*Candy*
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#321 [三ッ葉]
………………………
…………………

〜♪

次に目を覚まさせたのは、携帯の着信音だった。

ディスプレイに表示されている時刻をみて思う。

夕方まで寝てたんだ。

着信音の原因は送られてきたメールで、瑠衣、刹那、そして竜樹からのお見舞いメールだった。

〜♪

「!!」

全てのメールを見終え、返信ボタンを押そうとしたときに、携帯が鳴いた。

⏰:07/09/01 18:43 📱:F904i 🆔:jkKuBuow


#322 [三ッ葉]
突然の音に、体が小さく動いた。

送信元は……
恭也。

そのメールに手を震わせながら、指と同時に視線を下へとずらしていく。
そこには、


「意味…分かんない」


思わず声が漏れる。


"えぐんないでよ。
まだ待って。"
と表示されていた。

⏰:07/09/01 18:57 📱:F904i 🆔:jkKuBuow


#323 [三ッ葉]
恭也からメールが来て、どこか嬉しいはずだけど、そのメールを見て恭也の考えてる事が分からなくなって
益々学校に行くのが怖くなった。


……………………

学校に行かなくなった日から2日経って来た恭也のメール。

"もう待たなくいいよ"

その次は

"来て"

その次は

"来て。解放したい"

⏰:07/09/01 19:04 📱:F904i 🆔:jkKuBuow


#324 [三ッ葉]
頭がグシャグシャになってきて、何も考えられなくなった。

休んでから一週間経った日のメール。


"来て。
寂しくて死にそう"


「なら…死んでみてよ。」

とか、言ってみる。

恭也がいなかったらこんな思い、背負わなくても良かったのに……。

お互い残酷だ。

⏰:07/09/01 22:06 📱:F904i 🆔:jkKuBuow


#325 [三ッ葉]
「嫌…死ななくて良いよ。寂しいなら、もっと…求めてよ。
会いに来てよ。」


目が濡れてくる……。

いつからこんなに涙腺弱くなったんだろ?

それも全部アンタのせいよ――…


「……きょ…や…」


私の声は、乾ききっていた。

⏰:07/09/01 22:11 📱:F904i 🆔:jkKuBuow


#326 [//¨姫架璃]
もちのろんやっばいに決まってますよこの小説因好きになっちゃいましたからッ

⏰:07/09/01 22:15 📱:P902iS 🆔:8tLBYpdM


#327 [三ッ葉]

姫架璃さん

大好きだなんて
言っていただけると
とても嬉しいです

有難うございます

⏰:07/09/02 02:18 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#328 [三ッ葉]
………………………
…………………

「……おはよ」

「あ…れ?
大丈夫なの?」

起きて用意をしてからリビングに降りると、
飛鳥が目を丸くしながら私を迎えてくれた。

前の生活のように朝ご飯を作ってでかける。

前と違うのは
制服と自転車のペダルが、やたらと重く感じること………と、

自分の不安定な気持ち。

⏰:07/09/02 02:28 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#329 [三ッ葉]
「あっ!
穂乃香ちゃん!」

視界の前方に恭也が真に求める人物、椎名先輩が手を振っているのがみえた。

神様は意地悪だ。

今、会いたくないのにどうして会わせるの?

「すみません。
今日は…先を急いでるんで――…。」

「え…穂乃香ちゃんっ?」

適当な理由をつけて、自転車の漕ぐスピードをあげて椎名先輩の前を
素早く通り過ぎた。

⏰:07/09/02 02:36 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#330 [三ッ葉]
ガラッ…

「はっ……はぁッ…」

ずっとスピードを落とすことなく漕いできたために、荒々しい息をこぼしながら教室のドアを開けた。

「「…………」」

教室は途端に沈黙のベールに包まれた。


「おはよっ!
やっと顔見れて嬉しい。」

「遅いぞ、穂乃香。
待ってたんだからな。」


そんな中、普通にいつもの笑顔を向けてくれたのは、瑠衣と刹那だった。

⏰:07/09/02 02:44 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


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