【CARTAIN CALL】美しい村の醜い男
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#111 [オッズ]
物音をたてないように家に近づいていく。

僕は不恰好に取り付けられている窓の側に行き、そっと覗き込んだ。

朝だというのに、家のなかはとても暗かった。

「何か見える?」

僕は首を振ったが、段々と家のなかの様子がわかってきた。

四角い部屋のまわりは、ぐるりと柵が囲いこむようにたっている。

たぶん檻なのだろう。

⏰:07/06/30 08:52 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#112 [オッズ]
そして部屋の真ん中には人がゆったりと寝そべることができそうな、銀色に鈍く輝く台が置かれていた。

テーブルに使っているのだろうか?

それにしては椅子がない。

檻があることだって、十分すぎるほどおかしい。

「ねぇ、キキ。
ミロの姿は見えないよ。
それから、檻とか変な台があるんだけど……」

僕はそう言いながら振り向いた。

キキは落ち着かなさそうにそわそわと辺りを見回している。

⏰:07/06/30 15:46 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#113 [オッズ]
「そう……。
私、ちょっと気分が悪いの。家の周りを歩いてくることにするわ。
気晴らしにもなるし、ジェラも見つかるかも」

キキは弱々しく笑いながらそう言うと、僕が止める間もなく林の中へ行ってしまった。

キキはどうしたんだ?

一人にしたらあぶないし……。

けれどキキはこのへんの土地をよくわかっているし、僕が居たって居なくったって同じかもしれない。

僕は再び家のなかをのぞいた。

⏰:07/06/30 15:52 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#114 [オッズ]
何かいる様子はない。

部屋はこれ一つしかないようだし。

「……ミロのやつ、どこにいるんだ?」

そのとき、背後から不気味な笑い声が聞こえた。

僕はさっと振り向く。

「……ミロ?」

言葉がついて出た。

僕の前には気色の悪い男が笑みを浮かべて立っていた。

⏰:07/07/01 18:42 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#115 [エ]
ぷぎゃー!!
テスト前なのに一気に読んじゃったじゃないよおーイイ(笑)

なんかうざい子で申し訳ないけど、一応応援してますので!!!
ファイトですよっイ

⏰:07/07/01 20:34 📱:W44K 🆔:/qHswysQ


#116 [オッズ]

>>115さん
テスト前なのに
読んでくださって
ありがとおございます

全然うざくなんて
ないですよ(゚Д゚V)
むしろ嬉しいです
誰も読んでないかと
思っていたので

頑張ります(o´ω`)

うちも明日からまたテストだ

⏰:07/07/01 23:03 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#117 [小説案内人]
テストがやっと終わって
オッズさんの小説が読めます
更新いつでも楽しみにしてます

⏰:07/07/02 23:58 📱:N703iD 🆔:☆☆☆


#118 [オッズ]

小説案内人さん

テストお疲れさまでした
うちも今日で
テスト終わりです(・∀・)

そういってもらえて
すっごく嬉しいです

更新たくさんできるよおに
頑張ります(o´ω`)

⏰:07/07/03 16:38 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#119 [オッズ]
「おぉ……!」

男は両手をあげて、大げさに驚いてみせた。

鳥肌がたつ。

「私の名前をよくご存じですね……」

ミロはニカッと口を開いて笑みを浮かべる。

真っ赤な腫れぼったい唇から黄色い小さな歯たちがむき出しとなる。

魚のような目は充血しており、意地悪く爛々と輝いている。

⏰:07/07/03 16:46 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#120 [オッズ]
ミロの外見は僕が想像していたよりも、普通の人間ぽかった。

風船のように突き出たお腹から、細くて短い手足が生えている。

どことなくピエロを連想させるような小男だ。

しかし、ミロの持つ雰囲気は想像以上だった。

なんといっていいのかわからないが、側にいるだけで相手を不快にさせる。

⏰:07/07/03 16:52 📱:N700i 🆔:☆☆☆


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