淫ら

｢はいッ
ばんざいして?｣

あたしは言われるままにあっという間にぬがされた

その後こうは自分も脱いだ

こうがﾎﾟﾁｬﾝとお湯につかる

｢来いよ｣

あたしは胸を両手で抱えながらこうの足の間に座った

｢～～～♪｣

こうは歌なんか歌っていた

あたしはこうにもたれ掛かりこうの手を繋いだ

きれい‥
｢こうは職人なのに綺麗な手してるね｣

｢そうか～?♪｣

こうの歌が響く

こうに触れる度伝えきれない想いが込み上げて
あたしはどうしようもなくなった

だめだ‥
あたしは泣いていた

こうが好き
大好き‥
嫌われたくない
失いたくない‥

あたしはｸﾙｯと向きを変えこうに抱き着いた

こうは歌いながらあたしの髪を撫でる

その綺麗な手で‥

｢こう、
あたしは‥‥
こうが好き
こうが好きだよ、‥｣

｢うん｣

｢ずっといたい‥
一緒にいたい｣

｢うん｣

｢こうは‥
こうはあたしが嫌いデスカ？｣

ﾘｧﾙﾀｨﾑで見てます

この話大好き

頑張ってください

こうは涙を溜めたあたしの瞳を真っ直ぐ見つめながら言った

｢好き
俺も離す気ない
だから‥‥‥話して?
ちゃんとあゆみの口から聞きたい｣

あたしは頭が真っ白になった
‥やっぱ知ってたんだ
あたしはたくみ先輩のことを全部話した

☆ｻﾝ
ありがと

ﾘｱﾙﾀｲﾑとかなんか
悪い気するなあ

はまりました

!!
これからも..
頑張ｯて下さい

応援してます

あたしは自分の気持ちを精一杯伝えた
｢ごめんな、
俺はたくみがおまえのこと好きだって知ってたから‥本当最低なことしたって思ってるんだ
けどおまえが俺でいいって言うなら俺はおまえを渡さない｣

｢‥うん｣

お湯だか涙だかわからないあたしのほっぺたを流れる水滴をこうは指でなぞった

TOMMYｻﾝ
応援ありがと

途中にすみません

すっごいこの話スキ

頑張って下さい!!

みてます

おもしろすぎです

｢あゆみ‥｣

こうの顔が近づきあたしは目を閉じた

長いキスをした

こうがゆっくり顔を離すとあたしを強く抱きしめた

1ヶ月間、
会えなかったこうが
今あたしの腕の中にいる

あたしたちはお互いを確かめるように抱きしめた

さらｻﾝ

ｻﾝ
読んでくれて
しかも気に入ってくれて
ありがと

みんながそう言ってくれるとかきごたえあります

!
完結までよろしくねッ

｢あ!あたしが頭洗って上げる～♪｣

｢ぢゃあ俺は体洗ってやるよ♪｣

｢えろおやじ～｣

｢ちっちゃくても男だからなッ｣

｢何㌢？｣

｢168｣

｢へえ～
意外と大きんだッ！｣

｢失礼な!
これでもﾅｲｰﾌﾞなんだからッ!｣

こうといっぱい笑ってお風呂を上がった
あたしがタオルを手に取ると
こうはそれを自分でもち
あたしの体や頭を拭いてくれた

｢よし!｣

その後で自分の体を拭く

｢こうはお母さんみたいだね！｣

あたしは全裸のまま部屋にいった

｢こらこら
服くらい着ろよ～｣

こうの言葉を無視し、
あたしはこうの部屋に行き引き出しをあさった

明日は学校
きっとこうは仕事だろうけど
あたしはここに泊まろう
そう思っていた

引き出しを開けこうのスエットを見つけ着た

｢ぶかぶか☆｣

あたしは引き出しを閉めた
すると床にプリクラが落ちていた

手に取ると今より少し髪の短いこうと女の子がくっついて映っていた

わかってる‥
ちゃんとわかってる
元カノくらい、こうにいても当たり前
でも辛かった
なんでこんなとこにあるのかな
こうが見てたのかな

あたしはプリクラをそのままにして部屋を出た

台所に向かい包丁を持つ

すると
｢あ!それ俺のスエット?
てかまだ作る気あったの?!｣

｢だって食べたいんでしょー?｣

｢あー今日はいーやッ
明日作ってよ♪｣

｢え～｣

｢今は飯よりあゆみが欲しい｣

ドキッとした

｢だからこっち来いよ｣

やばい‥

あたしは照れながらこうの前に行った

こうはタバコを片手に
あたしを見上げた

そしてあたしの手を掴むとタバコを灰皿に押し付け
あたしの体をグイッと引き寄せた

少し何も言わず抱きしめると
こうはあたしをベットに寝かせ
髪を撫でた

｢可愛いな～｣
こうが呟く

あたしは恥ずかしくなって
目を反らす

｢こう、
あたしこうのこと
何も知らない｣

あたしは口を開けた

｢ん～?
急にどした？
何知りたいん？｣

あたしはこうを見た

｢元カノのこととか～｣