなかなか体が動かなかったが、なんとか振り返った。

しかし、背後に何かいる様子はない。

⏰:07/04/29 08:17 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#12 [オッズ]
よかった……。

私は安心しつつ、辺りをキョロキョロと見渡したがやはり何もいないようだ。

じゃあ、あの声はなんだったんだろう?

不思議なことに声がしたということは覚えているが、なんと言っていたかは思い出すことができなかった。

まぁ、いっか。

私は再び歩きだそうとして、ふとゴミ捨て場に目が止まった。

ゴミ袋の山の上に、綺麗な人形が座っていたのだ。

すごく古そうなフランス人形のようだ。

⏰:07/04/29 08:34 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#13 [オッズ]
その人形を見たとたん、私は今までにない寒気と恐怖を感じた。

そして、それと同時にその人形にどうしても触りたいという欲求が私に襲い掛かったてきた。

私は欲求に勝つことができずに、鳥肌のたった手をそろそろとフランス人形の方にのばしていく。

『触りたい』ということ以外、何も考えられない。

心なしか人形は笑っているように見えたが、気にならなかった。

フランス人形まで数十センチと迫ったときだった。

「キャッ?!」

⏰:07/04/30 12:45 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#14 [オッズ]
一匹の赤い猫が、私と人形の間を飛ぶように横切ったのだ。

私はハッとして人形から手を遠ざける。

私……
なんで人形に触ろうとしてたんだろう?
頭が痛い……。

私は人形を見ないようにして、視線を猫の方に向けた。

猫はジッと私の方を見つめ、警戒しているようだ。
猫は私が今まで見た猫の中で一番可憐で、一番猫らしくないと思った。
普通の猫より一回りくらい大きくて、真っ赤な毛並みがなんとも美しい。

⏰:07/04/30 14:06 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#15 [オッズ]
私はそっと猫に触れる。

逃げてしまうかと思ったら、おとなしくしていてくれた。

驚くくらい毛並みはつややかで、ずっと触っていたいくらいだ。

「猫さん、ありがとう」

私はなんとなくお礼を言って、立ち上がった。

『助けてもらった』そんな気がしてならなかった。

私が立ち上がると、赤い猫は踊るような足取りで去っていく。

「ばーいばい!」

⏰:07/04/30 15:54 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#16 [オッズ]
猫を見送ってから、私もその場から離れる。

けっして人形を見ないようにして。

何故そうしたかはわからないけど……そうするべきだと感じた。


―――――――――…


放課後、私はまた同じゴミ捨て場の前を通ったが、人形はいなくなっていた。

回収されちゃった?

⏰:07/04/30 15:58 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#17 [オッズ]
私は人形がいなくなっていたことに安心していた。


「ただいまーっ!」

私はいろんな店をてんてんと回ったあと帰宅した。

「あれ…?どうかした?」

リビングに入った私は重苦しい空気にビックリした。

お父さん、お母さん、優太はテーブルを囲むように座っていて、黙ったまま、何かを見つめている。

テーブルのうえには白い紙が置かれていた。

⏰:07/04/30 16:04 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#18 [ヒナ]
気になる(・∀・)頑張って♪

⏰:07/04/30 16:09 📱:W44K 🆔:aqGdBM4o


#19 [オッズ]
どうやらみんなはその紙を見つめているようだ。

「お帰りなさい、千鶴」

お母さんはようやくそう言った。

「何?その紙」

私はテーブルのうえの紙を指差しながら聞いた。

「あぁ……、ちょっと変なことが書かれていてね。
ポストに入っていたんだ」

お父さんがそう答えた。
お父さんの顔は真っ青で、よくないことだということが安易にわかった。

⏰:07/04/30 16:09 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#20 [オッズ]

ヒナさん

ありがとう
ございます(*´ー`)
嬉しいです

⏰:07/04/30 16:11 📱:N700i 🆔:☆☆☆


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