新☆きらきら
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#885 [向日葵]
そしてまた口を閉ざしてしまった。

珊瑚父「……そうだな。虫が良すぎる…。もう、無理なんだな……。」

お父さんはガタッと席を立った。

珊瑚父「会ってくれて、ありがとう。もう絶対姿を見せないから。」

そう言って立ち去ろうとした。

珊瑚君の横を通り過ぎる時、珊瑚君がまた口を開いた。

珊瑚「全くの他人でなら、時々会ってもいい。」

お父さんの足がピタッと止まる。

珊瑚「俺とアンタは家族と言う形ではもうつながっていないんだから。」

⏰:07/07/05 10:34 📱:SO903i 🆔:UpYnC7f.


#886 [向日葵]
振り向いたお父さんの目が輝いていて、また、出口に顔を向ける。

珊瑚父「あぁ……っ。ありがとう……。」

そしてお父さんは、喫茶店を後にした。

私達はしばらく何も話さなかった。
珊瑚君はいつの間にか私の手を握り締めていた。

きっと、最後の言葉を口にする時に、勇気がいったんだと思う。

珊瑚「憎しみが大半を占めていたけど…。」

珊瑚君が静かに言った。

珊瑚「ホントは嬉しかった部分もあったんだ……。」

⏰:07/07/05 10:38 📱:SO903i 🆔:UpYnC7f.


#887 [向日葵]
***************

キリます

感想あればお願いします

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2201/

⏰:07/07/05 10:38 📱:SO903i 🆔:UpYnC7f.


#888 [向日葵]
更新は明日の夕方にします

⏰:07/07/05 22:41 📱:SO903i 🆔:UpYnC7f.


#889 [向日葵]
更新情報は感想板に書いてるんで見てください

⏰:07/07/06 19:57 📱:SO903i 🆔:Q89zPevE


#890 [向日葵]
友姫「ウン。」

分かるよ。

珊瑚君は、お父さんが大好きだったんだもんね……。

すると珊瑚君は私の目をジッと見つめてから肩に頭を置いてきた。

サラサラの髪の毛が顔に当たる。

珊瑚「側にいてくれて…ありがとう……。」

その頭の上に頭を乗せて、私は何も言わず微笑んだ。

良かった……ホントに……

*************

喫茶店を後にした私達は律の連絡によって海へ行くことにした。
海って言っても電車で3駅先だ。

友姫「日焼け止め持ってないのに……。」

珊瑚「焼けてしまえ。お前は白すぎだ。」

⏰:07/07/07 09:43 📱:SO903i 🆔:tW6zOkw2


#891 [向日葵]
友姫「私焼けないの。赤くなって終わり。」

だから焼けるよりもタチが悪い。
ヒリヒリして痛いし……。

友姫「それに年重ねるごとにシミになっちゃうんだよ…。そんなのヤダ!」

珊瑚「別に気にしなくてもいいだろ。俺が気にしないんだから。」

友姫「え……。」

それは……プロポーズですか……?

珊瑚「何。」

友姫「いや、あの……さっきのはどーゆー意味かなぁ……って。」

⏰:07/07/07 09:47 📱:SO903i 🆔:tW6zOkw2


#892 [向日葵]
珊瑚「どーゆーって……何が引っかかってるんだ?」

友姫「もういいです……。」

やっぱり無意識なんだ……。天然王子様流石です。

心の中で拍手を贈り、その話題は打ち切った。

「●●駅〜。●●駅〜。」
駅に着いた。

プシュー

出るともう潮の香りがした。それもそのハズ。
目の前はもう海なのだ。

友姫「わぁー!」

⏰:07/07/07 09:52 📱:SO903i 🆔:tW6zOkw2


#893 [向日葵]
見渡す限り
海、海、海!

太陽の光で水面がキラキラ輝いている。

友姫「珊瑚君!うーみー!!」

珊瑚「見れば分かるって。暁達探しに行くぞ。」

差し出された手を私は強く握る。

改札を抜けて、しばらく歩くともう砂浜に着いた。

ザクッ

友姫「うわぁ!」

珊瑚「友姫?!」

⏰:07/07/07 09:56 📱:SO903i 🆔:tW6zOkw2


#894 [向日葵]
コンクリートの硬さとは違う砂の感触に油断していた私は足を取られてしまった。

熱い砂浜にダイブする前に珊瑚君が体をキャッチして、そのままお姫様抱っこをした。

友姫「えっ?!えぇっ?!なんで!」

珊瑚「危なっかしくてその内にまた怪我されたら困るからだ。」

友姫「うぅ…。」

大人しく珊瑚君の腕に抱かれる。
こうされるのは、高2の時に白月君の蹴ったサッカーボールが頭を直撃した時以来だ。

⏰:07/07/07 10:02 📱:SO903i 🆔:tW6zOkw2


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