新☆きらきら
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#201 [向日葵]
私は頭を拭き続けながら様子がおかしい真貴を振り返り見る。
『まだ気まずいのかなぁ…。』
私はと言えば珊瑚君のおかげですっかり浄化されていた。
やった事は許されないことだけどね。
部屋に入ると机の上で携帯のランプがピカピカ光っていたので見てみると珊瑚君からだった。
<受信メール>
イトコ達来るのか?
<返信>
来るみたい

大勢行っちゃってゴメンネ^^;
:07/05/16 18:52
:SO903i
:ivm/9SRk
#202 [向日葵]
送信した後、私は服を探し始めた。
早くスカートを乾かさなければ明日履いて行く事ができない。
ヴーヴーヴー
パカッ
<受信メール>
わかった。
『返信しなくてもいいかな〜…。』
と思い携帯を閉じて着替える。
そして階段を降りて居間へ向かう。
母「はい友姫ちゃん。ご飯。」
母さんがホカホカのご飯を差し出す。
それを受け取りながら「もう少しすれば暫くこのご飯が食べれなくなるんだ」と思うと、少し切なくなった。
:07/05/16 18:59
:SO903i
:ivm/9SRk
#203 [向日葵]
ご飯を食べ終えて、母さんの洗い物の手伝いをする。
私は洗った物を乾燥機に入れる係。
母「一応仕送りはするつもりだからちゃんと珊瑚君のお母さんに渡してね。」
友姫「ウン。わかってる。」
すると母さんの手の動きが止まる。
友姫「母さ…」
と母さんを見ると目に涙をいっぱい溜めてウルウルしていた。
:07/05/16 19:04
:SO903i
:ivm/9SRk
#204 [向日葵]
友姫「え?!どうしたの!」
母「お母さんのこと忘れないでね…っ!」
んな今生の別れみたいな……(笑)
エプロンで涙を拭くとまた洗い物を再会。
親からしたら、たった一人の子供の私を置いて行くのは辛いのかもしれないなぁ……。
##############
時は早いもので、母さん達が行く日が来た。
今日は日曜。
母さん達の見送りが済んだら、私達は珊瑚君宅へ引越しなのだ。
:07/05/16 19:08
:SO903i
:ivm/9SRk
#205 [向日葵]
珊瑚君もお見送りに来てくれている。
家から空港まではタクシーで行く。
大抵の荷物はもう送ってしまった。
父「じゃあ行って来るな。」
母「たまには連絡してね!!」
また母さんは涙をボロボロと流す。
それを父さんがなだめる。
バタン
タクシーに乗り込んで、中から2人が手を振る。
私も「元気でね」と言って振り返す。
:07/05/16 19:12
:SO903i
:ivm/9SRk
#206 [向日葵]
そして別れが済むと、タクシーは出発してしまった。
タクシーが見えなくなるまで見届ける。
珊瑚君は軽くお辞儀をしていた。
結女「お姉ちゃん。そろそろ用意しよっか。」
友姫「そうね……。」
:07/05/16 19:15
:SO903i
:ivm/9SRk
#207 [
]
:07/05/16 21:40
:N902i
:☆☆☆
#208 [向日葵]
:07/05/16 21:49
:SO903i
:ivm/9SRk
#209 [
]
無理しないでさいね


体に気をつけてください(^^ゞぃつでもいいんで更新してください

笑

:07/05/16 21:53
:N902i
:☆☆☆
#210 [向日葵]
:07/05/16 22:15
:SO903i
:ivm/9SRk
#211 [向日葵]
あっという間の別れになんとなくとまどいながらも、私達は家に戻った。
珊瑚「荷物の方はどうだ?」
友姫「家具とかは引越し屋さんに頼んだから後は自分達の手で持てるだけの量だよ。」
その時、先に言ってる真貴と目があった。
真貴[友姫姉が好きだよ……。]
そういえば告白されてたんだっけ……。
それすら忘れそうになっていた。
私はそれを考えると気まずくなり、押し黙ってしまった。
:07/05/17 00:15
:SO903i
:CeLsVQJc
#212 [向日葵]
その様子に気付いた珊瑚君はふぅと息をついた。
珊瑚「友姫。」
友姫「何…え?!ちょ、止め、キャハハハハハ!!!!」
いきなり珊瑚君が私の脇腹をくすぐってきた。
私は我慢出来ず大声で笑う。
友姫「イヤァハハハハハ!!!!止めアハハハハ!!」
その様子を見て真貴が寄って来た。
真貴「お前何やってんだよ!止めろよ!!」
珊瑚「別にいいだろ。これくらい。」
:07/05/17 00:20
:SO903i
:CeLsVQJc
#213 [向日葵]
こそばし終わった私は息をゼーハー言わせていた。
な……なんでこんなことを……
結女「だ、大丈夫?お姉ちゃん。」
友姫「大丈夫ー…。大丈夫ー……。」
顔を上げると2人はまだ言い争っていた。
真貴もなんだかいつもの真貴に戻った様な気がする。
私はホッとして微笑んだ。結女もそんな私を見て微笑む。
やっぱり、困った時に助けをくれるのは珊瑚君しかいないんだなぁ……。
:07/05/17 00:24
:SO903i
:CeLsVQJc
#214 [向日葵]
・・・・・・・・・・・
部屋で用意が終わり、皆が家を出た。
私は鍵を閉め、少し家を見つめてから珊瑚君宅へ足を運んだ。
珊瑚「……寂しい?」
私は首を振る。
でも寂しくないと言えば嘘になる。
いつでも会えるんだからと思うのだが……
例えば、仲良い友達がクラス代えで別々のクラスになってしまった様な……
そんな気分。
結女「また、お掃除しに来るんでしょ?」
友姫「ウン。じゃないと埃まみれになっちゃうからね。」
:07/05/17 00:29
:SO903i
:CeLsVQJc
#215 [向日葵]
そして私達は、珊瑚家に到着。
これからお世話になる証として、門前で一度3人で礼。
そしていざ!お宅へ!!って1回行った事あるけどね……。
前の様に、おばさんが出てきて快く受け入れてくれた。
珊瑚母「いらっしゃい。これから少しの間だけどよろしくね!」
3人「よろしくお願いします!!」
ここで90゚直角お辞儀。
すると……
:07/05/17 00:34
:SO903i
:CeLsVQJc
#216 [向日葵]
汰樹「おねーちゃーん!」
友姫「汰樹君!」
プリッとした笑顔で汰樹君が来たのでハグ!をしてご挨拶。
ゴツンッ!
真貴「いって…何すんだよ!」
頭を派手にグーで殴られた真貴は珊瑚に抗議の目を向ける。
珊瑚「子供相手に妬くな…。しかも俺の弟だぞ。」
真貴「人の事言える立場かよ…。」
頭をさすりながら呟く真貴。残念ながら2人の会話は友姫達には聞こえていなかった。
:07/05/17 00:40
:SO903i
:CeLsVQJc
#217 [向日葵]
**************
すいません…
激しく眠いんで寝ます……
ホント亀ですいません……


感想よければください


:07/05/17 00:41
:SO903i
:CeLsVQJc
#218 [向日葵]
:07/05/17 00:48
:SO903i
:CeLsVQJc
#219 [向日葵]
汰樹「お姉ちゃん、やっぱりお兄ちゃんのおよめさんになるのー?」
友姫「…へ?」
カアァァァ
顔が赤くなる。
確かにこの年で、しかも前珊瑚君が私を「大事な人」と称している為単純に考えたらそう言う風にとってもおかしくはないだろう。
しかし横から真貴がやって来て汰樹君の頭を撫でながら
真貴「違うよー。お世話になるだけだからー。」
と言った。
汰樹君はふぅーん。と答えて私をまた見る。
:07/05/17 09:38
:SO903i
:CeLsVQJc
#220 [向日葵]
汰樹「じゃあお兄ちゃんのおよめさんになって!!」
真貴「駄目―――っ!!!!」
珊瑚「お前が言うな。汰樹、お姉ちゃんは忙しいから後でな。」
汰樹君はもう一回ギューッと抱きしめてまたね!と言って私から離れた。
階段を上がっていくつかの部屋があった。
ドアが開けられていて見慣れた部屋が見えた。
珊瑚君の部屋だ。
珊瑚「さてと。部屋割りを決めたいんだが、どうする?」
:07/05/17 09:48
:SO903i
:CeLsVQJc
#221 [向日葵]
結女「どうするって…。」
真貴「何が?」
珊瑚「男女で分かれるか、友姫と俺。んで双子で分かれ」
真貴「男女!」
言い終える前に真貴が決めた。
私はどっちでも良かったが、珊瑚君と同じ部屋はきっと口から心臓が飛び出す思いが毎日続くだろう。
珊瑚「友姫達はそれでいいか?」
結女「いいです!」
友姫「私も。」
:07/05/17 09:52
:SO903i
:CeLsVQJc
#222 [向日葵]
と言う訳で……
真貴は珊瑚君の部屋に。
私達はその隣の部屋にお世話になることになった。
結女は「ワーイ!」とはしゃぎながら部屋を見渡したり窓を開けてみたりしたが、私は珊瑚君の部屋側の壁を見つめて、心配をしていた。
『あの2人……大丈夫なのかなぁ…。』
・・・・・隣の部屋にて
珊瑚「まぁ適当に使ってもいいが、汚したら承知しないぞ。」
真貴「女みてぇなこと言うなよ……。」
:07/05/17 09:56
:SO903i
:CeLsVQJc
#223 [向日葵]
荷物をそこらに置きながら真貴は呟く。
珊瑚はバタバタするだろうと言うことを考えて窓を全開した。
爽やかな風が入ってくる。
真貴「なぁ…。アンタ……。」
珊瑚「珊瑚でいい。」
真貴「さ…、珊瑚。お前いつから友姫姉が好きなんだ?」
珊瑚はしばらく考えてから「去年の冬」と答えた。
真貴は珊瑚を睨みながら話を続ける。
真貴「俺は、お前が現れるずっと前から友姫姉が好きなんだ。だからいい気になんなよっ!」
珊瑚は真貴が何を言いたいのかさっぱり分からなかった。
首を捻る珊瑚に対して、真貴はメラメラと対抗心の炎を燃やしていた。
:07/05/17 10:03
:SO903i
:CeLsVQJc
#224 [向日葵]
珊瑚「なんなんだ……。」
真貴「前の事は絶対やっちゃいけないことだし、あれで俺は株が落ちたと思う。」
「でも」と真貴は続ける。珊瑚はそれを黙って見ていた。
真貴「絶対諦めない!いつかお前から友姫姉を奪う!!」
宣戦布告。と言わんばかりに珊瑚に眼光を向ける。
まともにそれを受けながらも、珊瑚は感情がない冷たい目で真貴を見返す。
珊瑚「やってみろよ。」
珊瑚は壁にもたれながら腕組みをした。
珊瑚「そんな事無理だって証明してやるから。」
:07/05/17 10:08
:SO903i
:CeLsVQJc
#225 [向日葵]
真貴は珊瑚から目をそらさない。
むしろ挑戦するオーラが漂っている。
真貴「望むとこだ。」
珊瑚「まぁ精々頑張れや。」
ニヤッと笑う珊瑚と同じ様に真貴も笑う。
真貴「後悔してもしんねぇーからな。」
「しねぇーよ」と答えて珊瑚は部屋を出ていき、階段を降りた。
友姫「おばさん。部屋大体片付けが終わりました。」
下に行くと友姫が居間にいた。
:07/05/17 10:12
:SO903i
:CeLsVQJc
#226 [向日葵]
珊瑚母「ご苦労様!友姫ちゃん、おばさんじゃなくてお母さんって呼んでいいのよ!」
友姫「え?でも。」
珊瑚母「だって将来の娘なんですものー!」
珊瑚『またその話か……。』
友姫は絶対呼ばないだろう。それほどの未来の事なんて想像してないだろうから。
俺は……結構考えてたり……するんだがな……。
友姫「……じゃ、じゃあお母さん。」
:07/05/17 10:16
:SO903i
:CeLsVQJc
#227 [向日葵]
:07/05/17 10:16
:SO903i
:CeLsVQJc
#228 [向日葵]
珊瑚は耳を疑った…。
え……今なんて……
珊瑚母「きゃー!嬉しい!!…あら珊瑚いたの?」
友姫「あ、珊瑚君。どうしたの?なんか嬉しそうだね。」
知らず知らずに珊瑚は微笑んでいた。
分かってる。
友姫のことだから
深い意味なんて考えていないだろうし
ただそう呼んだ方がいいと思ったから呼んだんだろう。
:07/05/17 22:01
:SO903i
:CeLsVQJc
#229 [向日葵]
でも
それでもなんだか
意思が通じあった気がして……
友姫も俺と同じ事を考えてくれてる気がして……
それがすごく嬉しくて
珊瑚「何でもない……。」
友姫を
ずっと離したくないと
更に思わせたんだ。
・・・・・・・・・・・・
結女「どーゆー心境?」
珊瑚の部屋に結女がやって来た。
:07/05/17 22:11
:SO903i
:CeLsVQJc
#230 [向日葵]
荷物整理をしながら真貴は結女と喋る。
真貴「どーもこーもねぇよ。ただ勝ちたいだけだ。」
結女「……。」
真貴「まぁ。そんな事、結女にはわからないよな。」
と鼻で笑い、荷物整理を続けた。
しかし手を進めながら異変に気づく。
結女が何も言い返してこない。
ただドアのヘリに持たれて目の前を見つめている。
真貴「……?オイゆ」
結女「いるよ。好きな人。」
:07/05/17 22:15
:SO903i
:CeLsVQJc
#231 [向日葵]
真貴「え……。」
結女は笑っているものの、悲しい雰囲気が漂っていた。
結女「私は……先生が好き。坂本先生が……好きなの。」
坂本先生と言えば、学校で人気の若い先生だ。
とは言え……まさか教師…っ!
真貴「は?!お前バカか!!冗談もほどほどに…」
ピクッ
結女「冗談?」
結女の顔が一気に怒りに満ちる。
普段おっとりしてる結女が中々見せない表情だ。
:07/05/17 22:20
:SO903i
:CeLsVQJc
#232 [向日葵]
結女「自分はそうやって取られて怒ってたくせに!同じ様な事言わないでよ!!」
その言葉を聞いて、半信半疑だった真貴は結女が本気だと言うことに気づいた。
真貴「ゴメン…。でも教師なんて絶対無理だろ!!」
結女「無理だから諦めろ?……そんなの真貴だって同じじゃない!!」
真貴はハッとする。
気付きたくなかった。
だってあの友姫姉があんな幸せそうに笑うのを初めて見た。
:07/05/17 22:25
:SO903i
:CeLsVQJc
#233 [向日葵]
無理だって、ホントはわかってる……
でも
真貴「可能性が例え1%でも!俺は諦めない!!」
結女「ホラ見なさいよ。アタシだっておんなじよ。」
真貴「う……ゴメン……。」
友姫「真貴ー結女ー!降りてきなさーい!!」
その声に結女は「は〜い」と返事し、部屋を出かける。
結女「アタシはお姉ちゃんが好きだから、真貴を応援しない。……でも健闘なら祈るから。」
:07/05/17 22:29
:SO903i
:CeLsVQJc
#234 [向日葵]
それだけを言って階段を降りた。
部屋に残された真貴は自分の言葉を思い返していた。
[1%]……。
なんて虚しい数字。
でも…それでも…
簡単に諦めたり……出来ないから。
真貴は階段を降りて、居間へと向かった。
するとテーブルの上にホールのケーキが置いてあった。
珊瑚の母が用意したらしい。
:07/05/17 22:33
:SO903i
:CeLsVQJc
#235 [向日葵]
友姫は入り口で立ち止まっている真貴を見つけると早くおいでよと笑顔で手招きしてくれた。
その笑顔を見て真貴は思う。
真貴『絶対…見てろよ!!』
:07/05/17 22:34
:SO903i
:CeLsVQJc
#236 [向日葵]
:07/05/17 22:35
:SO903i
:CeLsVQJc
#237 [向日葵]
:07/05/17 22:36
:SO903i
:CeLsVQJc
#238 [向日葵]
**bT 衝撃**
ヴーン ヴーン
『あ、携帯のバイブ…起きなきゃ……。』
夢の世界から現実へ引き戻された私は暗闇から光を入れる為に目を開く。
『……あれ?まだ夢?』
だってこんな部屋知らない。結女は相変わらず寝ている。
『模様替えでもしたっけ……。』
見慣れない部屋の見慣れないドアを開ける。
カチャ
カチャ
:07/05/18 01:00
:SO903i
:vKbedVXw
#239 [向日葵]
すると隣のドアも開いた。
珊瑚「うす。フッ。まだ寝足りない顔だな。」
友姫「さっ……!!!!」
そうだ思い出した!!
ここは珊瑚君宅!
昨日からお世話になってるんだった!!
自分の身なりを考えたら一気に恥ずかしくなって、髪の毛をザカザカと整えた。
友姫「お、おはよう!!」
珊瑚「朝ごはん、出来てるだろうから食いに行くぞ。」
友姫「う、うん…っ!」
:07/05/18 01:04
:SO903i
:vKbedVXw
#240 [向日葵]
お互いがパジャマだなんて何だか不思議な気分。
修学旅行の時はあくまでもジャージとトレーナーの組み合わせであったからパジャマではないのだ。
下へ降りると甘いいい香りがした。
珊瑚母「おはよう友姫ちゃん!」
友姫「あ、おはようございます!」
お母さんは何か焼いているようだった。
この香りからして大体はわかる。
珊瑚母「はぁい。ホットケーキ!朝から大丈夫かしら?」
:07/05/18 01:08
:SO903i
:vKbedVXw
#241 [向日葵]
目の前に置かれたのは、キレイに焼けたホットケーキ2枚とメープルシロップ。それに紅茶。
私はどっちかと言うと朝は和食なんだが、ホットケーキのいい香りがナイフとフォークを握らせる。
友姫「いただきます!」
一口、口に入れればフワフワの食感とメープルシロップの甘い香りが拡がって、幸せな気分にさせる。
珊瑚「友姫バターいらないのか?」
と言いながら珊瑚君はバターとメープルでホットケーキを食べる。
:07/05/18 01:13
:SO903i
:vKbedVXw
#242 [向日葵]
友姫「んー…。それで食べた事はないけど……挑戦してみる!」
と言い二口目。
これまたなんとも言えない美味しさが口に広がる。
優雅な朝ごはんを終えて私達はまた部屋に戻る。
5月にも入り、大分暖かくなったのでそろそろブレザーはいらないかもしれない。
カチャ
結女「あ、お姉ちゃん。おはよー。」
部屋に入ると結女は既に起きていた。
:07/05/18 01:17
:SO903i
:vKbedVXw
#243 [向日葵]
友姫「おはよう。下でお母さんがご飯用意してくれてるからよばれてきなさい。」
結女「ねぇ…。お姉ちゃん……。」
結女は神妙な面持ちで私に話しかけてきた。
友姫「ん?何?」
結女「……。んーん。何でもない!食べてくるね♪」
友姫「え?ウン……。」
バタン
『どうしたんだろう……。』
:07/05/18 01:21
:SO903i
:vKbedVXw
#244 [向日葵]
何か相談でもあったかな?でもそれならまた何か言ってくるだろう。
そう思い、私は制服に着替え今日の準備をした。
コンコン
友姫「?ハイ。」
珊瑚「今日の英語の訳、やったか?」
私は「あー…」っと言ってルーズリーフの紙をパラパラと見る。
友姫「やっ……てるけど、わかんないトコ飛ばしてる…。」
珊瑚「じゃあ学校で見せ合いしよ。俺もわかんないとこあるから。」
:07/05/18 01:27
:SO903i
:vKbedVXw
#245 [向日葵]
友姫「ウン!」
笑い合った後、珊瑚君はドアを閉めた。
これからこんな日々を送ると思うと…なんだか夢の様だった。
・・・・・・・・・・・・
珊瑚は顔を洗おうと下に降りようとすると、丁度結女が上がって来ていた。
しかし、その顔は少し青ざめた様にも見えた。
珊瑚「おい。…どうした?」
珊瑚の声に結女はハッとした。
:07/05/18 01:31
:SO903i
:vKbedVXw
#246 [向日葵]
:07/05/18 01:32
:SO903i
:vKbedVXw
#247 [向日葵]
結女「ぁ……いえ、何でもないです!低血圧なだけなんで!!」
そう言って足早に珊瑚の隣を通り過ぎて2階のトイレに入ってしまった。
様子のおかしさに少々気になったが、相談なら友姫が乗るだろうと思い、対して気にはしなかった。
・・・・・・・・・・・
ジャー…
結女はトイレの水を流していた。
青い顔は青さを増し、目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
:07/05/18 12:47
:SO903i
:vKbedVXw
#248 [向日葵]
――――……
秋帆「あ、友ー姫ー!」
皆で登校中、秋帆とその彼氏、恵都君が一緒にこちらへ向かっていた。
友姫「おはよう。」
秋帆「おはよう!えーっとぉ……結女ちゃん?もおはよう!」
結女はトロンとした目で一礼をする。
明らかに調子が悪そうなのだ。
友姫「結女?」
結女「ごめんなさいお姉ちゃん。……今日学校休みます。」
「え?」と答える前に結女は回れ右をして来た道を小走りで引き返していった。
:07/05/18 12:52
:SO903i
:vKbedVXw
#249 [向日葵]
結女は滅多に体調を崩さない。
そんな結女があれだけひどい顔色をしてるのだから、よっぽどなのかもしれない。
秋帆「結女ちゃん…。どうしたの?」
友姫「わかんない…。」
珊瑚「そういえば、朝様子がおかしかったぞ。」
そんな…。なんで私に言ってくれなかったんだろう……。
私は珊瑚君達に先に行くように言って、結女の後を追い掛けた。
ガチャ…
珊瑚君宅には誰もいない。
:07/05/18 12:56
:SO903i
:vKbedVXw
#250 [向日葵]
それもそのハズ。
お母さんは仕事。
汰樹君はついこの間小学校に上がってはしゃぎながら学校へ行ったからだ。
私はとりあえず部屋に行く。
上へ上がると、私達の部屋のドアが開きっぱなしになっていた。
友姫「結女…?」
ベッドに顔を伏せていた結女はビクッとして私をゆっくり見る。
私の姿を認めた瞬間。
結女は泣き出した。
:07/05/18 13:04
:SO903i
:vKbedVXw
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