俺がヲタクになる理由
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#82 []
「着いてからのお楽しみだ、なぁ渋谷!」

「おう!マッキーも絶対気に入るぜ!」

「…渋谷は気に入ってるのか?」

「もっちろん!!」

「……そうか。」

渋谷のお気に入り…

絶対行きたくない。

⏰:07/10/07 04:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#83 []
「9時にお前んち迎えに行くわ!」

ルンルンな声で那智は俺に言い放ち、自分の席についた。

「…はぁ…めんどくせ」

俺はその日の授業中、ずっと断る言い訳を考えていた。が、

頭脳明晰が備えられていない俺の頭では無理だった。

⏰:07/10/07 04:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#84 []
無い脳みそのみそを使いまくったが、俺の脳みそは、みそはみそでも蟹みそがつまってるんじゃないか、という程何も思いつかなかった。

そして時間だけが虚しく過ぎてゆき…

「マッキーお迎えきたよーん!!」

9時になってしまった。

⏰:07/10/08 00:49 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#85 []
ん…9時?

「…那智さん、俺にはまだ8時のように見えますが?」

「8時だよ〜ん!」

コイツ…もう酔っ払ってるのか?

「全員集合!!」

いつの時代かわからないバラエティー系フレーズを言い放ち、那智の隣から渋谷が飛び出した。

「…うぜ〜……」

⏰:07/10/08 01:32 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#86 []
「この時代、色んな人がいるのだよ、国彦くん」

国彦て呼ぶな。

「世の中、ウザイ人がいてもいいではないか、渋谷くんのように」

「って、俺かい!」

「ウザイって言葉が似合うのはお前しかいないじゃん?」

いえ、那智くん、きみもその言葉ピッタリだよ。

⏰:07/10/08 01:36 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#87 []
「本当に行くのか?」

「当たりめーだろ!」

「マジか〜」

「誰のために誘った思ってんの?お前のためだろ!」

…俺のためを思うならほっといてくれ…。

「そりゃどーも」

「礼にはおよばんよ、国彦くん」

⏰:07/10/08 01:38 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#88 []
那智と渋谷に連れられ、
俺は嫌々那智行きつけの店へと足を運んだ。

「ここ!?」

那智が足を止めた店は
見るからに怪しげな店。

ピンク色の照明が小さな扉のすきまから見える。

さらに怪しいのは店の扉にかかっている看板。

⏰:07/10/08 03:41 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#89 []
「…妄想パブ…って?」

「入ったらわかるって!」

看板見ただけで入りたくない。わかりたくもない。

なんだよ、妄想パブって

「さぁさぁ、国彦くん入った入った!」

嫌だ…何このノリ…

嫌だーー!!

「はぁい!いらっしゃい」

⏰:07/10/08 03:44 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#90 []
店内に入った瞬間
俺の目に飛び込んで来たのは

「あら!那智くん久しぶりじゃなぁ〜い!渋谷くんも!それと…見ない子ね」

くりくりの巻髪にケバいメイク。そしてガタイのいい身体。

「…オカマバー…?」

⏰:07/10/08 03:46 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#91 []
「まっ!失礼な子ね!看板見えなかったのかしら」

見ました。
見たくありませんでしたが。

「…何なん、この店…」

「妄想パブ!すっげー面白いから!」

渋谷が目をキラキラさせながら店の奥へと入って行く。

⏰:07/10/08 03:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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