新☆きらきら
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#700 [向日葵]
**bP4 違和感の正体**



友姫「真貴。起きなさい。」

小さい頃からその綺麗な声も、笑った顔も変わらない。

そんな友姫姉が大好きだった。

それなのに、再会したと思ったら彼氏は出来てるし、頭に血が上って最悪なことしちまうし。

俺こと東雲 真貴は、果てしなく悩んでいた。

⏰:07/06/24 03:29 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#701 [向日葵]
しかし、この頃変なんだ。

友姫姉を見ても、前の様なときめきはなくなった。
じっと見つめても、ただただ「あれ?」と思う。

燈也「そりゃ好きじゃなくなったんじゃねぇの?」

コイツは俺のダチ兼クラスメートのおなじみ燈也。
今は一緒に遊んでる最中。

ゲーセンの格闘技のゲームをやる燈也の隣でそれを見る俺。

真貴「いぃや!俺は認めねぇぞ!!なんでいきなり好きって感情が無くなっちまうんだよ。」

⏰:07/06/24 03:35 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#702 [向日葵]
燈也「あ、くそっ!」

真貴「なぁ聞いてる?」

燈也「くっ!あぁ?聞いてるけど?」

ぜってー嘘だ。

燈也がゲーム終るまで俺は待つことにした。

燈也「……。ぅうしっ!勝った!認めない認めるはお前の勝手だけどよ。もうときめかないなら認めた方がいいんじゃね?」

うっ……
やっぱりそうなのか?

あんなに好きだったなにこんな簡単に?

⏰:07/06/24 03:39 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#703 [向日葵]
少しすると燈也はゲームに負けて、その台を離れると言った。

そして端っこの方でくっちゃべることにした。

真貴「俺どうかしちゃってんのか?」

燈也「そりゃしんねーよ。ただ姉としか見れなくなったとか、気になるやつが出来たとか。」

真貴「気になる……。」

脳裏に長い黒髪の女の子が浮かぶ。

真貴「な、なんでアイツなんだぁぁぁ!!」

燈也「叫ぶなら2メートル離れてくれ。」

真貴「俺変だよっ!!」

⏰:07/06/24 03:45 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#704 [向日葵]
なんっで、桜子の顔が……っ!!

燈也「桜子ちゃんか。最近仲良かったもんなぁ。どういう感情の変化?」

どういう……って……。

わからない。
あの肝だめしからおかしいんだ。

アイツの笑顔を初めて見た気がして、改めてちゃんと見るとカワイイとか思って。そうしたらなんか胃が締まる感じがして……っ。

真貴「ま……末期…っ!」

燈也「頭の調子がな。」

⏰:07/06/24 03:50 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#705 [向日葵]
***************

ここまでにします

感想などありましたらお願いします

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2201/

⏰:07/06/24 03:51 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#706 [あや]
>>1->>200
>>201->>400
>>4001->>600

⏰:07/06/24 09:47 📱:P902i 🆔:☆☆☆


#707 [向日葵]
あやさん

安価ありがとうございます

***************

家に一旦帰った俺は布団にふっ潰した。

わけがわからん。
やっぱり友姫姉の事はもうなんともないのか?!

ガチャ

珊瑚「なんだいたのか。」

真貴「勝手に入ってくんなよ。」

珊瑚「ココ、俺の部屋。」

⏰:07/06/24 10:02 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#708 [向日葵]
そう言うと珊瑚は何かゴソゴソやってまた出ていく。

その時見えた左耳のピアス。きっと友姫姉からもらったんだ。
でもなんでだ?
前みたいなモヤモヤが来ない。

真貴「珊瑚のドアホ――――!!!!」

珊瑚「俺が何した。」

なんでおかしくなったんだよー!!!

コンコン

結女「真貴。入るよ。」

カチャ

コイツは双子の妹、結女。最近彼氏が出来たらしい。

⏰:07/06/24 10:08 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#709 [向日葵]
結女「辞書が見当たらないの。ちょっと貸してね。」

真貴「なぁ結女。」

結女「ん?」

しばらく考えた。
これを言うべきかどうか。
でも結局言うことにした。

真貴「好きな人にときめかなくなって他に気になる奴が出来たらおかしい?」

結女「桜子ちゃんのこと?」

なんで皆わかるんだ。

結女「別に普通じゃない?大体友姫姉ちゃんの場合は珊瑚さんいるんだし。裏切りにはならないでしょ。」

⏰:07/06/24 10:13 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#710 [向日葵]
まぁ……。
そうなんだけど……。

結女「真貴の気持ちはわからなくないよ。あたしも要約前に進みだしたばっかだから偉そうな事は言えないけど、気になるならデートにでも誘っちゃえば?」

真貴「デ、デート?!」

バタン。

言うだけ言って結女は辞書を持って出ていった。

デート?!誘っちゃうのか?!俺がっ!!

と思っていたらいつの間にか携帯を片手に持っていた。
恐ろしい……。自覚症状まで無くなってしまったか!

⏰:07/06/24 10:19 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#711 [向日葵]
仕方ない。ここまで来たなら誘おう。

プルルルル プルルルル

プルルルル プル…カチャ

出た瞬間心臓が跳ねる。
おい俺!何緊張してんだ!

桜子「ハイ。真貴様ですか?」

真貴「あ、あぁ。」

桜子「どうなさいました?」

しまった。行き先を考えていなかった……。

真貴「あ、あ明日、どこか行かねぇか?」

⏰:07/06/24 10:23 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#712 [向日葵]
桜子は電話越しに何か調べてるのか、ペラペラ紙を捲る音がする。

俺はドキドキしていた。
断られるんじゃないかとか、桜子にもう愛想つかれたんじゃないかとか……。

その時点で俺は桜子に対して恋情を持っていたと決定してもいいだろう。でも俺はその時まだ認めていなかった。

桜子「あ、ハイ。お受けします。」

その瞬間目の前が晴れた気がした。
嬉しい気持ちを抑えながら喋る。

真貴「どこに行きたい?」

桜子「えっとー…。植物園は如何ですか?この間オープンした。」

⏰:07/06/24 10:32 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#713 [向日葵]
真貴「わかった。明日10時に迎えに行く。じゃあな。」

桜子「ハイ。さようなら。」

ピッ

うわぁぁぁぁ!!ついに誘っちゃったよ―――!!!!!

でもこれでやっと自分の気持ちを整理出来る。

浮かれていて明日が早く来ないかワクワクしていただなんて自分で気づいてなかった。

⏰:07/06/24 10:35 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#714 [向日葵]
<翌日>

がっつし寝て早起きして、いつもみたいにランニングした後風呂に入り、汗臭さを洗い流す。

そして服の候補を並べる。
…………って俺は女か!!

適当でいいんだよ適当で!!!!

と言いながら選んだ服は自分の中でお気に入りの服装だった。

もちろん無自覚。

いざゆかん!
ガチャ!

俺は桜子の家へと向かった。

⏰:07/06/24 10:40 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#715 [向日葵]
歩きながら忘れ物ないかチェック。
必要な物がいざ無いとカッコ悪い。

今んトコは財布もあるし、携帯もある。
いいだろう。

桜子の家周辺に近づいた。

『確かこのへ……。』

俺は思わず立ち止まった。数メートル先に桜子がいる。だが、その姿が綺麗で儚げだった。

ロングスカートにポロシャツ。サンダルを履いて頭は横の部分だけ後ろにくくってる。

⏰:07/06/24 10:45 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#716 [向日葵]
誰だってそーゆー格好はする。
でも、そよ風が吹いて長い髪をよける仕草とか、なんだかずっと見ていたくなった。

桜子「あ、真貴様!」

真貴「へ?あ、よう!」

何見とれてんだ俺!!
近くで見れば尚綺麗に見えた。

桜子「では参りましょうか。」

ニコッと笑う桜子に俺は首を振るのがやっとだった。

・・・・・・・・・・・・・

オープンしたとはいえ、平日の事もあってか人は少なかった。

緑が茂る中に入って行くと、ネームプレートに植物の名前が覚えきれないほど書かれていた。

⏰:07/06/24 10:51 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#717 [向日葵]
桜子「真貴様見てくださいな。綺麗なお花…。」


微笑んでいる桜子につられて俺も笑う。
不思議なくらい気持ちは穏やかだ。

真貴「アホ。これはパンジーっての。そんなのもしんねーの?」

桜子「私物覚えが悪いんで…。でももう覚えましたわ。」

花に向き直り、また微笑む桜子。
しばらく俺も一緒に見つめていた。

花と……桜子を。

⏰:07/06/24 11:00 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#718 [向日葵]
そして色々回って行った。
桜子が一番驚いていたのは食虫植物。

桜子「虫さんを食べてしまわれるのは鳥さんや虫さんだけじゃなかったんですね……。」

真剣に言うもんだから笑いを堪えるのに必死だった。
でも真剣に見つめていた桜子がそれに手を突っ込もうとした時には流石に慌てて止めた。

それでも桜子は楽しそうに笑う。
それが何か嬉しかった。

⏰:07/06/24 11:07 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#719 [向日葵]
桜子「そろそろお昼にしませんか?私お弁当作ってきたんです。」

一瞬、食虫植物に手突っ込もうとする奴が弁当なんか作って大丈夫かと疑ったが、空いた腹には勝てなくて喜んで食べることにした。
園内にあるテラスで食べることにした。

弁当の中身は普通だった。綺麗に整頓されているし。どこかでホッとした。

桜子「お口に合わなかったらゴメンナサイ。」

真貴「ありがとな。ま、食おうぜ。」

桜子「ハイ。いただきます。」

⏰:07/06/24 11:20 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#720 [向日葵]
その時ちゃんと手を合わせる彼女手を見たら発見してしまった。

指にある数個の傷。
まさかコレを作る時に?

いやまさか……。でもまだ新しい感じがした。
絆創膏貼ってないのは、俺への気遣いだろう。

それが見つかったら…ダメじゃん。

箸で玉子焼きを掴んで口へ運ぶ。

目を見張った。

真貴「美味い……。」

桜子「フフッ。良かったです。」

⏰:07/06/24 11:24 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#721 [向日葵]
**************

キリます

感想あればお願いします

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2201/

⏰:07/06/24 11:25 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#722 [向日葵]
今日は更新控えます
次は明日の夕方になると思います

⏰:07/06/24 21:49 📱:SO903i 🆔:rIB18QrM


#723 [向日葵]
真貴「何時間かかったんだ?」

ご飯を一口食べた桜子は口で手を塞ぎながら聞き返した。

桜子「はい?」

俺は弁当を指差しながらもう一度同じ質問をする。

真貴「弁当。作るのに何時間かかったんだ?」

桜子はそれを聞くと照れながら答えた。

桜子「母に……手伝って貰ったんですけど…2時間かかってしまいました。でも!母が味見をしてくれたんで味は多分大丈夫だと思いますわ。」

⏰:07/06/25 19:05 📱:SO903i 🆔:wYEULQuQ


#724 [向日葵]
傷だらけの手を合わせながら嬉しそうに話す桜子。

俺はおかずの唐揚げを箸に差しながら呟いた。

真貴「ありがとう……。」

しばらく何も返事がなかった。
どうかしたのかと視線を弁当から桜子へ向けると、真っ赤になって微笑みながら弁当を食べていた。

それを見た俺は、不規則に動く心臓と戦いながら弁当を食べていた。

そこからはずっと無言。
だけどなんだか暑い気がしてなからなかった。

⏰:07/06/25 19:08 📱:SO903i 🆔:wYEULQuQ


#725 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・・・

食べ終った後、見ていないトコを回ったり、お土産屋を見て回ったりした。

さっきの余韻が残っているのか、少しギクシャクしながらでも話した。

桜子「これ、パンジーですわね。」

真貴「ホントに覚えたんだな。」

桜子「ハイ。私これが大好きになりましたの。」

真貴「?何で?」

聞いても桜子はフフッと笑うだけだった。

桜子「お花を渡されながら好きな人から告白されてみたいですわ。」

⏰:07/06/25 19:12 📱:SO903i 🆔:wYEULQuQ


#726 [向日葵]
真貴「考えが古いよ。」

桜子「それでも……憧れです。」

真貴「……さ」

「真貴?」

後ろから声をかけられた。見れば同じクラスの奴だった。しかも彼女連れ。

「お前、なんでその子と一緒なんだ?」

クラスの奴は桜子を指差しながら不思議な顔をする。
余計なお世話だ。

真貴「一緒に出かけてるだけだ。」

⏰:07/06/25 19:23 📱:SO903i 🆔:wYEULQuQ


#727 [向日葵]
さっさとこの場を去ろう。じゃなきゃ何か嫌な予感がしてならない。

そして……俺の予感は当たってしまった。

クラスの奴はピンと来たと言わんばかりに目を輝かした。

「真貴のこと諦めてくれる様にデートで機嫌とってたのかぁ!」

真貴「―――っ!!はぁ?!」

「そうだよなぁー。だってこんだけくっついて来られたら迷惑じゃん?アンタさぁ、好きすぎるのも重荷になるんだから止めといた方がいいよ?」

桜子はその言葉に一切顔色を変えない。むしろ薄く微笑む。

⏰:07/06/26 01:07 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#728 [向日葵]
桜子「真貴様。私、お土産屋さんのお花コーナーにいます。」

真貴「ちょ、桜子っ……。」

桜子は数歩行った所で止まった。

桜子「真貴様。」

桜子は前を向いたまま話す。

桜子「真貴様の……重荷になっているのは……知ってますから……。」

穏やかなその声には、深い悲しみが隠れていた。
止める事も出来ないまま、桜子は行ってしまった。

⏰:07/06/26 01:12 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#729 [向日葵]
「よかったなぁ真貴!ってか真貴もあれぐらい言わなきゃダメだってぇ!」

ポンッと肩に手を置いたクラスの奴を、これ以上ないほど憎しみをこめて睨み、目にも止まらぬ早さでそいつの左頬を殴った。

バッキィィィ……!

ズサッ!

そいつは反動で倒れてしまった。

「……つっ!何すんだよ!!」

俺はそいつを見下ろしながら低音で呟く。

真貴「失せろボケが。」

⏰:07/06/26 01:17 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#730 [向日葵]
俺は急いで桜子を探しに土産屋まで行った。

土産の中をどれだけ探しても桜子は見当たらない。

『あーもうくそっ!!』

膝に両手をつき、肩を落とす。

そこでパンジーを見つけた。脳裏に顔を赤くして笑う桜子が浮かぶ……。

…………。

俺はある決心をした。

⏰:07/06/26 01:21 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#731 [向日葵]
桜子はまた回った所を歩いていた。

真貴自信の言葉ではないのに、さっき言われた事に酷く傷付いていた。

何故ならわかりきっていたことだったから……。

でも最近は追い掛けずともちゃんと話をしてくれて、更には出掛けようなんて言われたからどこかで期待していた。

それともそれもご機嫌とりの為……?

涙が目に滲む。
それを素早く拭いて一歩また一歩と園内を歩いて行った。

⏰:07/06/26 09:47 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#732 [向日葵]
ピリリリリ

携帯が鳴る。
他でもない。自分の携帯が。

着信は真貴からだった。

桜子「ハイ……。」

明るくしようてつとめたが、やっぱりどこかで声が落ち込んでしまった。

真貴{今どこにいる!言いたい事がある。昼飯食ったトコまで来い!}

あぁ……ついにお別れだ……。

聞きたくない。

桜子「…行けません。行きたく…ありません。」

真貴{来んのが嫌なら行ってやる。今ドコだ!}

⏰:07/06/26 09:52 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#733 [向日葵]
桜子「来ないでくだ」

スッ

携帯を後ろから取られた。
手からすり抜けた携帯を追って、後ろを振り向くと、そこには真貴がいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・

やっと見つけた桜子はやっぱり暗い顔をしていた。

真貴「さっきの……ことだけど。」

桜子「いいんです。分かってます。でも……聞きたくありません!」

耳を塞ぎ目を瞑る桜子。

俺はハァッと息を吐いて、あるものを桜子の目の前に差し出した。

⏰:07/06/26 09:55 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#734 [向日葵]
それになんとなく気付いた桜子はギュッとしていた目を緩め、怖がる様にして目を開けた。

桜子「……っ。パンジー……。」

目の前に差し出したのは桜子が好きだと言ったパンジー。
土産屋のお花コーナーで買った植木ばち付きだ。

桜子はそっと手を出すと植木ばちを受け取った。

桜子「どうしてですか……?」

真貴「お前が言ったんだろ?憧れだって……。」

桜子「?」

⏰:07/06/26 09:59 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#735 [向日葵]
俺は桜子を見つめた。

桜子は一瞬ピクッとしたが、パンジーを抱き締めて俺の言葉を待つ。

真貴「……お前が好きだ。」

桜子は目を見開いていた。その目に涙が滲む。

真貴「俺を想い続けてくれてありがとう。諦めてくれなくて……ありがとう。」

桜子は最後を言い終わらない内に涙を流し、パンジーに滴を落としていた。

⏰:07/06/26 10:03 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#736 [向日葵]
桜子「私…っも、真貴様が好きです……っ。」

真貴「わかってる。」

そう言って、パンジーを抱き締めている桜子ごと俺は抱き締めた。

耳元で桜子の泣き声が聞こえる。

パンジーに影響が無い程度に俺は強く桜子を抱き締めた。

⏰:07/06/26 10:05 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#737 [向日葵]
そして囁く。

真貴「約束。やっと守れた……。」

桜子はかすれた声で「ハイ」と言った。

その声が、また愛しくて、また少し抱き締める力を強める。

真貴「色んなトコ、これから行こう。一緒に。」

桜子はこくこく頷く。

俺達は、長い間抱き締め合っていた。
外は少し暗くなり初めていた。

⏰:07/06/26 10:09 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


#738 [向日葵]
幼い頃、約束をしました。
誰かを遊びに誘う様な簡単な約束。

しかしそれは長いこと彼女を束縛し、苦しめていました。
その約束を信じていたからです。

でもやがてそれは願いとなり、1つの希望の光が差し込んだ時、叶いました。

真貴[なんでこの花が好きなんだ?]

真貴様、それは、真貴様が私に教えてくれたからですよ……。

でもあの時は、まだ照れ臭くて何も言えなかったんです。

⏰:07/06/26 10:13 📱:SO903i 🆔:uxBWNBHc


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