化け猫の恋バナ。
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#288 [
]
「行く当てはあるのか?」
「しばらくは…友達のところに…」
ほんとは行く当てなんてない……
「家を出るなんて許さん。」
「もう決めたの!!わたしの勝手でしょ?!」
わたしは声を荒げた。
:07/06/27 16:40
:F902i
:☆☆☆
#289 [
]
「直といるとツライの…毎晩あんな…いやらしいことして…もう嫌なの…」
嘘…
ホントはこんなこと
言いたくないの……
「デカイ口をたたくようになったもんだな…」
「わたしのことはもう…ほっといて……」
:07/06/27 16:43
:F902i
:☆☆☆
#290 [
]
違う…
こんなの本心じゃない…
「─勝手にしろ。所詮お前は玩具に過ぎん。」
─え…………。
直の言葉が胸に突き刺さる。
:07/06/27 16:50
:F902i
:☆☆☆
#291 [ぱなっぷュ]
ドキドキ(((゜д゜;)))
:07/06/27 16:50
:W51P
:☆☆☆
#292 [
]
「男に足を開くしか能のないやつがここを出てどうやって生きていくんだ?」
「直………」
わたしのこと
そんな風に…
わたしの瞳から涙が溢れた。
:07/06/27 16:53
:F902i
:☆☆☆
#293 [
]
「人形は人形らしく足だけ開いてろ…。」
「……っ…」
わたしはソファに置いてあったクッションを直に投げつけた。
「直なんてっ……だいっきらい……!!」
わたしは勢いよくドアを開け外に飛び出した。
:07/06/27 17:00
:F902i
:☆☆☆
#294 [
]
止めどなく溢れる涙。
直がわたしのことを
あんな風に思っていたなんて………
玩具。
人形。
それがわたしの
存在価値。
悲しくて空(ムナ)しい…
直との別れ。
:07/06/27 17:03
:F902i
:☆☆☆
#295 [
]
どれくらい走っただろうか。
気がつくと市ヶ谷くんの住むマンションの前まで来ていた。
頼りたくないけど…
わたしの気持ちを一番に理解できるのは
彼なのかもしれない。
:07/06/27 17:04
:F902i
:☆☆☆
#296 [
]
インターホンをならす。
「はい─………って、お前か」
「………」
「…入れよ」
わたしが無言でうつむいていると
何かを察したのか
部屋に入るよう促(ウナガ)した。
「…どうせあの男と何かあったんだろ?」
:07/06/27 17:08
:F902i
:☆☆☆
#297 [
]
痛いところをつかれ、
わたしは小さくうなずいた。
「お前はどんな答えを出したの?」
「わたしは…猫に戻ることにしたの…
直のこと忘れたくないから……」
直と抱き合うことも
一つになることもできないけど
どうしても忘れたくない……
:07/06/27 17:11
:F902i
:☆☆☆
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