百花×繚乱
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#11 [朔]
…静かな沈黙の中で慣れていない男の代わりに
私が沈黙を破った。

「シャワーあびてもいい?」

きっとこの人は女を買ったことがないんだと思う。
そしてどういう段取りをすればいいのかも…。

「あ…どうぞ…。」
と指差す方に浴室があった。

⏰:07/06/17 18:29 📱:PC 🆔:tDKPdkI6


#12 [朔]
シャワーを浴びながら何だかこっちまでドキドキすると
独り言をもらしていたら

ギィとドアが開いた。

「!!!」
驚いて目をやると客が立っていた。
「え…??ど…」
私の質問が終わらないうちに男は壁に
私を打ちつけながらキスをしてきた。
「ちょ…ちょっと!!!!」
2人でシャワーでぐちゃぐちゃになりながら
私は男を制す。

⏰:07/06/17 18:40 📱:PC 🆔:tDKPdkI6


#13 [朔]
「ちょっと…!!!んっ…はぁ…やめっ」

激しいキスに息が出来なくなりそうで
男の体を両手で止めようとするも
力でかなうはずもなくただ男のされるがままに
髪を掴まれ壁に押さえつけられた状態で
抵抗していた…。

⏰:07/06/18 00:41 📱:PC 🆔:4VG3UUnU


#14 [朔]
「ん…はぁ…はぁ…いきなりなんな…の?もう!!!!やめて!!!!」

ドンッと男の肩を力任せに押すと男はパンツ一丁に
Tシャツ姿で座り込み
クククと肩を震わせて笑った。

キュッと男の笑い声と
シャワーの栓を閉めた音が浴室に響く。

⏰:07/06/18 00:46 📱:PC 🆔:4VG3UUnU


#15 [朔]
「何が…お、おかしいのよ…」

またいきなり力任せに何かをされてはたまらない。
男を煽らないように落ち着いた声で聞いた。
男は下を向いたまま何も言わない。

「…?ちょ、ちょっと聞いてるの…?」

私の質問が終わるか終わらないかの所で
男はシャワーで濡れた髪を手でかき上げて言った。

「聞いてるよ…悪かった…。」
落ち着いた声で謝って来た。

 

⏰:07/06/18 00:52 📱:PC 🆔:4VG3UUnU


#16 [朔]
話を聞くからとりあえず浴室から出て行って。
そう諭すと男は素直に出て行き
私は飛び出しそうな心臓の鼓動を両手で押さえ
また深呼吸した。

しばらくして部屋に戻ると
男はベッドの上で缶ビールを飲んでいた。
私の方を泣きそうな顔で見ていた。

「本当に悪かった…」
眼鏡をかけ直しベッドに座った私に
男はベッドの上で土下座する。

⏰:07/06/18 00:57 📱:PC 🆔:4VG3UUnU


#17 [みぉ]
気になりますがんばってください

⏰:07/06/18 00:58 📱:N904i 🆔:DRWqWyVs


#18 [朔]
みぉさん>ありがとう(;□;)そういってくれると嬉しいです!!!

⏰:07/06/18 01:13 📱:PC 🆔:4VG3UUnU


#19 [朔]
ふぅとため息をついて
男に聞いた…。
「何のつもりでこんな事を?」と。

すると男は彼女と別れたと…。
しかも彼女は自分に隠れて売春婦をしていたんだと
握った拳に力を入れながら悔しそうに話す。
そして自分も売春婦を買いその女をめちゃめちゃに
してやろうと決めて店に電話をした…

そう言いながら男はポロポロと泣いた…。

⏰:07/06/18 01:17 📱:PC 🆔:4VG3UUnU


#20 [朔]
私は売春をしてる…この男を罵倒する権利も
警察に突き出す権利もない。

女に対して不信感をもつ男もいる。
女を精のはけ口にしか思っていない男もいる。

私の目の前で泣く男は沙羅という売春婦に
涙を流し自分の失態と愚かさに泣いている。

⏰:07/06/18 01:20 📱:PC 🆔:4VG3UUnU


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