新☆きらきら
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#811 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・・・・

秋帆達が帰ってまた病室で私は1人となった。

窓の外を見つめながら考える。

ふわふわのカワイイ女の子。さわやかな男の子。メガネをかけて頭よさそうな男の子。


……そして、綺麗な男の子。

あの目を見開いた顔が残像の様に頭に浮かぶ。

何故そんな顔をするの……?

秋帆[恋人だよ……?]

⏰:07/07/01 02:50 📱:SO903i 🆔:vEcfZdV6


#812 [向日葵]
友姫「恋人……。」

単語を呟く。
事の焦点がまったく合わない。

私は…何を失っているの?
夏休み?なら何故母さん達は顔を見せてくれないの?
どうして?何故?

いくつもの疑問が頭をよぎる。

その瞬間。

友姫「――ぅあっ!!」

頭に激しい頭痛。
何コレっ!!

友姫「ぃ……痛っ……いっ!!」

⏰:07/07/01 02:54 📱:SO903i 🆔:vEcfZdV6


#813 [向日葵]
頭を抱えてベッドにうずくまる。

手探りでナースコールを探す。
それよりも頭痛の方が勝っている。

友姫「だっ……れか……っ!」

ガラガラガラ

珊瑚「友姫っ!」

あの男の子が帰ってきてうつ伏せで丸まっている私の背中にそっと手を置いた。

珊瑚「どうした!」

友姫「頭……っ痛……っ!」

⏰:07/07/01 02:57 📱:SO903i 🆔:vEcfZdV6


#814 [向日葵]
でも……

友姫「あれ……。」

痛くて固く閉ざしていた目をゆるゆると開ける。

友姫「痛く…なくなった……。」

珊瑚「そうか……。」

男の子の声は、ホントに安心しているかの様に聞こえた。
男の子の顔を見ると、なんだか目が赤い気がした。

友姫「目……どうしたんですか?」

男の子はハッとして顔を背けながらなんでもないと言った。

⏰:07/07/01 03:01 📱:SO903i 🆔:vEcfZdV6


#815 [向日葵]
そして沈黙が少し流れる。

友姫「あの……病院まで運んで頂いて…ありがとうございました。」

男の子はパイプ椅子を引きずってベッド近くまで寄せるとそれに座り「別に」と呟いた。

珊瑚「半分…いや、半分以上は俺のせいだから……。」

友姫「はぁ……。」

珊瑚「あ。友姫の母さん達に連絡してくる。」

友姫「駄目です!!」

私はさっきっまったく正反対の事を喋った。

⏰:07/07/01 03:05 📱:SO903i 🆔:vEcfZdV6


#816 [向日葵]
友姫「きっと心配かけてしまう……っ。だから……言わないでください……。」

全ては秋帆から聞いた。

母さん達は今仕事で遠くにいるのだと。
私は我儘を言ってこちらに残してもらったらしい。

……なのに。

友姫「お願いです……。」

心配をかける様な事を言ってはいけない。

男の子は立ち上がったがまた座った。
どうやら分かってくれたらしい。

⏰:07/07/01 03:08 📱:SO903i 🆔:vEcfZdV6


#817 [向日葵]
友姫「ありがとうございます…。……えっと…。」

珊瑚「珊瑚だ。あと敬語もいらない。」

友姫「珊瑚君。ありがとう。」

すると珊瑚君は頭を優しく撫でてきた。
私はやられるがままにされていた。

まるで仔猫にでもなった気分だ。

“恋人”

私はかつて、この人の何が好きだったんだろう。
なんで好きだったんだろう……。

⏰:07/07/01 03:11 📱:SO903i 🆔:vEcfZdV6


#818 [向日葵]
――――――……
数日後……


退院して、私は珊瑚君の家に帰ることになった。

タクシーに乗って、家を目指すのかと思いきや、珊瑚君が言った先は

珊瑚「あの近くにあるデパートまで。」

友姫「え?!帰るんじゃ……。」

珊瑚「買い物があるんだ。……先に帰るか?」

やっぱり忘れてしまっているとは言え、お世話になっている以上お手伝いしないわけには……。

友姫「いえ!行かせてもらいます!!」

⏰:07/07/01 03:18 📱:SO903i 🆔:vEcfZdV6


#819 [向日葵]
**************

今日はここまでにします

感想あればお願いします絡みOKですがそれは明日の朝お願いします

眠いんで(´▽`;ゞ)

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2201/

⏰:07/07/01 03:20 📱:SO903i 🆔:vEcfZdV6


#820 [向日葵]
更新については感想板を覗いてください

⏰:07/07/01 20:04 📱:SO903i 🆔:vEcfZdV6


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