【CARTAIN CALL】美しい村の醜い男
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#14 [オッズ]
ジェラルドが倒れた僕の背中を思いっきり踏んだ。

思わずむせてしまう。

横目でジェラルドを見た。

彼は意地悪くほくそ笑んでいる。
天使なんてとんでもない。
あの笑顔は悪魔にしか見えない。

「よぉ、うすのろま」

「ぼ、僕はハンスだ……」

僕はうめきながらそう言った。

⏰:07/06/09 20:51 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#15 [オッズ]
ジェラルドはおもしろくなさそうに、フンと鼻をならした。

僕はすかさず立ち上がる。

ジェラルドは僕と背丈はあまりかわらない。

なのに、力の差は歴然だ。

「俺は機嫌が悪い……」

ジェラルドが続きを言う前に、僕は全速力で走り出した。

逃げなきゃ……。

⏰:07/06/09 20:55 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#16 [オッズ]
それしか頭になかった。

僕は逃げ足には自信があったため、ジェラルドからも簡単に逃げられると思っていた。

しかし、それは間違いだった。

ジェラルドは僕を追って走ってくる。

追い付かれることはないものの、引き離すこともできない。

ジェラルドが何か叫んでいたが、聞いている余裕はない。

僕はパニックになっていて、どこに行くかも考えず、やみくもに走り続けた。

⏰:07/06/09 20:58 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#17 [オッズ]
気付いた時には、僕は森のなかを走っていた。

僕が住んでいる町は、まわりを森に囲まれた小さなもので、少しあるけば、森へと出てしまうのだった。

僕のあとから規則正しい足音が聞こえる。

ジェラルドは今だに追い掛けてきているのだ。

僕の足はそろそろ限界を迎えようとしていた。

だが、走り続けなければジェラルドに捕まり、とんでもないことになる。

⏰:07/06/09 21:03 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#18 [オッズ]
絶望的だ……。

僕は、いつ走るのをやめるべきかを考え始めたときだった。
目の前に小さな家が見えたのは。

「あれは……」

息も絶え絶えに僕はつぶやいた。

あれは……魔女の家だ。

実際に魔女が住んでいるかは知らなかった。

町の間でそういう噂になっているだけだった。

ジェラルドと同様に悪い噂ばかりだったが、もしかしたら全部嘘かもしれない。

実は誰も住んでなかったり、気の優しいおばあさんが住んでいるかも。

⏰:07/06/09 21:10 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#19 [オッズ]
僕は決めた。

あの家に逃げ込もう。

一か八かの賭けだ。

僕は最後の力を振り絞り、家まで走りついた。

ドンドンと必死で家のドアを叩く。

ドアは僕の背丈ほどしかない。

早くしないと……。

ジェラルドに追い付かれてしまう!

⏰:07/06/09 21:13 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#20 [オッズ]
僕は無駄だと思いながらもドアの取っ手を掴み、まわした。

ギィー……

なんとドアは鈍い音をたてながらゆっくりと開いた。

僕は戸惑いながらも家に飛び込み、ドアを閉めて鍵をかけた。

ドアを閉めるとき、ジェラルドが悔しそうな顔をしているのが一瞬だけ見えた。

助かった……。

そう思ったのも束の間だった。

⏰:07/06/10 11:30 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#21 [我輩は匿名様である]
面白そう!!(^O^)

⏰:07/06/10 13:21 📱:W42K 🆔:.QfUCVgg


#22 [オッズ]

匿名様
あ(・∀・)
匿名様が見にきてくれて
嬉しいです
面白くなるように
頑張りたいと思います
恋愛系
書きたいなって思うんですが、
これを書き上げてからの方が
いいですかね(´・ω・`)

⏰:07/06/10 21:11 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#23 [我輩は匿名である]
オッズさんができると思うんなら同時進行でもいいと思います
頑張って下さい

⏰:07/06/10 21:18 📱:N703iD 🆔:☆☆☆


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