化け猫の恋バナ。
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#305 [
]
小鳥のさえずりが聞こえ、
カーテンの隙間から日差しが差し込む。
「…ん」
わたしは自然に目覚めた。
ソファに寝ていたはずの市ヶ谷くんがいない。
:07/06/30 00:54
:F902i
:☆☆☆
#306 [
]
出かけてるのかな?
その時インターホンがなった。
誰だろ…出てもいいのかな…
「はー…い…」
わたしはゆっくりドアをあけて驚いた。
:07/06/30 00:57
:F902i
:☆☆☆
#307 [
]
「直………」
「やっぱりここにいたのか…」
「か…帰って…!」
わたしはドアを閉めようとしたが、
男の力にはかなわなかった。
:07/06/30 00:59
:F902i
:☆☆☆
#308 [
]
直はくわえていた煙草を捨て、
中に入ると鍵を閉めた。
直の顔を見るだけで
泣きそうになった。
「きゃっ…!」
直はわたしの体を抱き上げ、
寝室へと向かった。
:07/06/30 01:07
:F902i
:☆☆☆
#309 [
]
乱暴にベッドに倒された。
「何するの……っ」
起きあがろうとしたわたしの腕を押さえつける。
「何…考えてるの…?ここ人の家…っ…」
「関係ねーな」
そう言って
わたしの服に手をかける。
「やだぁ……っ!!」
:07/06/30 01:12
:F902i
:☆☆☆
#310 [
]
わたしは抵抗した。
「やめて…!!いやァ!!」
直はわたしを
人形として抱くんでしょ…?
何の感情もない…
体だけの……
「や…め………て」
抵抗したいのに
絶望感で力が抜けた。
:07/06/30 01:15
:F902i
:☆☆☆
#311 [
]
「俺は…お前を泣かせてばかりだな」
なんで…
直がそんな切ない顔をするの……?
直……
わたし……
わたしは………
:07/06/30 01:22
:F902i
:☆☆☆
#312 [
]
「直が………好き……」
─本当はこのまま猫に戻って、
もう直には
会わないつもりだった。
でも…
これだけは伝えておきたい…
わたしが人間であるうちに…
この胸に秘めていた想いを…
:07/06/30 01:26
:F902i
:☆☆☆
#313 [
]
直がわたしのこと
どう思ってようが、
大事なのは自分の気持ちで
必要なのはそれを伝える勇気で
きっと言わなければ後悔をする………
今伝えなければ
もう二度と会えないから………
:07/06/30 01:30
:F902i
:☆☆☆
#314 [
]
「わたし…猫に戻るの…戻らなきゃならないの…本当の人間になったら直のこと忘れちゃうから……」
忘れたくない。
どんな姿形になっても
あなたを覚えていたい。
これが最初で最後だから…
言わせてほしい……
:07/06/30 01:33
:F902i
:☆☆☆
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