*THE GOD OF DEATH*
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#605 [ま-イ子]

その体勢のままで

ちらり、と時計を見る


(――---21時32分…)


眉を寄せ暫く針を睨んだ



それは、等間隔に
カチ‥カチと音を立てて

確実に 時を 刻む

.

⏰:08/01/21 22:02 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#606 [ま-イ子]

(……………いくか…)


目を閉じ
小さく深呼吸した後

ギシ、と音を立てて
椅子から立ち上がった

デスクに広がる資料に
もう一度目を配る


―――――ガチャ、

.

⏰:08/01/21 22:08 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#607 [ま-イ子]

突然開いた扉に驚き
後ろを振り返る



「…柳田警部……」


「…………お前か」


そこに居たのは
艶のある黒髪と
大きめの目が特徴的な

女刑事でもある
柳田の部下だった

.

⏰:08/01/21 22:19 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#608 [ま-イ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐

訂正

>>607
女刑事でもある
柳田の部下だった

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

柳田の部下でもある
女刑事だった

あんまり変わんないんですが、
なんかおかしいので
すいません


‐‐‐‐‐‐‐‐

⏰:08/01/21 22:33 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#609 [ま-イ子]

一言呟くとデスクに戻る
柳田に女刑事は僅かに
顔を歪ませた



「………警部。
最近家にも帰ってない
じゃないですか。
一度お帰りになって
休まれた方が………」

「駄目だ。
そんな時間はない。」


女刑事の言葉を遮り
柳田はコートを羽織る

.

⏰:08/01/21 22:51 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#610 [ま-イ子]

「…そんな事を言う為に
来たのか?」



眉を寄せながら言う
目の前の男に
女は溜め息を付いてから
持っていた資料を見せた


「―――これは?」

「以前、警部が
鑑識に頼んだモノの
結果ですよ。
それと……………」

.

⏰:08/01/21 22:58 📱:SH903i 🆔:D6ybPsa6


#611 [yえりちぁンy]
あげますウ~

⏰:08/01/22 21:00 📱:W53T 🆔:Fn.OWNh6


#612 [ま-イ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐

>>611 えりちぁンさま_

毎回あげてもらって
申し訳ないです
感謝いたします(・・)

中々更新できなくて
すみません(。_`)


‐‐‐‐‐‐‐‐

⏰:08/01/22 22:58 📱:SH903i 🆔:FJWknSBs


#613 [ま-イ子]

語尾を濁す女に

更に皺を深くし
目線で先を促した

赤い唇が、
ゆっくりと動かされる


「峯刑事の、所持品です。」


ぴくり、と僅かに
柳田が反応したのを
女は見逃していなかった

.

⏰:08/01/22 23:00 📱:SH903i 🆔:FJWknSBs


#614 [ま-イ子]

「…まず、鑑識の結果から
報告させて頂きます。
警部の発見した亀裂は
やはり鋭い物が

突き刺さった跡の様です」


気を使っているのか
女刑事は話を逸らす為に
持っている紙の束から
目を離さずに
坦々と述べていく


「しかし、その跡から
凶器を特定することは
出来ませんでした。」

.

⏰:08/01/23 23:06 📱:SH903i 🆔:8t1gglI.


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