「好き」と言いたい。
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#112 [あんみつ]
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「1時間目何だっけ??」
教室に戻る途中、廊下を歩きながら、奈津美が聞いた。
「んーと・・・英語!!」
「あー。また、眠いやつか」
「ははっ!!・・・あ」
(・・・健二だ)
廊下の向こう側から、友達と話しながら、健二が歩いてくる。
今来たところらしく、手にはかばんを持っている。
まだ、私には気付いていない。
:07/07/28 20:40
:N901iC
:lVLMhbPg
#113 [あんみつ]
奈津美が心配そうに私を見る。
距離がだんだん縮まってゆく。
(どうしよう・・・私、こんな目・・・)
その時、健二が前を向いて、私と目が合った。
何か言おうと口を開く。
(・・・やばっ!!)
私は思わず、下を向いてしまった。
(あ・・・私、思いっきり・・・)
後悔しても遅い。
私は、固まって顔を上げる事ができなかった。
下を向いたまま健二とすれ違う。
・・・健二は何も言ってこなかった。
:07/07/28 20:42
:N901iC
:lVLMhbPg
#114 [あんみつ]
「あれ??お前の幼なじみじゃねーの??」
「あー、・・・別にいいよ」
後ろから聞こえた健二の声は、怒っているのか、悲しんでいるのか、気にしていないのか、よく分からなかった。
角を曲がって、私は立ち止まった。
「・・・ねこ」
奈津美が私の顔を覗き込む。
:07/07/28 20:44
:N901iC
:lVLMhbPg
#115 [あんみつ]
私、思いっきり目逸らしちゃった・・・。
健二は、私に避けられたと思ったかもしれない。
いつもと違う私に、気付いたかもしれない。
健二は、私に話し掛けてこなくなるかもしれない。
健二まで、変わってしまうかもしれない・・・。
その日、私は学校が終わるとすぐに帰った。
健二に避けられるのが怖くて。
私は、先に自分から避けた。
:07/07/28 20:46
:N901iC
:lVLMhbPg
#116 [あんみつ]
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健二、・・・ごめんね。
私、もう健二を、ただの「幼なじみ」として見れないよ。
ずっと一緒にいたいけど、健二にとって私がただの「幼なじみ」なら、私のこの気持ちは、邪魔なだけだよね。
:07/07/28 20:47
:N901iC
:lVLMhbPg
#117 [あんみつ]
ねぇ、健二。
お願いだから、私が変わっても、健二は変わらないで。
私が幼なじみに戻れないなら、健二が変わらないでいてくれる事が、一緒にいられる手段なの。
私の気持ちを口に出せなくても、健二が変わらないでいてくれる事が、私にとっては救いなの。
:07/07/28 20:49
:N901iC
:lVLMhbPg
#118 [あんみつ]
『健二が変わりませんように』
流れ星に願いをかけたかったけど、雨の降る、雲に覆われた夜空に、星なんか見えるはずがなかった。
:07/07/28 20:50
:N901iC
:lVLMhbPg
#119 [あんみつ]
今日は以上にします

更新遅くてすみません


良かったら読んでみて下さぃ

:07/07/28 20:53
:N901iC
:lVLMhbPg
#120 [あや]
:07/07/29 22:21
:SH903i
:H8kOEf0g
#121 [あんみつ]
:07/07/30 07:35
:N901iC
:AL91VBkk
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