俺とコウの物語
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#433 [我輩は匿名である]
早く続きを書けや?
:08/10/28 11:26 :PC :☆☆☆
#434 []
すみません。
久々に書こうかな
でも毎日や頻繁には更新できません、すみません。
:08/10/30 03:32 :P904i :☆☆☆
#435 []
>>425誤解…?
コウ、お前とお前の親友であろう正志に
俺が誤解する何があるんだよ。
「誤解なんかしてない。どいてや、帰るから」
胸がズキズキと痛む。
:08/10/30 03:34 :P904i :☆☆☆
#436 []
コウの横を通りすぎる時、ちらりとコウの横顔が見えた。
俺はさらに胸がいたくなった。
切なく
悲しい
コウの瞳から、
一筋の涙が光った。
俺はそれを見ていないふりをしてドアを開けた。
:08/10/30 03:37 :P904i :☆☆☆
#437 []
「志乃?え?帰るん?」
ドアを開けたところで幸子が入れたてのコーヒーを2つ持って立っていた。
「んー、ああ。ちょっと急用できてん」
「志乃が帰るならあたしも帰るよ!ちょっと待ってて?荷物準備するから」
「…わりぃな」
幸子はいつもの様ににっこり微笑み、部屋へと向かった。
:08/10/30 03:40 :P904i :☆☆☆
#438 []
10分ほどたったころ、幸子が荷物を持って戻ってきた。
「神谷く〜ん!先帰るけど、ありがとね!」
玄関先に出て、幸子がコウに言った。
コウはいつも通りのポーカーフェイスで
「いえ、また学校で。」
と言い、手をふった。
:08/10/30 03:47 :P904i :☆☆☆
#439 []
コウはちらりと俺を見ると
何かを言いたげに口を開いた。
「……志…」
「ほな、また学校でな!」
コウの言葉を遮って俺は玄関を出た。
「……学校…?」
玄関を出たところで、
幸子がキョトンとしながら呟いた。
:08/10/30 03:51 :P904i :☆☆☆
#440 []
「志乃、神谷くんと一緒に住んでるんちゃうん?学校で…って?」
「……………」
今コウと一緒に生活するなんて気まずくて無理だ。
「…何かあった?」
心配そうに幸子が言った。
:08/10/30 03:53 :P904i :☆☆☆
#441 []
俺は今までのことを
包み隠さずに幸子に話した。
幸子は黙って
うん、うん、
と、相槌をうちながら聞いていた。
:08/10/31 03:57 :P904i :☆☆☆
#442 []
「でも、志乃ずるいわ」
黙って聞いていた幸子が
急に口を開いた。
俺の目をじっと見つめながら言った。
「神谷くんの話、そらして聞かんかったんやろ?それは志乃の逃げやで?」
真剣な眼差しで幸子が言った。
:08/10/31 04:00 :P904i :☆☆☆
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