黒蝶・蜜乙女
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#682 [向日葵]
と言う意味を込めてジトッとセツナを見上げた。

セツナは私の顔を両手で包んだ。

え?!今度は誘ってない自信大有りだよ?!

しかし私の予想は違った。
セツナは指先で私の頬を摘むと伸びる限り横にグニィーッと引っ張った。

蜜「ひばばばば!ふぁんふぇふふぁー!!」

ちなみに「いたたたた!何ですかぁー!!」……っと言ってます。

セツナ「なんか気に入らなかったから。お仕置き。」

それだけ言うとセツナはパッと手を離した。
私のほっぺたは元の形に戻ろうとする。

⏰:07/07/31 00:20 📱:SO903i 🆔:2vuVxr6U


#683 [向日葵]
私は両手で引っ張られた所を擦る。

蜜「別に捻んなくても…痛いし…絶対赤くなってるし……。」

ブツクサ小声で文句を言うとセツナは私の頭をワシッと掴んで上を向かせた。

蜜「あー痛い。」

半目をして嫌味ったらしくセツナに言ってやった。
セツナはククッと笑う。

セツナ「今の顔、すっごい不細工だぞ…っ。」

んなっ!!
私の顔が怒りで真っ赤になる。

⏰:07/07/31 00:24 📱:SO903i 🆔:2vuVxr6U


#684 [向日葵]
蜜「ひどい!」

私は扉まで大股で行き、力任せに足を鳴らした。

セツナが絶対来ると思ったのに来ない。
そうやって期待してた自分も腹立つ―――っっ!!!!

心の中で頭をガシガシかきながら扉の取っ手に手をかける。

カチャ



カチャカチャ

??

蜜「ぬ、ぬぅー……っあ!!」

⏰:07/07/31 00:28 📱:SO903i 🆔:2vuVxr6U


#685 [向日葵]
え?

蜜「開かない…。」

いや違う。開けることが出来ない。
扉がものっそ重い……。

え?だってオウマ君やあのほっそーいラフィーユだって軽々開けて……。

セツナ「お前なんかじゃ開かないぞ。俺達はお前の何百倍も力があるんだからな。」

つまりラフィーユは力持ちさん。
キャア☆素敵!
……って馬鹿!!

セツナ「出て行かないのか?」

振り向かなくてもセツナがニヤニヤしながら私を見ているのは分かる。

⏰:07/07/31 00:33 📱:SO903i 🆔:2vuVxr6U


#686 [向日葵]
むっきぃぃぃぃ!!!!

蜜「ラフィーユ!!そこにいませんかぁぁ!!!!」

っている訳

カチャ

ラフィーユ「何だ?」

あった。

蜜「良かった!!扉が開かなくて困ってたの。」

ラフィーユはキョトンとして私を見つめた。

セツナ「セツナ、いるじゃないか。」

私は振り向かず嫌味を言ってやった。

蜜「意地悪セツナは頼んでも何もしてくれませんから!」

⏰:07/07/31 00:37 📱:SO903i 🆔:2vuVxr6U


#687 [向日葵]
と言ってラフィーユが開けてくれたドアの隙間からするりと抜けて私はセツナの部屋を出た。

ラフィーユ「あまりいじめる、良くない。」

セツナはクスッと笑う。

セツナ「最高の愛情表現をしてやってるだけだ。」

セツナも部屋を出た。

・・・・・・・・・・・・・

オウマ「あ!蜜!!」

オウマ君は私を見つけるなりすっ飛んで来た。

オウマ「さっきはお楽しみ中ゴメン!!」

声がデカ――――イ!!!!

蜜「いや、うん。別に気にしてないし……大丈夫!」

⏰:07/07/31 00:42 📱:SO903i 🆔:2vuVxr6U


#688 [向日葵]
オウマ君はニカァッと笑うと私の手を握った。

オウマ「お詫びに外の花畑案内するぜ!!ひゃっほぉ〜い♪」

楽しそうに駆け出すと、スピードを増し、そして!

オウマ「ほぅら…ぃよ!!」

蜜「ギャァァ!!」

なんと片手だけで空に放り投げられた。

ボスッ

オウマ「おぅさ!!」

⏰:07/07/31 00:45 📱:SO903i 🆔:2vuVxr6U


#689 [向日葵]
受け止められてお姫様抱っこをされた。

オウマ「イッ…エ―――――イ♪!!!!」

ズガァン!!

オウマ君は蹴ってお城のドアを開けてしまった。
元気と乱暴者ってなんか紙一重の気がする。

下へ近づいていくと正に花畑。
水平線とかじゃなくと花平線……。

オウマ「この蜜吸ってみろ!」

差し出されたのはピンク色の掌くらいの可愛い花。

⏰:07/07/31 00:50 📱:SO903i 🆔:2vuVxr6U


#690 [向日葵]
蜜「……。どうやって?」

オウマ君は花を裏返す。
するとちゃんと穴が開いていた。

オウマ「そっから!」

口を付けて少し吸ってみた。

……!甘い!!

蜜「わー!美味しい!!」

オウマ「だろ?!俺のお気に入りなんだ!!」

オウマ君はずっとニコニコ私に笑いかけてくれるものだから私も思わず顔が綻ぶ。

蜜「お花、勝手に摘んでもいいですか?」

オウマ「あぁ!好きなだけ!」

⏰:07/07/31 00:55 📱:SO903i 🆔:2vuVxr6U


#691 [向日葵]
そう言うとオウマ君は少し飛んで自分の好きな花を集めだした。

私は花を摘んで冠でも作ろうかな。

それにしても色とりどり……。

しかも全部見た事が無い。もしかしたら黒蝶族の為だけにある花なのかもしれない。

蜜「サクッと〜サクッと〜♪」

冠を作りながら意味の分からない歌を歌う。

私の行動に気付いたオウマ君は興味津々に私の近くで冠作りを見る。

⏰:07/07/31 01:00 📱:SO903i 🆔:2vuVxr6U


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