【Devils×Night】
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#159 [オッズ]
「リリーは魔力に弱いんだ。だから、君に魔力が宿っていると知って、標的を弟に変えたのだ」
私に魔力……。
私に魔力なんかがあったから先に優太がやられた。
「ねぇ、私に魔力があるなら、優太たちを生き返らせることができる?」
キジは首を横に振った。
「魔力が弱すぎる。
しかし、僅かな魔力しかなくてもリリーには効果てきめんだ。
リリーは君に触れることはできない」
それってマジ?!
じゃあ、私は殺されないじゃん。
:07/05/26 21:23
:N700i
:☆☆☆
#160 [オッズ]
「殺されないわけではない。
生きているまま君を食べることはできないが、例えば包丁で君を刺し殺した後なら、君を食べることはできる」
キジは私の心の中を読み取ったらしく、そう答えた。
「つまり……、刃物とかそういうものを使えば、リリーも私を殺すことができて、私は死んじゃったら食べられちゃう?」
「そういうことだ」
げげ……。
刃物使えば殺されちゃうんだ。
「だけど、キジなら簡単にリリーをやつけられるでしょ?
私が弱くても問題ないよね?」
:07/05/26 21:28
:N700i
:☆☆☆
#161 [オッズ]
キジは私の質問には答えずにそっぽをむいた。
「残念ですが……キジ様はこの屋敷から出られないのです」
トラが申し訳なさそうに口を挟んだ。
うそ……。
うそでしょ?!
私一人でリリーと戦わなきゃいけないの?
無理……!絶対無理!
リリーの前に立ったら、身動きできなくなりそう。
「心配するな」
キジがぶっきら棒に言った。
「リリーはどんどん進化していっているが、まだ道具をうまく使うことはできないだろう。
殺される心配はない」
:07/05/26 21:33
:N700i
:☆☆☆
#162 [オッズ]
そんなの憶測でしょう?!
一人なんてやだよぉ!
私はトラを見たが、素早く目をそらされてしまった。
キジは私の心の声が聞こえているはずなのに、平然と無視している。
「それから、秘密道具をやろう」
キジはにんまりとして、私に向かって何かを投げた。
私は必死でそれをキャッチした。
「秘密道具って……」
キャッチしたものを見ると、それはすごく綺麗なネックレスだった。
:07/05/26 21:39
:N700i
:☆☆☆
#163 [オッズ]
古そうなものだけど、ネックレスに付いている宝石の輝きは素晴らしい。
「これ……?」
「それは僕が、人間だった頃のリリーに送ったものだ」
キジは愛しそうに私が手にしているネックレスを見つめた。
キジが……リリーに?
「ネックレスには膨大な魔力を入れておいた。
それをリリーの首にかければ、魂も人形もぼろぼろに崩れるはずだ」
ネックレスをリリーの首に……。
私にそんなことができるのかな?
:07/05/26 21:45
:N700i
:☆☆☆
#164 [オッズ]
でもやるしかない。
お父さん、お母さん、それに優太のためにも。
「わたかった。やる」
私は堂々とそう言った。
キジは静かにうなずく。
「……ねぇ、キジ?」
キジは金色に輝く美しい瞳で私を見つめた。
「あんたって何者っ?」
私はそう言ってにっこり笑った。
キジもにんまりと笑う。
「……魔法使いさ」
:07/05/26 21:50
:N700i
:☆☆☆
#165 [オッズ]
:07/05/26 21:52
:N700i
:☆☆☆
#166 [かナょ]
:07/05/26 22:37
:D902i
:☆☆☆
#167 [奈菜]
はまった…゜凵Kx
やばい文才ですね~
続きが楽しみですフ
:07/05/27 02:03
:W43H
:HjoWSds.
#168 [オッズ]
かナょさん
いつもかき
してくださって
本当にありがとお
ございます(・ωq`)

すごくすごく嬉しいです
おもしろいだなんて
光栄です(*。_。)

後少しなので
頑張りますね

:07/05/27 13:24
:N700i
:☆☆☆
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