俺とコウの物語
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#412 []
正志の分野…
「彼は、そういった行為が好みな方ですから」
コウは微笑みながら言った。
優しい、
優しい表情で。
:08/05/08 04:34 :P904i :☆☆☆
#413 [なぁ]
激しくあげ
:08/08/08 02:22 :N906imyu :v/YqL18U
#414 []
なぁちゃん
たまたま違う小説を昨日から復活させてて、今あげ発見してめっちゃ嬉しかった
内容少し浮かんだからまたあとで更新します。
どっちの小説もかなり時間あいてすみません
:08/08/08 02:34 :P904i :P1FMs5VE
#415 []
>>412コウの微笑みは、優しく、だけどどこか悲しげで…
この表情の意味を
俺は間違ってとらえてしまった。
それは俺とコウとの関係を
崩してしまうほどに
:08/08/08 03:03 :P904i :P1FMs5VE
#416 []
「志乃くん、彼は」
「いや、やっぱいいわ。俺なんか身体だるいわ…」
コウの言葉を遮り、
俺はコウを避けるように別荘へと進んだ。
あんな表情で他の友達の事を話すコウは見たくない。
:08/08/08 03:13 :P904i :P1FMs5VE
#417 []
コウがこの時
悲しい表情をした事に
俺は気がつかなかった。
「志乃!大丈夫!?」
別荘へ戻ると心配そうな表情の幸子がかけよってきた。
「ん、ヘーキ」
:08/08/08 03:15 :P904i :P1FMs5VE
#418 []
「神谷くんは?一緒じゃないん?」
「………いや、はぐれたから」
俺の心理を読みとったのか、幸子は
「そっか」
と言い、それ以上何も聞かなかった。
「あれから何か起こったか?」
俺の問いに、幸子はにっこり微笑み首を横に振った。
:08/08/08 03:17 :P904i :P1FMs5VE
#419 []
姫菜の部屋を覗きに行くとすっかり落ち着いたのかスヤスヤと眠っていた。
俺は静かにドアを閉め、コウと同室の部屋へ戻った。
1人シンと静まりかえる部屋をぐるっと見渡し、なんだか寂しくなってきた。
俺は荷物をバッグにつめた。
:08/08/08 03:27 :P904i :P1FMs5VE
#420 []
ある程度荷物が片付いた時、ふいに部屋のドアが開く音がし、俺はドアに振り返った。
「…志乃くん、何してるんですか?」
視線の先には怪訝な顔つきのコウが立っていた。
:08/08/08 03:28 :P904i :P1FMs5VE
#421 []
「あ〜…さっき電話あって急に家帰らなあかんなってんやん」
コウから視線を反らし、荷物をつめたバッグを見つめながら言った。
長い沈黙が続く。
背後のコウの表情はわからない。
しばらくしてから小さく
「…そうですか……」
コウが言った。
:08/08/08 03:30 :P904i :P1FMs5VE
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