黒蝶・蜜乙女
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#195 [向日葵]
貴方がそう言ったんでしょうよ。
蜜「そうですけど?」
セツナ「それが勘違いなんだ。俺は……お前をもっと側に寄せたいんだ。なのに……お前は俺とのキスを極端に嫌がってる。」
いや喜んでやってたら私まで変態になっちゃうじゃないですか。
内心突っ込みを入れながらセツナの話を黙って聞く。
セツナ「だから知らしてやりたかったんだ。俺がどれだけお前を……求めているか。」
:07/07/13 20:55
:SO903i
:ceGDlScE
#196 [向日葵]
セツナの熱い視線が私を突き刺す。
蜜「私は……っ。こんな自分が嫌なんです。……セツナのキス一つで馬鹿みたいに悩む自分が……。」
まるで私じゃないみたいで。
セツナが私の隣へやって来て立ったまま私の頭を抱き締めた。
セツナ「それが普通だと思う。俺だって蜜が現れるまで他人を求めることなんてなかった。」
セツナの方が人間の心理を分かっている様で何か悔しかった。
:07/07/13 21:00
:SO903i
:ceGDlScE
#197 [向日葵]
セツナはしゃがんで私を見つめる。
私の好きな、あの優しい目。
セツナ「蜜。お前は俺が好きか?」
改めて聞かれると恥ずかしいし言いづらい……。
私は小さく頷いた。
するとセツナは満面の笑みを浮かべる。
セツナ「だからもう少し俺に近づいてはくれないだろうか。」
私は一瞬どうしたらいいか迷って、おずおずと手を伸ばしてセツナの首に巻き付けた。
:07/07/13 21:10
:SO903i
:ceGDlScE
#198 [向日葵]
まるで迷子の子供みたいにぎこちなく、それでもギュッと力強く。
セツナもゆっくりと背中に手を伸ばしてきて抱き締める。
決心するのを誤ったかもしれない。
全く意味が無くなった。
恋人同士になったからにはこーゆー雰囲気がつきものなのかも。
ってか朝っぱらから私達は何をしてんだ何を!!
普通こーゆーのが高ぶるのは夜であって!
嫌夜も困るけど!!
とか思いながらも心地よいセツナの腕からは逃れられないのだった。
:07/07/13 21:27
:SO903i
:ceGDlScE
#199 [向日葵]
――――

――――
今日はここまでにします

次は明日の朝にします

:07/07/13 21:28
:SO903i
:ceGDlScE
#200 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・・・・・
ブイーン
時間も経ち、完璧な朝になったトコで私は家事を始める。
普段おばあちゃんが掃除してくれてる分、必死になるほど掃除機をあちらこちらにかける必要はなかった。
セツナ「みーつー。そんな事してないで出かけないかー?」
蜜「あのねぇ…。おばあちゃんがいない間は私が家を守らなきゃいけないんですよ?おばあちゃんが帰ってきてゴミだらけ埃だらけだったらいけないでしょう……。」
:07/07/14 09:34
:SO903i
:sQA2iImQ
#201 [向日葵]
セツナ「俺は暇を持て余してるんだけどなぁ…?」
ハァ…。
カチ。 シュゥゥゥン。
掃除機のスイッチを切った。
ソファにダラァッと座ってるセツナの前に立って私はあることを言った。
蜜「ならば…。セツナも家事を手伝ってくれたらどうです?」
セツナ「は?」
蜜「2人でやれば2倍速で終りますから。」
なんてね。
王様暮らしをしているセツナに人間界の大変さを知らせてあげようではないか!!
:07/07/14 09:42
:SO903i
:sQA2iImQ
#202 [向日葵]
セツナ「まぁいいだろう。」
ハハハ!(罠に)かかったぁ!!
蜜「では、私は洗濯機回してきますから、庭の手入れをしていただけますか?」
セツナ「あぁ。いいとも。」
ウキウキウォッチングの時間はまだですよー。
洗濯機に服を掘り込んで洗剤を入れる。
スイッチオン♪
ゴゥン ゴゥン
セツナ[俺はお前を求めている。]
セツナの言葉を急に思い出してヘナへナとその場に崩れ落ちた。
:07/07/14 09:48
:SO903i
:sQA2iImQ
#203 [向日葵]
4日間と正直に言うべきではなかった。
朝から晩まで寝ても覚めても甘い言葉と愛のくちづこ(+食事)が続くと思うと体がもたない。
また早朝みたいなキスをされたら?
頭の理性が一気に飛ぶくらいセツナに夢中になりそうで怖くなる。
ピー
いつの間にか洗濯が全て終わってしまったらしい。
籠に入れて庭へ行こうとリビングを通る……と。
セツナがさっきと変わらずソファに座っていた。
:07/07/14 10:00
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:sQA2iImQ
#204 [向日葵]
蜜「セツナ?庭掃除は?」
セツナはソファの背もたれに首をもたげて逆さに私を見る。
セツナ「終ったが?」
嘘だ……。
ウチの庭って結構広くて、終るには2時間はいる。
籠を床に置いて庭への窓をガラガラと開ける。
蜜「えぇー?!」
芝生は一寸の狂いもなくピシッと揃ってるわ植木は綺麗に切り揃えてるわ……。
蜜「なんで……。」
庭を見つめたままアホッぽい声で私は呟いた。
:07/07/14 10:07
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