新☆きらきら
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#422 [向日葵]
どうでもいい約束をした真貴は当然覚える気もなかったのだろう。

私はした。
他愛もない約束。

貴方が守るだけじゃ疲れるから私にも守らせてと……。

貴方は笑って約束してくれた。それは胸の深い所に閉まいこんでいる。

約束と言うのは、それほどに大切で愛しいもの。
簡単に曲げたり、破ってはいけない。
私は初めてそう思った。
何より思わせてくれたのは珊瑚君だった……。

⏰:07/06/01 13:42 📱:SO903i 🆔:hgYS4jmY


#423 [向日葵]
桜子「私さえ覚えていれば、きっと真貴様も思い出してくれますわ!だから大丈夫です!」

・・・・・・・・・・・・

桜子ちゃんと一通り話を済まして別れた。
児童公園の家に近い方の入口に足を進めると

珊瑚「よっ。」

児童公園と書かれた石板の陰に珊瑚君が立っていた。
珊瑚「どうして追い掛けたんだ?」

友姫「……。なんだかほっておけなくて。」

一瞬凍りついた彼女の目。きっと何かあるんだと思った。

⏰:07/06/01 13:46 📱:SO903i 🆔:hgYS4jmY


#424 [向日葵]
友姫「珊瑚君は…。約束って何だと思う?」

いきなり話をふったにも関わらず、嫌な顔ひとつしないで珊瑚君は考えてくれた。

珊瑚「……。守り続けるもの。かな…。破ったりするのって簡単だけど、破られた相手の悲しい顔みたくない。だから守る。」

友姫「うん……。だよね……。」

真貴……
いくら何でもひどいよ……。

暗い顔をする私の頭を珊瑚君は優しく撫でてくれた。されるがままになりながら私達は家に足を運んだ。

⏰:07/06/01 13:51 📱:SO903i 🆔:hgYS4jmY


#425 [向日葵]
**************

ここまででキリますね

感想やアドバイス頂ければ嬉しいです

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2201/

⏰:07/06/01 13:52 📱:SO903i 🆔:hgYS4jmY


#426 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・・

律「そりゃ人間だもの。忘れても不思議じゃないんじゃない?」

肝だめしの準備をしながら律は言う。
私、秋帆、律は怖い話をする係。

律「第一子供だもの。そんな約束、遊ぶ約束するのに近いんじゃない?」

只今怖い話の本黙読中。
怖くてひっくり返りそうになる。

⏰:07/06/01 22:03 📱:SO903i 🆔:hgYS4jmY


#427 [向日葵]
秋帆「大体友姫ってそーゆー小さい事に敏感だよね〜。そこがまぁいいトコなんだけど。あ、この話とかどう?」

怖い話に指を差しながら秋帆が話す。

友姫「小さい頃って純粋そのものなのよ。だから鮮明に覚えてしまうのよ。」

私は一旦本を置いた。
長く読んでいると夢に出てきそうだ。

⏰:07/06/01 22:22 📱:SO903i 🆔:hgYS4jmY


#428 [向日葵]
フゥー……
破られた気持ちを考えると胸が痛い。

忘れられた事を考えるともっと痛い。
片方だけ覚えてるのは、とても過酷だ。

律「友姫。アンタあんまりその約束とやらを弟君に話ちゃダメよ。」

友姫「え?なんで?」

秋帆「バッカねー!弟君がアンタ好きだからじゃない!!好きな人に違う女の子の事責められたらそれこそ酷よぉっ。」

私は「あー」と納得して机に顔を伏せた。

⏰:07/06/01 22:48 📱:SO903i 🆔:hgYS4jmY


#429 [向日葵]
もーやだ。

とりあえずあの2人を仲直りさせよう。
おせっかいかもしれないけどこのままじゃ気分が悪い!

・・・・・・・・・・・・・

「ん?あ、真貴の姉さん。」

私が真貴の教室まで来ると飴を舐めながら私に声をかけてきた男の子がいた。

友姫「真貴知ってるの?失礼だけど…お名前は……。」

「宮藤 燈也(みやふじ とうや)。真貴のダチっすよ。」

友姫「真貴がいつもお世話になってます。」

⏰:07/06/03 01:16 📱:SO903i 🆔:HoK7bBgw


#430 [向日葵]
私は深々とお辞儀すると燈也君はいえいえと言った。

燈也「真貴に用事っすか?今いないから伝言しときますよ。」

真貴はいないのかぁ……。私は肩を落とした。
できれば直接言いたいが、顔を見たら桜子ちゃんの事をあれこれ言ってしまいそうだから、燈也君に託す事にした。

友姫「じゃあ。お願いします。今度ウチのクラスでやる肝だめしにおいでって伝えてください。」

燈也「あい!了解しました!」

敬礼のポーズをして、燈也君は伝言を受け取ってくれた。

⏰:07/06/03 01:21 📱:SO903i 🆔:HoK7bBgw


#431 [向日葵]
そして私はその場を後にした。

――――……

肝だめし当日。

只今午後7時。

夏になった為空はまだ少し明るいが、学校は既に昼間の姿から雰囲気を変えていた。

私は一緒にいる珊瑚君の手を強く握りしめる。

友姫「さ、さ、珊瑚君……。お願いだから…置いて行かないでね。」

珊瑚「ハイハイ。…ったく。怖いなら参加するなよなぁ……。」

⏰:07/06/03 01:25 📱:SO903i 🆔:HoK7bBgw


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