黒蝶・蜜乙女
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#628 [向日葵]
セツナ「お前らもっとスピード上げろ!!」
オウマ「おうよぉ!!」
ギュイィイン!!
ルキ「……。」
険しい顔をして黙って着いていく横にラフィーユがつく。
ラフィーユ「余計な事、考えるな。」
ルキ「考えてないわよ……っ!」
ラフィーユ「どうだか。お前は浅はかだ。」
ルキは図星を突かれて下唇をギュッと噛んだ。
ラフィーユ「悔やむのならもうこんな事をするでない。」
:07/07/29 15:37
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#629 [向日葵]
ギュイィイ―――……ン……
―――――……
蜜「んのぉぉ……っムギィィ!!」
糸が簡単に切れず、しかもゴムのように伸びることを発見。
どうにかして体を縦に振って糸が伸びる様にするけど凄い力ですぐに戻されてしまう。
蜜「もう!も―も―も―も―!!!」
牛になった訳じゃないけど思わず不安が募ってしまう。
:07/07/29 15:49
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#630 [向日葵]
ムカついて足をジタバタさせた。
どうしてこんな目に合わなきゃいけないのよ!!
それでも私は体を揺する。
蜜「う゛ぅ―――――っ!!ターヤさんのぶわぁぁぁっかぁぁ!!!!」
ターヤ「馬鹿とはなんだい。」
下を見れば蟻の様なターヤさんがいた。
表情が見えないけど声からして無表情で私を見ている気がする。
蜜「降ろして下さい!!なんでこんな事されなきゃなんないんですか!!」
:07/07/29 15:58
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#631 [向日葵]
ターヤ「うるさいなぁ…。少し黙らないか。」
そう言って指をパチンと鳴らした。
何が起こるのかと思えば、急に体がぐらりと傾く。
蜜「ぎ、いやぁぁぁぁっっ!!」
いきなり落下。
ジェットコースターより遥かにスリリングな体験に気を失いかけた時、ターヤさんの腕にキャッチされた。
蜜「うぅ……っ。」
ターヤ「湯殿の時間だよ蜜乙女。」
えっ?!
:07/07/29 16:11
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#632 [向日葵]
蜜「さっき入ったばっかですよ?!」
ターヤ「さっきだって?何を言ってる。もう一日経ったじゃないか。」
一日?!
せいぜい5時間くらいしか経ってないんじゃ……っ!
そんな私に気付いたのか歩きながらターヤさんは説明した。
ターヤ「人間と僕らじゃ時間の流れが違うんだよ。」
入った事がある部屋に入った。
ターヤ「祝言の為に綺麗にしてやってくれ。」
:07/07/29 16:22
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#633 [向日葵]
祝言?!
つまり……結婚式?!
私はターヤさんの手から逃れて部屋を出ようとしたけど無駄に終わった。
ドアに手を付き、後ろから私の行く手を阻む。
ターヤ「じっとしてくれない?それとも……襲われたいの?」
ターヤさんは後ろから私の太ももを撫で上げた。
グリッとターヤさんの方を向いて下から睨む。
蜜「貴方と結婚式なんて挙げる気更々ありません。」
ターヤ「無くても結婚挙げざるを得ないよ。セツナは助けに来れない。」
:07/07/29 20:21
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#634 [向日葵]
その言葉に涙がうっすら浮かんだ。
蜜「セツナは来るもん!!絶対来るもん!!」
叫んで私はお風呂場へ向かった。
セツナセツナ!
ジャパーン……!
お湯に勢いよく頭まで浸かった。
気泡が口からゴポゴポ出ていく。
『セツナ……。』
――――――……
ザ、ザザザザ、……。
蜘蛛族の城の入口に、セツナらが降り立った。
:07/07/29 20:27
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#635 [向日葵]
シオイ「確かにオーラが大きくなっておりますね。」
ラフィーユ「問題ない。」
オウマ「そーそー!腕が鳴るっつーのぉ!!」
オウマは腕をグルグル回して気合い充分だ。
そんな中、セツナはジッと城を睨む。
セツナ「蜜……!」
今行くから……。
その時だった。
ザザザザザ……
5人の前にあの灰色の外套を被った軍団が現れた。
:07/07/29 20:35
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#636 [向日葵]
「この先は決して通さん。」
セツナは軍団を冷たく睨み、口端を吊り上げる。
セツナ「やってみろよ。」
セツナの指がポキポキ鳴った……。
――――……
鏡を見るとさっきよりも長めの黒いドレスに身を包んでいた。
『普通白だよね。……いや違くて!!』
ワッシャワッシャなってるドレスの裾を持って部屋を出た。
『とりあえず逃げなきゃ!私っ……。』
:07/07/29 20:41
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#637 [向日葵]
部屋を出て出口を探そうとした途端こけた。
蜜「うわぁっ!っあっつ!いった!」
絨毯で手を火傷してしまった。
訳もなく掌にフーフーと息を吹く。
ターヤ「往生際が悪いねホント。」
どうやら足をかけられたらしい。
部屋を出て直ぐの壁にターヤさんは寄りかかっていた。
その姿は黒いタキシードで決めていた。
ターヤ「なかなか綺麗になっているじゃないか。黒はやっぱり引き立つね。」
:07/07/29 20:47
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