新☆きらきら
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#735 [向日葵]
俺は桜子を見つめた。
桜子は一瞬ピクッとしたが、パンジーを抱き締めて俺の言葉を待つ。
真貴「……お前が好きだ。」
桜子は目を見開いていた。その目に涙が滲む。
真貴「俺を想い続けてくれてありがとう。諦めてくれなくて……ありがとう。」
桜子は最後を言い終わらない内に涙を流し、パンジーに滴を落としていた。
:07/06/26 10:03
:SO903i
:uxBWNBHc
#736 [向日葵]
桜子「私…っも、真貴様が好きです……っ。」
真貴「わかってる。」
そう言って、パンジーを抱き締めている桜子ごと俺は抱き締めた。
耳元で桜子の泣き声が聞こえる。
パンジーに影響が無い程度に俺は強く桜子を抱き締めた。
:07/06/26 10:05
:SO903i
:uxBWNBHc
#737 [向日葵]
そして囁く。
真貴「約束。やっと守れた……。」
桜子はかすれた声で「ハイ」と言った。
その声が、また愛しくて、また少し抱き締める力を強める。
真貴「色んなトコ、これから行こう。一緒に。」
桜子はこくこく頷く。
俺達は、長い間抱き締め合っていた。
外は少し暗くなり初めていた。
:07/06/26 10:09
:SO903i
:uxBWNBHc
#738 [向日葵]
幼い頃、約束をしました。
誰かを遊びに誘う様な簡単な約束。
しかしそれは長いこと彼女を束縛し、苦しめていました。
その約束を信じていたからです。
でもやがてそれは願いとなり、1つの希望の光が差し込んだ時、叶いました。
真貴[なんでこの花が好きなんだ?]
真貴様、それは、真貴様が私に教えてくれたからですよ……。
でもあの時は、まだ照れ臭くて何も言えなかったんです。
:07/06/26 10:13
:SO903i
:uxBWNBHc
#739 [向日葵]
**bP5 転落**
最近頻繁に夢を見る。
しかもあまりよくない夢。そして同じ夢を。
大好きな笑顔を見せてくれる珊瑚君。
でも何故かその笑顔を向けてくれるのが誰だか分からない夢の中の私。
それがもどかしくて、いつも目覚めると涙が流れている。
友姫「……なんか、気持ち悪いなぁ……。」
しかも決まって起きるのは夜中。それからはしばらく寝る事が出来ない。
:07/06/26 10:18
:SO903i
:uxBWNBHc
#740 [向日葵]
:07/06/26 10:20
:SO903i
:uxBWNBHc
#741 [向日葵]
1階に降りて居間に行く。
今日は特別いつも以上に眠れなさそう。
居間のソファに座って窓を少しだけ開けて夜風に当たる。
夜の静けさって少し怖いけど落ち着く。
そしてなんか特別わくわくする。
蒸し暑いけど涼しい風が心地よく肌を撫でる。
ソファに体育座りで座った私は夢について考えていた。
:07/06/26 12:39
:SO903i
:uxBWNBHc
#742 [向日葵]
なんであの夢を何度も見るんだろう。
しかもまだ鮮明に覚えている。
普通とっておき良い夢の方がいつまでも覚えている感じがするのに……。
また、目を閉じるのが怖い。目が覚めた時泣いて目覚めるのがなんだか疲れた。
珊瑚君……。
お願い。どこにも行かないで……。
「どうした?」
友姫「え。」
振り向くと、居間の入口で珊瑚君が立っていた。
:07/06/26 12:43
:SO903i
:uxBWNBHc
#743 [向日葵]
:07/06/27 16:48
:SO903i
:86v84V4w
#744 [向日葵]
無言で私の隣まで来ると、ソファに座って、一緒に夜風に当たった。
友姫「夢見が…悪くて……。」
窓から入る風で少しヒラヒラ揺れるカーテンを見つめながら私は答えた。
少しだけ、沈黙が流れる。
珊瑚「俺も…この頃同じ夢を見る。」
友姫「いい夢?」
珊瑚「…………。あんまり良くない。」
どんな夢かは聞かなかった。聞くのが少し怖い気がしたから。
:07/06/28 09:34
:SO903i
:PgH5WvZU
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