新☆きらきら
最新 最初 全 
#738 [向日葵]
幼い頃、約束をしました。
誰かを遊びに誘う様な簡単な約束。
しかしそれは長いこと彼女を束縛し、苦しめていました。
その約束を信じていたからです。
でもやがてそれは願いとなり、1つの希望の光が差し込んだ時、叶いました。
真貴[なんでこの花が好きなんだ?]
真貴様、それは、真貴様が私に教えてくれたからですよ……。
でもあの時は、まだ照れ臭くて何も言えなかったんです。
:07/06/26 10:13
:SO903i
:uxBWNBHc
#739 [向日葵]
**bP5 転落**
最近頻繁に夢を見る。
しかもあまりよくない夢。そして同じ夢を。
大好きな笑顔を見せてくれる珊瑚君。
でも何故かその笑顔を向けてくれるのが誰だか分からない夢の中の私。
それがもどかしくて、いつも目覚めると涙が流れている。
友姫「……なんか、気持ち悪いなぁ……。」
しかも決まって起きるのは夜中。それからはしばらく寝る事が出来ない。
:07/06/26 10:18
:SO903i
:uxBWNBHc
#740 [向日葵]
:07/06/26 10:20
:SO903i
:uxBWNBHc
#741 [向日葵]
1階に降りて居間に行く。
今日は特別いつも以上に眠れなさそう。
居間のソファに座って窓を少しだけ開けて夜風に当たる。
夜の静けさって少し怖いけど落ち着く。
そしてなんか特別わくわくする。
蒸し暑いけど涼しい風が心地よく肌を撫でる。
ソファに体育座りで座った私は夢について考えていた。
:07/06/26 12:39
:SO903i
:uxBWNBHc
#742 [向日葵]
なんであの夢を何度も見るんだろう。
しかもまだ鮮明に覚えている。
普通とっておき良い夢の方がいつまでも覚えている感じがするのに……。
また、目を閉じるのが怖い。目が覚めた時泣いて目覚めるのがなんだか疲れた。
珊瑚君……。
お願い。どこにも行かないで……。
「どうした?」
友姫「え。」
振り向くと、居間の入口で珊瑚君が立っていた。
:07/06/26 12:43
:SO903i
:uxBWNBHc
#743 [向日葵]
:07/06/27 16:48
:SO903i
:86v84V4w
#744 [向日葵]
無言で私の隣まで来ると、ソファに座って、一緒に夜風に当たった。
友姫「夢見が…悪くて……。」
窓から入る風で少しヒラヒラ揺れるカーテンを見つめながら私は答えた。
少しだけ、沈黙が流れる。
珊瑚「俺も…この頃同じ夢を見る。」
友姫「いい夢?」
珊瑚「…………。あんまり良くない。」
どんな夢かは聞かなかった。聞くのが少し怖い気がしたから。
:07/06/28 09:34
:SO903i
:PgH5WvZU
#745 [向日葵]
珊瑚君は立ち上がって台所まで歩いて行く。
水道水をコップに入れているらしい。
飲むんだろう。
そしてまた私の隣にやって来て、目の前にある机に水を入れたコップを置いた。
珊瑚「まぁ……所詮夢だけどな。」
私は無言で頷くと、珊瑚君は水を一口飲んだ。
ゴクッと飲み込む音が聞こえる。
珊瑚「また一緒にここで寝るか?」
珊瑚君を見ると、私の方を向いて少し微笑んでいた。
私は胸の中の不安が一気に吹っ飛んで、顔がほころんだ。
:07/06/28 09:39
:SO903i
:PgH5WvZU
#746 [向日葵]
友姫「うん。そうする。」
珊瑚君は立ち上がって私の頭をポンポンと叩いた。
そして自室へ行く。
被る物を持って来てくれるらしい。
私は嬉しくてウキウキしていた。
『…あ、そういえば……。』
ふと時計を見る。
静寂に休むことなくコチコチ動いている。
:07/06/28 09:42
:SO903i
:PgH5WvZU
#747 [向日葵]
現在2時半をまわった所だ。
今日は……私の生まれた日。
そんな事を思っていると、珊瑚君が手にタオルケットを持って戻って来た。
そして隣に座ると、手を広げて私が来るのを促した。迷う事なくその腕の中へ飛び込む。
珊瑚君の足の間に座ってもたれる。
そしてタオルケットで2人を包む。
暑くなんてない。
心地いい温かい体温。
タオルケットの中で珊瑚君は私を優しく抱き締める。
その腕に、安心する。
そして瞼に唇が触れた。
:07/06/28 09:49
:SO903i
:PgH5WvZU
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194