本当にあったエロい話
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#750 [ゆ]
「れいか」ありがとうございます
候補に上げときます!

「あき」は出てきてるので辞めときますね

⏰:07/12/18 15:04 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#751 [美奈子]
通して全部読みました 感動でした スゴク面白かったです  終わっちゃって淋しいと思っていたので、続編ウレシイです 応援してるので、頑張って下さい

⏰:07/12/18 15:27 📱:N900iS 🆔:pIwLamLw


#752 [ゆ]
ありがとうございます

>>545の、じゆさんからいただいた
こうき
という名前を少しイジって
幸太
という名前使わせてもらいます

⏰:07/12/18 16:48 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#753 []
*********

彼氏ができて数ヶ月。


いろんなことがあった。

はるちゃんはもちろん、
相沢さん、亜紀、
そして…飯田先輩。

祝福されることが嬉しくて
アドレスだって
あからさまに
ラブラブなんだって
わかるようなモノにしたぐらい。

⏰:07/12/18 16:54 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#754 []
今日は飯田先輩が
高校生活の幕が閉じる日

すごくいい卒業式だったと思う

式が終わり
仲がよかった
女の先輩と
写真を撮ったりしていた時だった

⏰:07/12/18 16:56 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#755 []
「由美ちゃん」

少し懐かしい声が
私を呼ぶ

「先輩…。
卒業おめでとう」

「うん」

飯田先輩が
優しく笑う

「あの…
久しぶりだね」

先輩とこうやって話すなんて
青木さんと付き合ってからなかったから
なんだかとっても嬉しかった

⏰:07/12/18 16:58 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#756 []
「由美ちゃんが
彼氏なんか
作っちゃうからじゃん」

わざと嫌味っぽく言って
舌を出してる先輩は
少し関わらない間に
かっこよくなった気がした

「えへへ…」

⏰:07/12/18 16:59 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#757 []
「まぁいいや。
ほんとは悔しいけど
由美ちゃんの顔見てると
俺まで幸せだもん」

思わず赤面してしまった

そんな愛の言葉には
まだまだ免疫がなくって…

照れ笑いしながら
誤魔化すことくらいしかできなかった

⏰:07/12/18 17:01 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#758 []
「由美ちゃんさぁ
はるちゃんに聞いたんだけど
彼氏と海外行くんだって?」

「あ、うん。
私が卒業したら
行こうねって言われたけど
そう簡単にいきっこないよ」

海外で永住しようなんて
言われた時は嬉しかったけど…

現実的に考えて
無理だもんね(汗)

⏰:07/12/18 17:03 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#759 []
「でも行きたいんだろ?」

「え?まぁ…」

「だったら頑張って
英語の勉強しなさい」

「えー、やだー」

「アハハ」

こうして先輩とこんな話を
暖かい気持ちで過ごしていられるのわ
きっと青木さんの
おかげだと思う

⏰:07/12/18 17:05 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#760 []
どうでもいい話しをいくつか交わしていると
先輩は友達に呼ばれたので
行くことになった

「そんじゃあな」

「うん、バイバイ」

「あ、そうだ」

去り掛けた足を止め
私の手にボタンを乗せた

「え?」

「一応第2ボタン!」

先輩はピースしながら
ニコっと笑った

⏰:07/12/18 17:07 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#761 []
とまどっていると
先輩は私の手を握り
ボタンを握らせた

「由美ちゃんの
夢が叶いますように」

笑っていたけど
どこか切なげな顔をして
先輩は去って行った

私は最後まで先輩に
励まされたり勇気づけられたりして
ばっかだった

⏰:07/12/18 17:09 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#762 []
私は何か先輩にしてあげれたのかな?

頼ってばっかで
迷惑かけたのに…

それなのに
好きって思ってくれて
ありがとう

先輩のこと
好きだったよ

ありがとね

⏰:07/12/18 17:10 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#763 []
………

とうとう高校最後の学年に
なってしまった

卒業式に先輩からもらったボタンは
筆箱の中に入れてある

お守り。

絶対海外行ってやる
って気持ちを忘れさせないために

英語だって数学だって
これからは
はるちゃんをネタに
ゆすることもできないんだから
自分の力で頑張るんだ

そう決意した
高校3年の春

この1年は
忘れられない年になるなんて
まだ自分でも知らなかった

⏰:07/12/18 17:13 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#764 [ゆ]
いったん切ります
短編予定なので
すぐ終わるかも知れませんが
どうぞよろしくおねがいします

⏰:07/12/18 17:13 📱:PC 🆔:vl5Ylj.2


#765 [まき]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:07/12/18 23:42 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#766 [かなみ]
続編も面白そうですねっ
楽しみっ。x
主さん更新頑張って下さいっテ~

⏰:07/12/19 00:29 📱:W33SA 🆔:.ZV4Il7c


#767 [ゆ]
ありがとうございます

今から少しだけ〜

⏰:07/12/19 13:22 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#768 []
夏。

太陽が私たちを焦がしていく

「青木さんっ」

「お待たせ〜」

大好きな彼氏の登場に
私の体は太陽より
熱を帯びていく気がした

⏰:07/12/19 13:24 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#769 []
「乗って」

「うん」

車に乗り込み
海に向かう

青木さんは多忙なので
あまりデートする時間がない

それでもいい

愛されてるって実感できるほどの
愛情を私に注いでくれているから

⏰:07/12/19 13:26 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#770 []
「なぁ由美」

「ん?」

「いい加減
名前で呼べってば」

また叱られちゃった

彼女に「青木さん」と呼ばれる
彼の気持ちを考えると
悪いのはわかる

でもなかなか習慣的に
抜け出せ無くって…

「ごめんね、幸くん!」

青木さんの下の名前は
幸太。

⏰:07/12/19 13:29 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#771 []
呼び捨てするのは
少し恥ずかしいので
幸くんと呼ぶように
心がけてはいるんだけど…

「由美からキスしてくれたら
許してあげるけど?」

運転しながら
私に甘いお誘いをくれる

こっちを見ずに
前を向きながらそう言った

よかった

そんな照れるような事
面と向かって言われると
きっと私
恥ずかしすぎて
テンパっちゃうもんね

⏰:07/12/19 13:31 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#772 []
「海ついたらね」

その場しのぎで
誤魔化そうとしたけど
Sの幸くんには
勝てっこないよ

「ダメ。
今しろ」

「運転中で危ないじゃん」

「信号で止まったらな」

⏰:07/12/19 13:32 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#773 []
そんな恥ずかしい事
できるわけないのに…

拒めない

だって、私、キスしたくてしかたない

変かな?

ドキドキしすぎて
胸が苦しい

「あ、止まるよ」

前の信号が黄色だった

幸くんは
ブレーキをゆっくり踏み、
ピタっと停車した

⏰:07/12/19 13:36 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#774 []
こっちを向き
ニヤっと笑う彼には
勝てない自分が
乙女らしくて
なんだか好きだったりして…

「目、閉じてよ」

「ん」

⏰:07/12/19 13:37 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#775 []
目を閉じた幸くんに
私は触れただけの
キスをして
すぐに唇を離した

「え〜
由美さん、今日は
控えめですねぇ?(笑)」

「だって!
…見られてると思ったら
恥ずかしいもん///」

⏰:07/12/19 13:38 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#776 []
「ま、いっか。
今日1日長いし」

時刻は15時を回った

いつの間にか車は
海に到着

ビーチはたくさんの
人で賑わっていた

「海、入ろう」

子供みたいにはしゃいでしまう私の手を握ってくれた幸くん

海に入って浮き輪の取り合いしたり
人混みから外れてまったりしたり

私から片時も外れないで
そばにいてくれた

⏰:07/12/19 13:47 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#777 []
辺りが暗くなってきた

「帰る?」

「そだね」

楽しかった一日も
矢のように過ぎていった

「うわー焼けたね」

二人とも真っ赤な肌から
タオルで水滴を拭き取る

「ビキニ取った姿
早くみたいんですけどー(笑)」

「へんたーい!」

⏰:07/12/19 13:49 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#778 []
最後までバカみたいに
はしゃいで…
服を着て…

車に戻った

「由美〜お腹減った?」

「ううん。
間食しすぎたから
お腹減ってない」

海の家で
かき氷やヤキソバなどを買って
食べまくったせいで
二人ともお腹は減っていない

⏰:07/12/19 13:51 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#779 []
「んじゃ運動しないとな」

「へ?」

次の瞬間にはキスされていた

車のシートを倒し、
私も押し倒される

絡まる舌が
お互い熱を帯びている

⏰:07/12/19 13:52 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#780 []
「運動って…これ?」

「H以外の運動なんかあんの?」

ニヤっと笑って
また舌を絡めてきた

「んッ…」

今日のデートは
2週間ぶりぐらい?

全然会ってないから
こうやってキスしただけで
興奮しちゃう私

⏰:07/12/19 13:54 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#781 []
「エロい女だな(笑)」

「幸くんこそ(笑)」

火照った体に少しだけ冷たい
彼の手が滑り込んできた

「…あ//」

「我慢しないで
声出して」

首筋を舐めながら
そう呟くから

…ゾクゾクしちゃうじゃん

⏰:07/12/19 14:00 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#782 []
ビキニの上にTシャツ一枚

下はビキニの上に短パン

簡単な格好だったので
簡単に裸にされてしまった

車は
賑わう駐車場から
少し離れた場所に止めたので
覗かれる心配もない

思いっきり乱れてみよう

…なんてね?

⏰:07/12/19 14:02 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#783 []
「由美?え?
ちょ…まじ?」

たまには私だってSになりたいよ

夏だし…乱れてみてもいいじゃん?

とまどってる幸くんの
ズボンとパンツを脱がし
おもむろにくわえる

「いきなり何(笑)」

笑ってるのも
いまのうちだから!
って感じに
私なりにがんばった

⏰:07/12/19 14:07 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#784 []
「由美〜
もう挿れたいんだけど//」

「…ん。え?きゃ!」

アソコから口を離すと
今度は私が襲われてしまう

おもいきり足を開かされ
幸くんは顔を埋める

「やだやだやだ!
…あぁッ!…んん!」

「何嫌がってんの」

「今日は私が攻めたかったのに…
結局立場逆転だよぉ」

「俺にMになれって
犬にブリッジしろって
言ってるようなもんだぞ(笑)」

意味なしってことか。

くっそ〜〜〜

⏰:07/12/19 14:11 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#785 []
「挿れたいっていうから
離したのにぃ」

「簡単に騙されちゃう
由美ちゃん大好きだよーん」

「あぁぁぁ///」

結局、指と舌で
さきにイカされてしまった

⏰:07/12/19 14:13 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#786 []
グッタリしている間もなく
幸くんは入れてきた

車はバカみたいに
揺れ動く

私が喘ぐと
密室なため
うるさく感じる

「由美…きもち?」

「んん、んん…」

腰の動きとともに
漏れていく声…

⏰:07/12/19 14:15 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#787 []
私が下で幸くんが上

せめて体位ぐらい
私が攻める形になりたい!

そう思って
頑張って上に乗り
腰を動かす私を
幸くんは下から見上げながら
笑っていた

「由美、まじエロい顔(笑)」

「見ないでよ//」

⏰:07/12/19 14:18 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#788 []
「生意気言ってると
…こうするぞ」

幸くんは体を起こし
対面座位の形になった

「え?」

いきなり熱いキスをされ
胸を触られ
アソコも触られた

息ができない

気持ちよくって
何も逆らえない

⏰:07/12/19 14:21 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#789 []
幸くんは
私が幸くんの為に
頑張るのは嫌みたい

嫌がられると
余計やりたくなるのが
私の悪いところなのかもしれない

毎回毎回懲りずに
攻めてはみるものの
…最後は私が攻められているんだよね

⏰:07/12/19 14:22 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#790 []
「アッアッ…あお…きさ…
ん…ヤァ//」

「だから、青木さんって
呼ぶなって言ってんじゃん」

「アアァァァ///」

またイかされた

この人には勝てない

私は心も体も
青木幸太の虜だ

だから離れたくない

離さないで欲しい

⏰:07/12/19 14:24 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#791 []
………

秋。

「由美?大丈夫?」

亜紀が心配しながら
背中をさすってくれる

「ごめんね
こんな汚いとこ
見せちゃって」

「気にしないで。
それより今日は帰った方がいいよ」

「うん、そうするね」

⏰:07/12/19 14:28 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#792 []
気分が悪く
トイレで吐いてしまった

吐くなんて久しぶり

風邪かなぁ…

帰宅してすぐに
ベットに飛び込んだ

「はぁ〜〜〜〜
…うっ」

また吐き気に襲われて
トイレに走る

⏰:07/12/19 14:30 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#793 []
胃にあったものがすべて
吐き出されて
トイレの床に
しゃがみ込んでしまった

この時だった

気づいてしまった

体が震えた

⏰:07/12/19 14:32 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#794 []
生理が来ていない

もともと不順だったから
気にしてなかったけど
もう結構来てない

…私

…たぶん

…妊娠したんだ

⏰:07/12/19 14:34 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#795 []
冬の訪れの前に
私は小さな命を
授かった事に気づいた

しばらくは
トイレから動けなくて…

でもなんとか
立ち上がって
部屋に戻った

「もしもし」

亜紀に電話を掛けた

⏰:07/12/19 14:36 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#796 []
「亜紀?
お願いがあるんだけど…」

「ん?」

「妊娠検査薬
買ってきてくれないかな?」

「…わかった」

亜紀は驚かなかった

きっと私が吐いたとき
それとなく察してくれてたんだ

⏰:07/12/19 14:37 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#797 []
放課後になり
亜紀が検査薬を持って
ウチに来てくれた

結果は予想通り

「相手は幸太くん?」

「うん」

「どうすんの?」

亜紀は至って冷静

この場で亜紀までも
パニックだったら
大変だもんね

亜紀はしっかりしてるから
つい頼ってしまう私

こんないい友達がいて
私は幸せ者だよね

⏰:07/12/19 14:40 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#798 []
「わかんない」

「わかんないって…
心当たりのあるHある?」

「夏に…海行ったとき
避妊しなかった」

「じゃあもしその日に
授かったとして
単純計算しても
3ヶ月だよ」

ついお腹を触ってしまった

⏰:07/12/19 14:42 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#799 []
3ヶ月も一緒にいたのに
全然気づかなかった

「亜紀…私…
どうしよう」

「幸太くんなら
喜んでくれると思うけど」

「幸くんの事じゃない。
私、母親になれる自信ないの」

「え?」

「まだまだ未熟だし
亜紀や幸くんに
甘えてばっかだし…
それに…」

「由美、
母親がそんな弱気で
どうすんの!」

⏰:07/12/19 14:45 📱:PC 🆔:xQf2qKps


#800 []
クヨクヨしてた私を
亜紀が叱ってくれた

「確かに甘えん坊だけど
これから頑張ればいい。
ここにもう小さな命が
あるんだよ?
そんな情けない事
言ってる暇ないじゃん」

涙がでた

泣き言言ってられない

これから私は
ママになるかもしれないのに…

情けない

⏰:07/12/19 14:47 📱:PC 🆔:xQf2qKps


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