新☆きらきら
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#671 [向日葵]
珊瑚「友姫?」

友姫「こ……ん。」

珊瑚「こん?狐の真似か?」

友姫「公園行こう!ううん行きたいなぁ!!もーすっごく我慢出来ないくらいにっ!!」

珊瑚君の腕を掴みながら熱弁する私。
分かってる。
演技がへたくそなことぐらい……っ(泣)

珊瑚「……。別にいいけど。ならここで待っててくれ。俺買わなきゃ行けない物があるから。」

友姫「?一緒に行くよ?」

珊瑚「いいからいろ。」

⏰:07/06/24 00:55 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#672 [向日葵]
そう言ってエスカレーターで下の買いに言ってしまった。

私はぽつんと1人で近くにあったイスに座る。

『なんの用事があったんだろう……。』

目の前にあるオモチャ屋さんの笛を吹いているうさぎさんに目を向けてしばらくポーッとしていた。

友姫「……。ハッ!!まさかっ!!」

確か下の階には本屋さんが……っ!
珊瑚君…私をココにいさせたってことは……っ!

大人向け雑誌を買うつもりでは!!

⏰:07/06/24 01:01 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#673 [向日葵]
だだだだだって、珊瑚君も立派な男の人……。

普通なら、こー…ベッドの下にあるものをお母さんが見つけてパニックになる様な物だって、この歳になれば1つや2つや5つや6つあるハズ!!

むしろ珊瑚君は持ってなさそうだから不思議なんだよ……っ!!

でも…でも……

友姫「そんなハレンチなぁぁっ!!!!」

珊瑚「おーい。そこのおかしな子。」

頭を抱えながら勢いよく立つと、いつの間にか帰って来ていた珊瑚君がいた。

⏰:07/06/24 01:05 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#674 [向日葵]
友姫「あ……お帰り……。雑誌は……。」

珊瑚「雑誌?何言ってんだ?ホラ、公園行くぞ。」

とりあえず見る限りでは、そーゆー系統の本は見当たらない。

ひとまず胸を撫で下ろした。

・・・・・・・・・・・・・・

公園につくと、子供達がキャイキャイ言ってはしゃいでいた。

そんなトコからは少し離れて、芝生が広がる広場に行く。

友姫「レジャーシート持って来たら転べるのになぁー。」

珊瑚「転べばいいだろ。蟻に上られてもいいなら。」

⏰:07/06/24 01:10 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#675 [向日葵]
意地悪を言う珊瑚君を軽く叩きながら広場にあるベンチに腰をかける。

友姫「なつかしいな。公園とか。小さい頃に地球儀回しすぎで気分悪くなっちゃったけど。」

珊瑚「フッ。友姫らしいな。」

青空に少しだけある雲を見つめる。

友姫「お弁当でも持ってきたら良かったかもねー。バドミントンとかも。」

珊瑚「友姫の脳内は平和だな。子供っぽいって言うか。」

友姫「やっぱり大人の女性が!!!!」

珊瑚「何言ってんだ?」

⏰:07/06/24 01:15 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#676 [向日葵]
確かに私の脳内は子供っぽいのかもしれない。

悲しい事にそれはもはやこの歳になって覆すことは出来なくなってしまった。
…………とほほ。

ならば大人の色気で頑張ってみるのはいかがだろう!

あ……。それ以前に私そんな色気持ってないや……。

そんな事を考えていると、コツンと軽く頭を叩かれた。

珊瑚「何考えてるか予想つくけど、多分今考えてる事は全部無駄だぞ。」

⏰:07/06/24 01:20 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#677 [向日葵]
『久々エスパ―――!!!!!』

友姫「今日の晩御飯考えてただけだもん!!あ、ブランコ空いてる!!珊瑚君、乗りに行こう!!」

無理矢理珊瑚君の手を引っ張ってブランコまで行く。

久々ブランコ。
小学生から少しは成長したのでなんだか小さく感じる。

漕ぎ始めると風が爽やかに髪を撫でる。
段々楽しくなってきて漕いで漕いで漕ぎまくる。

するとなんだかジェットコースターみたいな感覚に襲われる。
あのフワッとした感じ。

⏰:07/06/24 01:24 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#678 [向日葵]
『ちょっと恐いかも。』

停めようとする前に珊瑚君がブランコごと私の体を停めた。

珊瑚「お前その内飛ばされるぞ。」

友姫「そこまで不注意じゃないもん!」

私そこまで子供っぽいかなぁ……。

段々惨めになってきた。
無言でブランコから立ち上がり、スタスタと広場を通り過ぎる。

珊瑚「おい友姫!」

せっかくの珊瑚君の誕生日なのに……。
嫌な思いさせたくないのに……。

⏰:07/06/24 01:29 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#679 [向日葵]
でも足が止まらない。

どんどん広場を歩いて、日陰まで来る。

そこで珊瑚君に腕を掴まれた。

珊瑚「どうしたんだ。俺なんかしたか?馬鹿にしたことなら謝る。」

友姫「自分に嫌気がさしただけ!気にしないで。ちょっと気持ち落ち着かすから。」

日陰にある休憩所みたいな所で私は止まってイスに座った。
珊瑚君は隣で立っている。

友姫「子供っぽい自分が嫌。ただそれだけだよ。」

なんかヤダ。
これじゃなんかだだっこみたい。
スネてるだけだよ。

⏰:07/06/24 01:35 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#680 [向日葵]
ハァァ……

珊瑚君のため息を吐く音が聞こえた。
やっぱり珊瑚君も子供っぽいって思ってたんだ。

珊瑚君は私の前まで来て、しゃがみ、目線を合わせた。

珊瑚「アホ。」

パチン

おでこにデコピンされた。

珊瑚「俺は子供っぽいから嫌だなんて一言も言ってないぞ。」

私はおでこに手をやりながら珊瑚君を見る。

友姫「だってさっき……っ!」

⏰:07/06/24 01:39 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


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