俺とコウの物語
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#219 []
>>214

「ああ、その火傷で僕の勘が当たったと確信しました。」

あんなけ自信満々にゆーといて勘やったんかい!

「…その火傷は…?」

「…………。」

俺の質問に麻生は何も答えずに、ただただコウを見つめている。

「…そんなに擬視されると照れます。」

⏰:08/01/18 23:55 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#220 [ako]
書くんですかぁ

うれしいです
頑張ってくださいね

⏰:08/01/19 01:30 📱:SH903i 🆔:62nLejLE


#221 []
ありがとうございます
読んでくださってたみなさんほんまにごめんなさい

⏰:08/01/19 04:03 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#222 []
全く照れた様子もなく
コウが淡々と話す。

「……………。」

「…なんですか。僕は志乃くんに見つめられて喜ぶ趣味はありませんから。」

俺もじゃ!!

「なんやねん、さっきの話。続きは?」

コウから麻生へ目を移すと麻生はコウから目線を反らし、俺と目が合った。

⏰:08/01/19 04:33 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#223 []
怖いんですけど。

冷や汗が垂れる。

「………………」

誰も言葉を発しない。
が…やはり先に口を開いたのは

「いいでしょう。見つめ合う最中すみませんが、僕があなたの代わりに述べましょうか?あくまでも僕の予想ですが。よろしいですよね?麻生さん。」

冷めた目のコウだった。

⏰:08/01/19 04:36 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#224 []
 

「いいですか?」

コウは麻生を見据えながら強い口調で言った。
いや、強い口調だが、半ば呆れたようにも聞こえる。

こいつは多分あきれているのだろう。

「麻生さんは…」

ゆっくりと

コウが話し出す。

⏰:08/01/19 04:47 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#225 []
【第六章 未解決事件】

「麻生さんは、いじめにあっていた。それも自殺するほどまでに辛いいじめです。あなたはいじめを苦に自殺した。それは間違っていませんよね?」

コウは麻生をチラリと見た。が、麻生は俯き何も答えなかった。

「…いじめの原因って?」

俺の言葉にコウは眉間にしわを寄せた。

⏰:08/01/19 04:50 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#226 []
「容姿…」

「え?」

聞き返す俺に、コウは曇った表情をしながら続けた。

「容姿です。わかりませんか?麻生さんは容姿についていじめられていたんですよ。」

親指を口元に当てながらコウはギロリと麻生を睨む。

⏰:08/01/19 04:55 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#227 []
「ひでぇな…。」

容姿なんて…
誰だって好きこのんでそんな容姿になったわけじゃないのに…

「志乃くん、違いますよ」

「はい?」

「あなた今、麻生さんの容姿が悪いからいじめられていた、そう捉えたでしょう?」

⏰:08/01/19 04:57 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#228 []
そりゃもちろんそうだろ。

「違います。逆なんですよ。」

「…は?逆?」

逆って?つまり

「あなたは生前とても美しかった。その美しい容姿ゆえ女子生徒からの嫉妬がひどく、いじめという形になった。違いますか?」

⏰:08/01/19 04:59 📱:P904i 🆔:☆☆☆


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