俺がヲタクになる理由
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#301 []
>>300
かほちゃん
ありがとうございます
誰も読んでないと思ってたからめっちゃ嬉しかったです

⏰:09/01/17 04:03 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#302 []
>>299

「でもさ、実際一人一人会って確かめなきゃいけねーのか?」

那智がすでにラブピンクのサイトに登録されている女の子の写メを開きながら言った。

「なーんかめんどくさくねーか?第一こんなにたくさん登録されてたらわけわかんねーよ。」

ため息まじりで呟く那智の横顔を見て俺はナイスアイディアを思いついた。

⏰:09/01/17 04:46 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#303 []
【8☆逆写メ狩り】

「那智くん、きみは横顔を見ると実にイケメンだな」

横顔だけね。

「…なんだよ急に」

急にほめる俺に那智は眉間にしわを寄せた。

「かの有名タレント、オダ○リジョーに横顔がそっくりではないか!」

内心全く似てないが。

俺の偽りのホメ言葉に那智は照れたように頭をかいた。

「それは誉めすぎだろ〜」

確かにほめすぎた。

⏰:09/01/17 04:52 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#304 []
否定しながらも
まんざらではなさそうな、むしろヘラヘラと笑う那智にキモいと思いつつも俺はナイスアイディアを決行すべく更に那智をほめた。

「マジ、お前かっけ〜わ。知ってっか?お前この学校で男子人気ナンバーワンらしいぞ!」

マジで〜?と照れまくる那智。作戦は成功するかにみえた。が、やはりここで空気の全く読めない(略してKMY)渋谷が作戦の邪魔をしでかした。

「え〜!男子ナンバーワンはマッキーでしょ!俺ちゃんと女子に聞いたもん!」

⏰:09/01/17 04:58 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#305 []
こ…こいつ…。

冷や汗が出る俺は横目で那智を見た。

那智も俺を横目で見ている。というよりも横目で

睨んでいる。

「…マッキー………」

「…………」

「今度は一体何を企んでんだ?」

蛇男那智に睨まれた俺は固まりその場から動けなくなった。

⏰:09/01/17 05:02 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#306 []
ジリジリと俺に詰め寄ってくる蛇男。

今にも

「シャーーー!!」

と言う奇妙な嘶き(?)を響かせ飛び付いてきそうだ。

「あ…ナイスアイディアを…思いついただけで…」

「…ほう。どんな?」

死んだ魚のような目で俺を見るな!!

「那智の写メをそのサイトに貼…」

「却下。」

⏰:09/01/17 16:18 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#307 []
「俺じゃなくてお前の写メ貼ればいいだろ?なんせ、槇原くんは学校ナンバーワンですから。」

最後のくだりがやけに嫌みったらしい。

「お前のがいいって!」

「お前だろ!」

「お前!!」

「あの〜…」

お前、お前、と言い合う俺と那智の間に遠慮がちに渋谷が右手をあげて割り込んできた。

「俺も同士なのになんで俺の名前が上がんないの?」

⏰:09/01/17 16:21 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#308 []
釣れないから。

とは言えない。
口がさけても言えない。

「………………」

那智も俺と同じ考えらしくチラリと俺を見た。

その表情はなんとも渋谷を哀れんでいるような…。

「俺の写メなら、使っていいけど」

「却下。女が逃げる」

⏰:09/01/17 16:23 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#309 []
那智は渋谷を直視せずにか細い声で呟いた。

ハート様になる…!

「ほら、この写メならいい感じじゃん?」

那智の呟きが運よく聞こえなかったのか上機嫌でニコニコしながら携帯画面を見せてきた。

⏰:09/01/17 16:27 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#310 []
恐る恐る渋谷から携帯を受け取り、画面を見る。

「!!!?」

俺と那智は画面と渋谷を交互に見る。

「…どう?」

「…どう?っつーか…」

別人。

こんなにも身近に詐欺写メ使いがいたとは!!

⏰:09/01/17 16:31 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#311 [かよ]
>>150

⏰:09/01/17 16:53 📱:W53H 🆔:momC.x/U


#312 []
かよちゃん
アンカー(?)ありがとう

⏰:09/01/17 22:43 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#313 [まな@]
>>1->>100
>>101->>120
>>121->>130
>>131->>140
>>141->>150
>>151->>160
>>161->>170
>>171->>180
>>181->>190
>>191->>1000

⏰:09/01/17 23:20 📱:W54S 🆔:☆☆☆


#314 [まな@]
すいませんソ
>>1-100
>>101-120
>>121-130
>>131-140
>>141-150
>>151-160
>>161-170
>>171-180
>>181-190
>>191-1000

⏰:09/01/17 23:23 📱:W54S 🆔:☆☆☆


#315 []
まなちゃん
ありがとう

⏰:09/01/21 04:38 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#316 []
>>310

俺と那智は、渋谷の本人とあまりにも違いすぎるイケメン写メを使うことにした。

詐欺写メ狩りが
逆に詐欺写メを使って狩ることになるとは…。

俺は少し不満だったが写メが有効活用される渋谷は、それはそれは嬉しそうにスキップしていた。

先が思いやられる。

⏰:09/01/21 04:40 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#317 []
とりあえず詐欺写メを投稿する文章を考えよう。

「写メに自信あるやつ集まれ〜!とかは?」

那智がまたもやラブピンクの写メを開きながら発言する。

「バカじゃねーの!おれらの目的は詐欺写メ狩りだぞ!バレるじゃん」

「あ、そっか〜…てか、こいつかわいくね?」

⏰:09/01/21 04:43 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#318 []
ラブピンク写メを開きまくっていた那智が俺に画面を見せてきた。

「………ほぅ。」

名前の欄には【椿】
年齢は23歳。おねーさま!

写真の中の椿は
ほんのり茶髪のロングヘアに切れ長の目。鼻筋が通った美人のおねーさんだった。

「…タイプだ。那智くん、保存するように。」

「ラジャー!!」

⏰:09/01/21 04:46 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#319 []
椿か…。
あとからメールでもしてみるかな。

おっと、それより今は詐欺写メ狩りのことだ。

「ん〜適当にメール下さいだけでよくねーか?」

那智がまだラブピンクの写メを開きながら興味なさげに言った。

「だな。普通が一番」

⏰:09/01/23 04:01 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#320 []
俺たちは渋谷の携帯から写メと本文をラブピンクに投稿した。

「メールは渋谷の携帯に届く。届いたらすぐ報告するように」

俺の言葉に渋谷はニヤニヤしながら携帯をいじった。

こいつ多分…
自分好みの女からメールがきたら俺達には絶対に知らせないだろう。

その予感は虚しくも的中することになるが。

⏰:09/01/23 04:05 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#321 []
「でもさマッキー、メール来たらそれから一体どうするんでぃ?」

ラブピンクの写メにも飽きたのか携帯を閉じ江戸っ子口調で那智が言った。

「もちろん、テレビ電話で実態調査だ。」

「拒否られたら?」

「…その場合は………会うことにしよう。」

「はぁ!?マジかよ!」

那智は過剰なまでの驚きの表情を見せた。

⏰:09/01/23 04:08 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#322 []
「那智くん、よく聞いてくれたまえ。僕はそのラブピンクのサイトに騙されて登録させられたあげくにそこに登録してあった女にも騙されたのだよ。友ならば僕の敵打ちをしてくれるのが………」

「あーはいはい、敵打ちね、したらいいんでしょ」

半ばめんどくさそうに那智が言う。

「でもさマッキー、俺らもお前に騙されてラブピンクに登録させられたのは忘れんなよ?」

…………忘れます。

⏰:09/01/24 04:37 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#323 [まゆママ]
すごく面白いです気になって一気に読みました 頑張ってください

⏰:09/01/25 16:16 📱:N904i 🆔:gvKi6DOE


#324 []
>>323まゆママさん
ありがとうございます
頑張ります

⏰:09/01/26 04:39 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#325 []
>>322

HRの時間になり、俺たちは一時解散した。

どのくらいの時間であの詐欺写メが投稿されるのだろう。

俺は落ち着きなく授業の間中渋谷に視線を送った。

その視線を全く気にせずに渋谷はひたすら机の下で携帯をピコピコいじっていた。

⏰:09/01/26 04:42 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#326 []
「飯の時間だー!」

ようやく4限の授業が終わり那智と渋谷が俺の元へやってきた。

渋谷は相変わらずママの弁当を持っている。

「購買いこーぜ!」

那智が小銭をチャリンと鳴らせながら言った。

「おー行くか!」

俺も那智に続き席を立った。

「焼きそばパン買えっかな〜」

焼きそばパンは競争率が高い。早く行かねば売り切れてしまう。

⏰:09/01/26 04:45 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#327 []
いざ、戦場に!!

「あのさ〜、メールきたんだけど…」

焼きそば気合い十分な俺たちを引き止め、渋谷が携帯を差し出しながら言った。

「…ま…マジ!?もうメールきたの!?」

渋谷の手から携帯を奪い画面を見る。

那智も興味津々な様子で携帯を覗いた。

【写メ見ましたぁかっこいいね友達なろぉ

⏰:09/01/26 04:49 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#328 []
メールには本文の他に画像が貼り付けられていた。

「見るか…?」

ゴクリと喉を鳴らし、那智に問う。

「いや…購買先に行かねーか?売り切れちまうよ」

どうやら那智は写メよりも焼きそばパンが大事みたいだ。

「…うーん」

焼きそばパンも大事だが、今は写メが気になる!!

⏰:09/01/26 04:52 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#329 []
「渋谷、見たか?」

「見たよ〜!」

渋谷はニヤニヤしながら弁当を開けている。

くぅっっ…気になる!!

「マッキーも見たらいいじゃん」

「マッキー、俺先に購買行ってっからなー」

携帯画面とにらめっこの俺を置いて足早に那智が去って行った。

⏰:09/01/27 03:54 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#330 []
こうなったらもう、写メを先に見よう。焼きそばパンは後だ。

俺は意を決してiモードに接続した。

だんだんと写メが現れる。それにつれてだんだんと渋谷がいやらしくニヤニヤする。

「……………オイ。」

写メが完全に現れたところで俺は渋谷への怒りがマックスになった。

⏰:09/01/27 03:57 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#331 []
「なぁにマッキー?」

怒りで震える俺をよそにうまそうなタコさんウインナーを食べながら渋谷が呑気な口調で言った。

「ブスじゃねぇか」

そう。とてもブス。
ニキビ面にメガネ。

「かわいかったとは俺一言も言ってねーもん」

俺は渋谷のみぞおちに拳を埋めダッシュで購買に向かった。

渋谷はプルプルとうずくまっているが自業自得だ!

⏰:09/01/27 04:00 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#332 []
購買に着くと那智が焼きそばパンを2つ持って立っていた。

「那智!俺の分まで…」

「あ、マッキー焼きそばパンもう売り切れよ」

「は?お前2つあんじゃん。俺の分も買ってくれたんじゃねーの?」

「まさか。俺の分だけ」

はぁぁああ!!??

俺は人混みをかき分けパンを探した。

コロッケパン…たまごパン…サンドイッチ…

なんもねぇし!!!

「残ってるのあんパンだけだってさ」

那智の冷たい声だけが購買に響いた。

⏰:09/01/27 04:05 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#333 []
俺はしぶしぶ残りもののあんパンを購入し、教室へと戻った。

教室へ入ると、渋谷は相変わらずうまそうにママ弁のおにぎりを頬張り
那智は焼きそばパンを大口で食っていた。

…むかつくぜ。

俺は席にすわり食べたくもないあんパンの封を切った。

⏰:09/01/29 05:13 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#334 []
「マッキー、あんパンうまいかい?」

那智が焼きそばパンの焼きそばを見せるように食べながら言った。

マジでむかつくぜコノヤロウ。

「めちゃくちゃうめーよ、焼きそばなんて比べもんにならんわ!」

俺はあんパンをカブッと頬張り口にあんこをつけながら言ってやった。

「へぇ!マッキーがそんなに焼きそばパンよりあんパンが好きだったとはね、俺の焼きそばパン1つやろうと思ったけどあんパンが好きならいらんだろう」

そう言って那智は2つめの焼きそばパンをなんと二口で平らげた。

⏰:09/01/29 05:17 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#335 []
こ…こいつ…。

俺は那智に向かいアンパンチを繰り出そうと拳を構えた。が

「それより、メールたくさん着たよ!」

渋谷の一言で一旦アンパンチを封印した。

せっかくあんパンで愛と勇気を充電したのに。

「マジで?見せろよ」

くにぱんマンを全く気にする様子もなく、那智は渋谷から携帯を奪った。

「すげぇ!渋谷至上最高のメール件数3通じゃん」

おい、えらい至上最高だな。たかが3通かよ。

⏰:09/01/29 05:22 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#336 [我輩は匿名である]
あげ(`・ω・)
頑張ってください*゜

⏰:09/02/06 16:54 📱:auCA3C 🆔:sVnuKg02


#337 [我輩は匿名である]
中途半端

⏰:09/03/08 08:34 📱:N906imyu 🆔:eSZSeUXA


#338 []
さて、読んでくれてる方いるかわかりませんがひっさしぶりに夜中更新しますとりあえず話忘れたので読み返して話作ります

⏰:09/10/12 18:37 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#339 [我輩は匿名である]
やったー

⏰:09/10/12 19:48 📱:N09A3 🆔:r2ijJB7w


#340 []
>>339さん
まさかコメントいただけるとは思ってなかったので
ありがとうございます!
ですが、すみません予想外のお偉いさんから急遽飲みに誘われてこの文章すら打つのがままならない状態くらい酔っ払いなのでまた明日に回しますm(__)mほんとにすみません

⏰:09/10/13 04:56 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#341 [◆8NBuQ4l6uQ]
更新するんですね。嬉しいです
がんばってください

⏰:09/10/13 14:21 📱:PC 🆔:4QrLZ7Kc


#342 []
ありがとうございます
更新遅くなりますが
頑張ります

⏰:09/10/15 05:06 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#343 []
>>335

あんパンを食い終わった俺は、渋谷が携帯をピコピコ触るのをじっと見ていた。

こいつ、まだ見せない気か?

「おい」

ママ弁の卵焼きをうまそうに食べながら携帯をニヤニヤしながら触る渋谷に対してヤンキー顔負けのガンを飛ばして言った。

⏰:09/10/15 05:09 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#344 []
「なぁに、マッキー」

なぁに、マッキー…

じゃねぇよ!!

「メール来たんだったら早く見せろよ!」

俺の言葉に渋谷は一瞬戸惑った表情をしながらも、俺に携帯を渡してきた。

⏰:09/10/15 05:11 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#345 []
画面には、
【舞子】という女のメール。かわいらしいデコメールで送られてきていた。

残念ながら、写メはなかった。

「写メないじゃん!次は?」

「…左ボタン押したら次の女の子からのメールだよ」

そう言う渋谷の目が
なぜかオロオロしていることを、俺は見逃さなかった。

⏰:09/10/15 05:14 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#346 []
【9☆カオル】

左ボタンを押すと、
シンプルな内容のメールだった。
名前すら書いてなく、
一言だけ
【メールしましょう。】

これは、ブラックリスト行きだ。

写メはもちろん、ない。

⏰:09/10/15 05:17 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#347 []
「次のメールも左に押せばいいのか?」

俺の言葉に、渋谷は気まずそうに、

「……う…うん…。」

と言った。


なんだろうか、この嫌な予感は。

俺は左ボタンを押した。

⏰:09/10/16 04:50 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#348 []
が、画面は変わらなかった。


次のメールは、ない、ということだ。

おかしいな…。
確かメールは3件きたと聞いたけど
2件しか見ていない。

まさか…

⏰:09/10/16 04:52 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#349 []
「渋谷くん。」

俺は冷静に渋谷の名前を呼んだ。

こいつまさか最後のメールが写メ付きで自分のタイプだったから俺らに見せないなんて……まさかな。
まさかそんな発想、同士にもっちゃぁ失礼だよなー。

「渋谷くん、3件めのメールはどこだ?」

⏰:09/10/16 04:56 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#350 []
俺の言葉に渋谷は目をギョロギョロさせた。

気持ち悪いやつめ。

「あれ?メールないの?もしかして間違って消しちゃったかも…。」

未だ目をギョロギョロさせながら挙動不審気味に言う渋谷。

⏰:09/10/28 01:30 📱:P904i 🆔:☆☆☆


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