黒蝶・蜜乙女
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#165 [向日葵]
目をトロンとさせたのを発見したセツナはニヤッと笑った。
セツナ「寝たら襲うぞ。」
その瞬間目をパチッと開かせた。
セツナ「いいんだぞ?寝てても。」
蜜「いえバッチシ覚めましたんで。」
セツナ「ククッ。それは残念だ。」
まったく……。
セツナ「嘘だ。襲わないから寝てていいぞ。」
と言って頭を撫でてくれた。
:07/07/12 17:44
:SO903i
:nxiPv1n6
#166 [向日葵]
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更新は明日の夕方します

:07/07/12 22:40
:SO903i
:nxiPv1n6
#167 [ちあき]
あげ


:07/07/13 08:18
:P902iS
:6jxmiI6k
#168 [向日葵]
ちあきさん

あげありがとうございます


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――――
蜜「ホントに…何もしませんか?」
セツナ「期待してるんだったら期待に沿うけど?」
私は首をブンブン振る。
朝から心臓に悪い事は出来るならば止めて欲しい。
「じゃあ」とセツナがオデコにに頬をくっける。
セツナ「寝ていいから。」
今日は私が朝早くだから弱っているせいか、いつになく優しい。
その優しさが嬉しくて、微笑みながら私は目を閉じた。
:07/07/13 16:47
:SO903i
:ceGDlScE
#169 [向日葵]
空を飛んでるって言うのにあり得ない安心感が私を包んで私は眠りに落ちた。
――――――……
セツナ「……つ。蜜。」
蜜「ん……。んー…セツナ……?」
セツナ「着いたぞ。起きろ。」
顔にかかった髪を優しく払いながらセツナが微笑む。眠たい目を擦りながら回りを見渡すと、山中にぽっかり穴が空いた様な草原にいた。
数千個の星が、まだ明けきらない空に瞬いている。
:07/07/13 16:53
:SO903i
:ceGDlScE
#170 [向日葵]
携帯のサブディスプレイを光らせて時計を見ると、2時45分。
あれから結構飛んでいたんだ。
蜜「セツナ。疲れていませんか?」
セツナ「平気だ。その気になれば特急で日本一周は夢じゃない。」
そりゃまぁ凄いことで。
草原に腰を降ろして夜空を見上げていると、隣に座ったセツナが聞いてきた。
セツナ「そーいえば…。お前なんで敬語なんだ?」
別に深く考えた事はなかった。私は目をパチクリさせた。
:07/07/13 16:58
:SO903i
:ceGDlScE
#171 [向日葵]
蜜「それはぁー…。多分セツナが年上だから癖づいちゃったんだと思います。」
セツナ「ふーん。そんなのいらないのに。今から普通に話せよ。」
蜜「そんな急に出来ませんよ。“親しき仲にも礼儀有り”ですよ。」
「ほぉん」と言ってセツナは夜空を見上げる。
私もそれに習う。
セツナ「これ見終った後にこのまま出かけないか?」
蜜「あー…。せっかくですけど駄目なんです。おばあちゃん達がくじ引きで旅行券が当たって今日からいな……。」
:07/07/13 17:03
:SO903i
:ceGDlScE
#172 [向日葵]
ハッ!!!!
しまった……。
コレを言ってはいけなかった!
だってこんなことを言ったらセツナは……。
チラリとセツナを見ると暗がりでも分かるセツナの意地悪そうなあなニヤッとした顔が見えた。
セツナ「へぇー…。じゃあお前今日からしばらく家1人なんだ?」
蜜「いや、でも、親戚が心配して来、た、り……。」
:07/07/13 17:07
:SO903i
:ceGDlScE
#173 [向日葵]
セツナ「決めた。これが済んだらお前ん家に行く。」
ホラ―――――!!!!
やっぱりこうなった!
だから困るんだよ!!
しばらくの間セツナと2人っきりで過ごすなんて自殺行為なんだよ!(心臓動きすぎで)
蜜「私1人なんて慣れてますからいいです!お気になさらず!」
セツナ「なら2人になれてもらおう。」
セツナの顔が20センチくらい先に近づいてきた。
近付かないで…っ!意識が遠のいくから!!
:07/07/13 17:11
:SO903i
:ceGDlScE
#174 [向日葵]
蜜「そ、ん、……な……。」
言葉を発している内にもセツナはどんどん近づいてくる。
静かな山の中で鼓動が響いてしまいそうだ。
蜜「セツナは帰って大丈夫ですから!」
セツナ「もう黙れ。」
そう言って更に言おうとした私の口を塞ぐ。
冷えてるのかセツナの唇が冷たい。
セツナの唇の温度を感じてる自分が恥ずかしくなった。
優しいキスが終ると、視界の隅に何かが走った。
:07/07/13 17:15
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