黒蝶・蜜乙女
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#772 [向日葵]
セツナ「オイ。」
蜜「わぁ!セツナ…いたんですか。」
セツナはお風呂場のドアのヘリにもたれていた。
ん?なんかご機嫌ななめだなぁ……。
キュキュキュ
一旦シャワーを止めてセツナに向き直る。
蜜「何かご用で?」
セツナ「なんでアイツらを呼んだ。」
蜜「はい?だって、困ってるし、行く所が無いって……。」
:07/08/04 10:38
:SO903i
:E9w2M8lM
#773 [向日葵]
セツナは何か腹立たし気に息を吐く。
セツナ「それは千歩譲ってやる。」
千歩て貴方…。どんだけ渋々の選択ですか。
セツナ「ラフィーユを何故お前の部屋にやろうとした。」
蜜「へ?女の子同士ですし、なんかこーゆーのって楽しいじゃないですか♪」
ガチャン
ガチャン?
何でドア閉める?
セツナ「もう怒った……。」
:07/08/04 10:44
:SO903i
:E9w2M8lM
#774 [向日葵]
え?え??えぇっ?!
何で?!私何も気に触る事言ってないよね?!
蜜「い、一体何が駄目だったんですか?!結局はラフィーユ達は客間に行ったじゃ…」
セツナ「それでなくてもアイツらが来たから二人っきりになれないのにお前はその機会すら奪おうとした。」
あ、あぁー……そーゆー…。
蜜「い、いいじゃないですか。同じ部屋で寝るんですから!」
ヒタッ……。
セツナはヒンヤリとしたタイルに手をついて私を囲んだ。
:07/08/04 10:49
:SO903i
:E9w2M8lM
#775 [向日葵]
蜜「謝りますから…、そーゆーのは部屋で……っ。」
セツナ「今ここで改めてもらおう。いい加減俺の気持ちくらい読んだらどうだ。」
読んでるつもりなんだけどなぁー……。
って言うかそこまで怒らなくても。
蜜「そうですね…。以後気をつけますよ。」
セツナ「そぅ。いい子だ。」
と言ってオデコに唇を押し付けた。
いい子とか……。
オデコに唇の感触を感じながら、どう反応すればいいかに迷った。
:07/08/04 10:56
:SO903i
:E9w2M8lM
#776 [向日葵]
セツナは人差し指だけで顎をクイッと上げた。
もうすぐそこにセツナの顔。頭がぼぅ…っとなる。
セツナの唇があと少しで触れる時、
オウマ「なぁなぁ蜜――!!……。」
お互いに間そして間。
オウマ君はどうやら最高に間が悪いらしい……。
蜜「わ、私、二人の布団、用意しなくちゃ……っ!」
セツナの腕をくぐって、客間へ向かう。
その途中、オウマ君の叫び声が聞こえた気がした。
ポスポス
蜜「ラフィーユ。入りますね。」
:07/08/04 11:03
:SO903i
:E9w2M8lM
#777 [向日葵]
ラフィーユ「あぁ。」
スラッ
ラフィーユは畳の上で長い髪を広げて寝転がっていた。
蜜「疲れた?」
ラフィーユ「こんな床、初めて。草の匂い、何故する?」
そっか、畳知らないんだ。余談でセツナも畳を初めて見た時珍しがってた。
外国人の人が日本文化に感動する様に畳をテシテシ叩いていた。
蜜「畳って言うの。い草って植物から作ってるんだよ。」
:07/08/04 11:10
:SO903i
:E9w2M8lM
#778 [向日葵]
ラフィーユは「ふぅん」と言うと畳が気に入ったのか畳に顔をくっつけて匂いをかいでいる。
私はその近くで座って布団を探すのも忘れてまったりしていた。
ラフィーユは何だか落ち着く。
ラフィーユ「聞かないのか?」
蜜「え?」
ラフィーユは穏やかな目で私を見つめてくる。
ラフィーユ「私の喋り方、変。自分で、分かる。それ、聞かないのだな。」
蜜「んー。私は気にならなかったよ。ちゃんと想いは伝わってくるし。」
:07/08/04 11:15
:SO903i
:E9w2M8lM
#779 [向日葵]
するとラフィーユはニコッと笑って呟く。
ラフィーユ「同じ事言う。不思議だ。」
蜜「え?なんて?」
しかし、ラフィーユは寝息を立てて寝てしまった。
蜜「あ!布団!」
そこで本来の目的を思い出し、部屋の押し入れから布団を出し、敷くが、ラフィーユが寝てしまったので一個しか敷けない……。
蜜「あ、と。どうしよう……。」
:07/08/04 11:23
:SO903i
:E9w2M8lM
#780 [向日葵]
スラッ
なんかげっそりしているオウマ君登場。
オウマ「あれっ。ラフィー寝ちゃった?」
蜜「ハイ。だから布団引けなくて…ハハ。」
オウマ「しょうがねぇなぁ…。ぃよっ!」
ラフィーユの体を軽々と持ち上げて一個敷いてた布団へ優しく乗せてあげた。
そしてオウマ君は静かに眠るラフィーユの頭を優しく一撫でして微笑んだ。
蜜「オウマ君って…ラフィーユが好き?ラフィーって呼んでるのはそれで?」
:07/08/05 09:33
:SO903i
:eY1lbW/o
#781 [向日葵]
オウマ君はラフィーユから目を離してなんだか嬉しそうに私に笑った。
オウマ「ウン。大好き!ラフィーって誰も呼んでないから特別みたいだろ?」
無邪気な笑顔に私まで笑顔になった。
布団をもう一つ敷いてから私はおやすみなさいと言って客間を後にした。
階段を一歩一歩上りながら少しげんなりしていた。
セツナの事だ。
ラフィーユとオウマ君の事で機嫌が悪かったのに足してお預けをくらったから……。
:07/08/05 09:37
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