*Candy*
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#333 [三ッ葉]
…………………

「先生、具合悪いから寝かせて……」

「どうぞ。」

先生の返答を聞いて
部屋の一番奥のカーテンを開けてベッドに体を寝かせた。

まだ心臓が落ち着かない。


シャッ…

「!?」

カーテンの開く音が耳に響いた。

ガタンッ

後ろを向く暇もない瞬間に私の体の上に何かがのっかって、身動きをとれなくさせた。

⏰:07/09/02 03:01 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#334 [三ッ葉]
「逃げんなよ…。」

その声と共に、私の全体にこびり付く姿と声。

「……恭也。
何なのよっ…離してよっ………嫌だ!
いやいやいやっ!!」

ガシャガシャと煩い物音がたつくらいに私は、拘束された体を懸命に動かした。

「俺の話聞けよっ…!!」

声を張り上げる恭也に耳を傾けずに私は暴れ続けた。

「いっ…いやっ!!
はなしてぇえっ……イヤァアアッ!!!」

⏰:07/09/02 03:07 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#335 [三ッ葉]
「こらっ!
瀬戸君、なにしてるのっ……やめなさい!!」

騒ぎを悟った保険の先生は、暴れ続ける私の体から恭也の体を剥ぎ取って引き離した。

「………っ!?」

恭也は顔を歪ませながら、そのまま先生にどこかに引っ張られていった。


「ハァハァッ…」

私は、体を丸めて叫び傷ついた喉を両手で覆いながら震えていた。

やっぱり怖い。

⏰:07/09/02 03:13 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#336 [三ッ葉]
………………………

教室に戻る事も嫌な私は、屋上に向かった。

ガチャッ

「すごい…青空……。」

ドアを開けて視界の上一面に広がる青色。

雲も少なく、日差しがキラキラと輝いていた。

今の私には、この光景が眩しすぎてすぐに下を向いて外へと足を踏み入れた。

⏰:07/09/02 11:55 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#337 [三ッ葉]
歩いていると、誰かが横たわっているのが分かった。

日差しで少し茶色に見える黒い髪が、サラサラとなびいていた。

「………」

体がビクンッと反応した。

「……穂乃香?」

恭也は泣きそうな表情をちらつかせながら
こちらに気付いた。

そんな表情を一瞬見ただけで、愛しさが溢れ出して胸がキュッとしまった。

⏰:07/09/02 12:02 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#338 [三ッ葉]
怖いのにひかれてしまうのは何故?

私の体は、引き付けられるように恭也の方へと向かっていた。


「もう…逃げないの?」
私は、恭也の問いに縦に小さく首をふり、

「……今…だけ。」

と、付け足した。

「……そ。
俺ね、椎名の事大好きなんだ。
小さい頃から結婚しようねって笑いあってた。
ずっと本気にしてて信じてた……。」

⏰:07/09/02 12:17 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#339 [三ッ葉]
そこで一旦話を切り、
「話、長くなるよ?」
と、笑って言う。


「なのに、高校入って椎名には彼氏ができた。
本当にショックで、狂いそうになった。
だから、女の子と遊ぶようになったんだ。
そんな中、穂乃香が来て、言うことも雰囲気も椎名に似てた。
だから、手に入らない椎名の代わりにして俺の傍に置いておきたかった。」


「………。」

代わり……か。
今の恭也からでる言葉はすべて本当の気持ちなんだろう。

⏰:07/09/02 12:43 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#340 [チビ]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500

⏰:07/09/02 14:13 📱:SO903i 🆔:rGXAnWV.


#341 [三ッ葉]

チビさん

安価
有難うございます
この小説もそろそろ
終わりへと近づいています
又、暇があれば更新しますね
-------------------
感想などがあれば
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2502/
にお願いします

⏰:07/09/02 17:14 📱:F904i 🆔:JVWLRUig


#342 []
久々更新ぢゃあがもゥlastきちゃうんですかぁ淋しいっすよ

⏰:07/09/05 21:56 📱:SH902i 🆔:HsvLbbMw


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