俺がヲタクになる理由
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#316 []
>>310

俺と那智は、渋谷の本人とあまりにも違いすぎるイケメン写メを使うことにした。

詐欺写メ狩りが
逆に詐欺写メを使って狩ることになるとは…。

俺は少し不満だったが写メが有効活用される渋谷は、それはそれは嬉しそうにスキップしていた。

先が思いやられる。

⏰:09/01/21 04:40 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#317 []
とりあえず詐欺写メを投稿する文章を考えよう。

「写メに自信あるやつ集まれ〜!とかは?」

那智がまたもやラブピンクの写メを開きながら発言する。

「バカじゃねーの!おれらの目的は詐欺写メ狩りだぞ!バレるじゃん」

「あ、そっか〜…てか、こいつかわいくね?」

⏰:09/01/21 04:43 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#318 []
ラブピンク写メを開きまくっていた那智が俺に画面を見せてきた。

「………ほぅ。」

名前の欄には【椿】
年齢は23歳。おねーさま!

写真の中の椿は
ほんのり茶髪のロングヘアに切れ長の目。鼻筋が通った美人のおねーさんだった。

「…タイプだ。那智くん、保存するように。」

「ラジャー!!」

⏰:09/01/21 04:46 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#319 []
椿か…。
あとからメールでもしてみるかな。

おっと、それより今は詐欺写メ狩りのことだ。

「ん〜適当にメール下さいだけでよくねーか?」

那智がまだラブピンクの写メを開きながら興味なさげに言った。

「だな。普通が一番」

⏰:09/01/23 04:01 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#320 []
俺たちは渋谷の携帯から写メと本文をラブピンクに投稿した。

「メールは渋谷の携帯に届く。届いたらすぐ報告するように」

俺の言葉に渋谷はニヤニヤしながら携帯をいじった。

こいつ多分…
自分好みの女からメールがきたら俺達には絶対に知らせないだろう。

その予感は虚しくも的中することになるが。

⏰:09/01/23 04:05 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#321 []
「でもさマッキー、メール来たらそれから一体どうするんでぃ?」

ラブピンクの写メにも飽きたのか携帯を閉じ江戸っ子口調で那智が言った。

「もちろん、テレビ電話で実態調査だ。」

「拒否られたら?」

「…その場合は………会うことにしよう。」

「はぁ!?マジかよ!」

那智は過剰なまでの驚きの表情を見せた。

⏰:09/01/23 04:08 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#322 []
「那智くん、よく聞いてくれたまえ。僕はそのラブピンクのサイトに騙されて登録させられたあげくにそこに登録してあった女にも騙されたのだよ。友ならば僕の敵打ちをしてくれるのが………」

「あーはいはい、敵打ちね、したらいいんでしょ」

半ばめんどくさそうに那智が言う。

「でもさマッキー、俺らもお前に騙されてラブピンクに登録させられたのは忘れんなよ?」

…………忘れます。

⏰:09/01/24 04:37 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#323 [まゆママ]
すごく面白いです気になって一気に読みました 頑張ってください

⏰:09/01/25 16:16 📱:N904i 🆔:gvKi6DOE


#324 []
>>323まゆママさん
ありがとうございます
頑張ります

⏰:09/01/26 04:39 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#325 []
>>322

HRの時間になり、俺たちは一時解散した。

どのくらいの時間であの詐欺写メが投稿されるのだろう。

俺は落ち着きなく授業の間中渋谷に視線を送った。

その視線を全く気にせずに渋谷はひたすら机の下で携帯をピコピコいじっていた。

⏰:09/01/26 04:42 📱:P904i 🆔:☆☆☆


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