新☆きらきら
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#396 [向日葵]
綺麗に揃えた前髪と整えた長い黒髪が綺麗なおしとやかな女の子が入って来た。もしかしたらお嬢様かもしれない。

友姫「真貴ならここに…。」

真貴「友姫姉!!!!」

「真貴様!!」

女の子は真貴に寄ってくる。一方の真貴は青い顔をして後退りするが、もう時すでに遅し。

「桜子、沢山探しましたのよ?さぁ、約束です。私と結婚してくださいましな……。」

一同「結婚っっ?!?!」

真貴は頭を抱えた。

⏰:07/05/29 10:29 📱:SO903i 🆔:cdCsnkLw


#397 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・・・・

この子は甲斐田 桜子ちゃん。真貴と同い年で、とりあえずお嬢様ではないらしい。

小さい頃、真貴達が住んでいた町で小中と一緒の学校だったらしい。クラスも何度か一緒だったって。

高校になってからここの高校(前の町より離れてる)に通っていたので、彼女は探していたらしい。

桜子「またお会い出来て嬉しいですわ。」

真貴「あーそーかよ……。」

⏰:07/05/29 10:35 📱:SO903i 🆔:cdCsnkLw


#398 [向日葵]
真貴はウンザリして桜子ちゃんに冷たい態度をとった。

友姫「何で真貴が好きになったの?」

桜子「お姉さま!よくお聞き下さいました!そう……あれは私が小学校6年生の時でしたわ……。」

―――桜子回想

その日、土砂降りの雨が降っていたんです。
突然の雨でしたんで、私は傘を持参していませんでした……。

桜子『まぁ…どうしましょう……。少し待っていましょうか……。』

⏰:07/05/29 18:24 📱:SO903i 🆔:cdCsnkLw


#399 [向日葵]
するとそこへやってきたんです…。
運命の王子様が……っ!



それん聞いた途端秋帆と千歳が吹き出したが、桜子は回想に夢中になっており、気にならなかった。


そしてその王子様、真貴様は私に傘を貸してくださいました……。

真貴[傘、無いんだろ。貸してやる。ハイッ。]

私の手に折りたたみを乗せて、颯爽と走りゆくお姿は今でもこの桜子の目に焼き付いております……。

⏰:07/05/29 18:29 📱:SO903i 🆔:cdCsnkLw


#400 [向日葵]
――――桜子回想終了

私は呆気にとられ、珊瑚君と佳苗ちゃんと律は哀れみの目線を真貴にやり、秋帆と白月君と千歳君は肩を震わせ大爆笑していた。

そこへ付け足す様に真貴が口を開く。

真貴「言っとくけど、貸してやったのは結女がいたから一緒にいれてもらえる事が出来たからで、走ったのはその結女が校門にいたからだ。」

「断じてお前が好きだからした訳じゃない。」そう言ってそっぽを向いた。

秋帆達は未だにそのベタな物語に笑いが止まらずにいた。

⏰:07/05/29 18:36 📱:SO903i 🆔:cdCsnkLw


#401 [向日葵]
桜子「分かっていますわ!真貴様のお優しい心が体を動かしたのだと!」

真貴「全然分かってない……。」

時計を見ると次の授業が始まりそうな時間だった。

友姫「とりあえず、2人共教室へ戻って。」

桜子「あら。これは失礼しました。さぁ…真貴様。参りましょう。」

真貴は腕を組まれたが、嫌がって直ぐに引きはがした。

そこでやっと3人の笑いが止まった。
でもまだヒーヒーと言っている。

⏰:07/05/29 19:28 📱:SO903i 🆔:cdCsnkLw


#402 [向日葵]
千歳「ハァハァ……あーおかしかったぁ…っ!最強あの子。」

秋帆「ベタ……ベタ王女あの子。」

何やら勝手にあだ名をつけられた桜子ちゃん。
確かにベタ。

しかも真貴のあの嫌がりよう。好きになられた時から追い掛けられていると見た。

珊瑚「まぁ…しばらくはあぁなるな。」

私はウンと深々頷いた。

⏰:07/05/29 19:33 📱:SO903i 🆔:cdCsnkLw


#403 [向日葵]
**************

今日は少ないですがここまでにしますね

⏰:07/05/29 20:41 📱:SO903i 🆔:cdCsnkLw


#404 [向日葵]
珊瑚君の予想通り真貴は逃げ回る日々を送っていた。

ある時は目の前を高速で過ぎて行ったり
またある時は「来んなこの野郎ぉぉぉぉ!!!!」っと言う叫び声が聞こえたり。

その度に私達はやれやれと真貴を哀れむ気持ちでいっぱいになった。

・・・・・・・・・・・

真貴「もー無理…。」

玄関に入るなりバタンと倒れる真貴。
毎時間走っていたらそりゃスタミナもなくなるだろう。

⏰:07/05/31 10:04 📱:SO903i 🆔:1f5PtThY


#405 [向日葵]
友姫「おかえり。大丈夫?」

真貴「全然…。……。友姫姉。ちょっと甘えていい?」

寝そべりながら真貴は私を見上げた。

友姫「ん?何?」

すると真貴は両手を私に向けてきた。

真貴「抱っこ。」

友姫「抱……っこ……。しょうがないなぁ……。」

私が真貴を抱き締めようとした時。

真貴「グェッ!」

⏰:07/05/31 10:08 📱:SO903i 🆔:1f5PtThY


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