新☆きらきら
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#505 [向日葵]
:07/06/10 03:28
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:lb5kY2VI
#506 [向日葵]
いつものメンバーで食べるのも既に日課だ。
そして他愛のない話をしているとあっという間に昼休みが終わってしまうのだ。
それでも珊瑚はその時間が好きだった。
・・・・・・・・・・・・・
友姫との帰り道。
今日の出来事やら本についてやらを話ながら帰る。
友姫「そーいえば、明日小テストあるね!」
珊瑚「あぁ。数学のな。」
友姫「あぁーどうしよう…。今日は夜遅くまで起きとかなくちゃいけない……。」
:07/06/11 00:27
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#507 [向日葵]
友姫は数学が苦手なのだ。
珊瑚「バイト帰って来てからなら教えてやれるけど、その頃はもう寝てるか。」
すると友姫は目を輝かせて珊瑚を見る。
友姫「うぅん!起きとく!!」
その笑顔に思わず抱きしめそうになる珊瑚だが、ここは道端なのでグッと我慢して頭をワシャワシャと撫でるだけにした。
『なんか俺……更に弱くなってないか?』
もちろん弱くなってないかの前に“友姫に”と付いているのは言うまでもない。
:07/06/11 00:33
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#508 [向日葵]
家に帰ったら服を着替えて2人で夕飯の支度をする。
珊瑚は慣れている為、腕前はなかなかだ。
だが友姫はあまり経験が無い為、珊瑚に教えてもらいながらやる。
友姫「ねぇ珊瑚君。もうちょっとじゃがいも小さく切った方がいい?」
珊瑚「いや。それでいい。あ、ちょっとそこら辺濡れてるから布巾で拭いて。」
友姫「ウン。分かった。」
今晩はカレーだ。
珊瑚は友姫が切った野菜を炒める。
友姫「よーしオッケィ!」
:07/06/11 00:38
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#509 [向日葵]
ジャー
布巾を洗う友姫を横目で見ながら珊瑚は挽き肉に塩胡椒する。
友姫「んー!」
ギューッ
友姫は力一杯!っと言った風に布巾を絞るが、いささか力が足りなく、水が少ししか出ない。
珊瑚「はぁー…。前に教えただろ。」
一旦火を止めてから珊瑚は友姫の後ろへ回り、友姫の手に自分の手を重ねる。
この時、友姫は少し体をピクッと震わせたが珊瑚は気付かなかった。
:07/06/11 00:43
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#510 [向日葵]
珊瑚「いいか?手を逆手にしてから絞れ。こうな?」
と言って友姫の手を握りながら一緒に絞る。
珊瑚「わかったな?」
友姫「う、うん……。」
その時初めて友姫の顔が赤い事に気づく。
どうしてコイツはこんなに純粋なんだろう……。
俺なんか……
友姫をドロドロに甘やかしたくて、誰にも指一本、髪一筋触らせたくないとか
汚い感情が一杯あるのに……。
:07/06/11 00:48
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#511 [向日葵]
そんな事を思いながら珊瑚は棚にあるボゥルを友姫に渡す。
珊瑚「水入れて。そろそろ煮込むから。」
友姫「あ、ハイハイ!」
ワタワタと水道の蛇口を捻り、水を溜める友姫を珊瑚は見つめる。
友姫[ひゃぁっ!]
まだ友姫がこの家に住んでない時、友姫の首筋に触れた時の友姫の反応を思い出す。
分かってる。
怖がらせない。絶対に。
ただあの時、どれほど自分の理性を抑えるのに必死だったか……。
:07/06/11 00:54
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#512 [向日葵]
珊瑚[我慢なんてしてない。]
あの時言った事はもちろん嘘ではない。
友姫が笑って安心して自分の側にいてくれるならそれでいい。
だけどこの頃そうもいかなくなってきた。
それはあの友姫のあの言葉を聞いてからだ。
:07/06/11 00:56
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#513 [向日葵]
友姫[珊瑚君が閉じ込めてくれればいいのに。]
その時から、俺の理性と言う錠前が外れ始めた。
完璧にではない。
少しずつ……じわじわとだ。
友姫「あの……珊瑚君?」
ぼーっとどこだか分からないトコを見つめていた珊瑚に、友姫はどうかしたかと水でいっぱいになったボゥルを持って顔を覗き込む。
珊瑚「あぁ……ゴメン。ありがとう。」
鍋の3分の1くらい水が入る。
:07/06/11 01:04
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#514 [向日葵]
水を1、2回足してから鍋に蓋をした。
友姫「じゃぁ灰汁取りは私がやるから、珊瑚君座ってていいよ〜。」
珊瑚「じゃあテレビでも見ておく。」
ピッ
テレビをつけた後、テレビ前のソファに座る。
フワフワしたソファの柔らかさにいつの間にか珊瑚は眠りに落ちていた。
―――……
:07/06/11 01:09
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