「好き」と言いたい。
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#31 [あんみつ]
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放課後。
私は2年2組、健二のクラスに向かった。
(・・・私から避けてちゃ意味ないもんね)
健二、一緒に帰ろう。一緒に・・・。
頭の中で何度も繰り返す。
この間まで何のためらいもなく言っていた言葉が、今の私には、まるで何年も言ってないかのように難しいものに感じた。
(・・・よしっ!!)
2組の前に着くと、私は1人立ち止まって気合いを入れた。
開けっ放しの後ろのドアから、教室を覗いてみる。
:07/07/15 21:57
:N901iC
:Tj9VDg4E
#32 [あんみつ]
(あ、・・・いた)
健二は窓際で、友達と楽しそうに話していた。
その時、健二と話していた友達の1人、洋平君がこっちを向いて、私と目が合った。
洋平君とは、健二繋がりで何度が話した事がある。
「おい、健・・・」
「竹本先輩!!」
洋平君は、健二に私がいるのを教えようとした。
けど、それは聞き覚えのある女の子の声に遮られてしまった。
(あっ・・・あの子)
前のドアの方を見ると、活発そうな女の子が健二に向かって手を振っている。
忘れもしない。
・・・健二に告白した子だ。
:07/07/15 22:01
:N901iC
:Tj9VDg4E
#33 [あんみつ]
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その日、私は健二と一緒に登校してた。
一緒に行こうって口約束した訳じゃないけど、いつの間にか、時間が合う日は必ず一緒に行くようになってた。
そして、学校が近くなってきた時、あの子が来た。
「あっあの!!・・・先輩達は付き合ってるんですか!??」
友達からは何度か聞かれた事もあったけど、これは明らかにそれとは違う空気だった。
嫌な予感がしたんだ。
:07/07/15 22:10
:N901iC
:Tj9VDg4E
#34 [あんみつ]
「へ??いや、俺等はただの幼なじみで・・・」
知らない子に急にそんな事聞かれて、唖然としながらも健二は答えた。
いつものお決まりのセリフ。
これを聞いて、女の子の顔は見るからに華やいだ。
「私っ、1年の佐古泉って言います!!あの・・・これ読んで下さい!!」
佐古さんは、健二に白い封筒を押しつけて行ってしまった。
もちろん、それはラブレター。
私はその時頭がクラクラしててよく覚えてないけど、ずっと前から見てて・・・とか、そんな内容だった。
そして、最後には、
『好きです。付き合ってください。』
:07/07/15 22:14
:N901iC
:Tj9VDg4E
#35 [あんみつ]
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(え、何で??健二断ったって言ったよね??)
私は何が何だか分からなくて、パニックになった。
健二が立ち上がって佐古さんの方に歩いていく。
私は思わずドアの影に隠れた。
洋平君がこっちを見てた気がしたけど、もう話し掛ける勇気は湧いてこなくて、私は静かにその場を去った。
:07/07/15 22:18
:N901iC
:Tj9VDg4E
#36 [あんみつ]
今日は以上にします

感想くれると嬉しぃです

:07/07/15 22:23
:N901iC
:Tj9VDg4E
#37 [くま]
楽しいです
また次の更新楽しみにしてます
失礼しましたーっ
:07/07/15 22:26
:W44K
:Z7PGcSEY
#38 [あや]
すごい良すぎ


主さん天才だあ


早く続きが見たぁ-い

応援してます


!
:07/07/16 00:31
:SH903i
:8nrSR0cE
#39 [あんみつ]
:07/07/16 09:49
:N901iC
:JYOC4P6M
#40 [あや]
うん

あんみつちャんとA度目まして

笑
ファンになっちゃったぁ

今までもほかで小説読んでて感動した作品もたくさんあったけど、カキコ

したのは、初めてで


そのぐらい、あやの心を鷲掴みにしました

これからも頑張ってね


:07/07/16 11:37
:SH903i
:8nrSR0cE
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