黒蝶・蜜乙女
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#788 [向日葵]
セツナ「別に無理なんてしなくていい。待つてもりだ。ただ……。」

体を離して、私を見つめながら髪をかき上げた。
私は片目を瞑る。

セツナ「なんだかお前が可愛く甘えてくるから我慢出来そうにないんだ……。」
暗闇に柔らかくセツナの声が響く。
この感情……。セツナが愛しくて仕方ない。

一回こんなのあった。
セツナが照れたあの日……。

でもあの日よりはもっと大きい気持ちで――……。

⏰:07/08/05 10:28 📱:SO903i 🆔:eY1lbW/o


#789 [向日葵]
チャプター15:赤い実







シンとしてる。時計の音が静かになってる。


蜜「我慢しないで下さいと言ったら…セツナは我慢しませんか?」

セツナはフワリと微笑むと、頬に唇を触れる。

セツナ「そんな可愛いらしいことを言われたら、蜜が何を言おうと抑えるのは辛いな。」

鼓動が少しずつ早くなる。

蜜「じゃぁ……我慢しないで下さい…。」

⏰:07/08/05 10:34 📱:SO903i 🆔:eY1lbW/o


#790 [向日葵]
セツナは不安気に私を見つめてくる。

セツナ「お前いいのか?ホントに。」

私は身を乗り出して触れるだけのくちづけをする。

蜜「ハイ……。」

硬い決意。セツナなら……。ううん。セツナがいい……。

セツナの目が射る様に真剣に変わる。
そしてくちづけをされ、激しさを増していく。

ゆっくり押し倒されて、セツナが上に乗ってくる。

セツナ「後悔しても知らないぞ……。」

⏰:07/08/05 10:39 📱:SO903i 🆔:eY1lbW/o


#791 [向日葵]
そう言って私の頬を大きな手で包む。
その上から私は手を重ねてその温かさに目を瞑る。

蜜「後悔なんて……しませんよ…。」

セツナはまた優しく唇を重ねてから首筋に唇を這わせる。

ボタンが外されていく。
その時に僅かに体を固まらせてしまった。

それに気付いたセツナが私の頭を撫でながら優しい黒い目で見つめる。

セツナ「大丈夫。ゆっくりやるな……。」

蜜「…ハイ……。」

⏰:07/08/05 10:45 📱:SO903i 🆔:eY1lbW/o


#792 [向日葵]
セツナはホントに優しく私を扱ってくれた。
服越しじゃない人の体温は思ったより熱くて、でも気持ち良くて……。

何より幸せであることを感じさせてくれた。

蜜「―――っ。」

セツナ「…蜜?しんどい?」

私は首を横に振った。

蜜「嬉しいんです……。」

嬉し涙なんて初めて流した。でも初めて流した嬉し涙がセツナで良かった。

セツナはオデコにキスをして優しく微笑んだ。

⏰:07/08/05 10:50 📱:SO903i 🆔:eY1lbW/o


#793 [向日葵]
 






―――――
―――――――……

目を、うっすら開けた。
部屋が明るい……。

トクン……トクン……

あ……落ち着く…。
また目を閉じると、こめかみ辺りの髪の毛がかき上げられて、柔らかい物が触れる。

セツナ「目、覚めたか……?」

⏰:07/08/05 10:54 📱:SO903i 🆔:eY1lbW/o


#794 [向日葵]
私はまた目を少しだけ開けた。

蜜「…セツ、ナ……?」

セツナ「体、大丈夫か?」

体……?

完全に目を開くとセツナの綺麗な鎖骨が目に入った。

蜜「ええっ!」

一気に覚醒。

顔を上げればセツナが見つめていた。

そうだっ――私昨日……っ!

⏰:07/08/05 10:57 📱:SO903i 🆔:eY1lbW/o


#795 [向日葵]
うつ向いて顔を隠す。
激しく赤面。

蜜「おはよう……ございます…っ。」

セツナ「ククク…。何を照れてる。」

そう言いながらも優しく抱き締めてくれる。
肌がまた密着する。

胸が、キューッと苦しくなった。

セツナ「…昨日の蜜は……今までで一番可愛いかったなぁ……。」

うわ言の様に呟くセツナの言葉に再び赤面する。

蜜「あぁもぅ…。止めて下さい恥ずかしいっ……!」

⏰:07/08/05 11:02 📱:SO903i 🆔:eY1lbW/o


#796 [向日葵]
セツナはクククと笑ってる。

いつものセツナだ……。
でもなんだか違う……。

セツナ「服を着ろ。またオウマが来たら、お前の裸を見られるのはご免だ。」

あり得る予想に深く納得。

蜜「こっち……見ないで下さいねっ。」

セツナ「ククッ。ハイハイ。」

セツナはかべ側を向く。
私はソローッと布団を出て散らばった服を集める。

未だに自分がそんな事をしたって事実が信じられないけど、少しダルイ下腹部が昨日の事を物語る。

⏰:07/08/05 11:12 📱:SO903i 🆔:eY1lbW/o


#797 [向日葵]
服を完全に着てから振り向く。
約束通りセツナはちゃんと壁側を向いてた。

蜜「セツナ。着終りましたよ。」

セツナ「あぁ。分かった。」

するとセツナは私を引っ張って軽く唇を触れた。
そして幸せそうに微笑む。

セツナ「好き……蜜。」

また顔が赤くなる。
セツナはそれを見て満足そうに笑った。

蜜「ハイ……。」

⏰:07/08/05 11:18 📱:SO903i 🆔:eY1lbW/o


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