狂おしいほど、愛。
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#210 []
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何故だろう。

あの光を見失ってはいけないと思った。

あたしは必死に走って手を伸ばす。

「待って…行かないで!!」

そう叫んだ瞬間

あたりが一面が白い光に包まれた。

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⏰:07/10/03 22:48 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#211 []
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眩しい─────




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⏰:07/10/03 22:49 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#212 []
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ふと目を開けると
そこは知らない部屋だった。

体を起こすと全身に痛みが走った。

白い天井、壁、ベッド、カーテン……


「ここは……」


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⏰:07/10/03 22:51 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#213 []
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「あ…あらっ!?栗山さん目が覚めたのね!!すぐ先生呼んでくるわ!!」

ナースが慌てて病室を出た。

あぁ…
あたし生きてる…

死ねなかったんだ……

少しして白衣を着た先生が入ってきた。

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⏰:07/10/03 22:55 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#214 []
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「まだ体は痛むかい?」

先生の問いかけに小さくうなずく。

「そうか、君は3日間昏睡状態だったんだ。輸血がなければ助からなかったんだよ…
とにかく目が覚めてよかった。今ご家族の方に連絡するからね。」

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⏰:07/10/03 22:59 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#215 []
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家族……

心配かけたかな…

当たり前だよね…

「百……合?」

その声にあたしの胸が大きく鳴った。

聞き間違えるはず…ない──…

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⏰:07/10/03 23:01 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#216 []
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「結…斗……」

扉のところに立っているのは紛れもなく結斗だった。

「百合っ…目が覚め…」

結斗はあたしに駆け寄る。

「向井君はもう大丈夫かい?」

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⏰:07/10/03 23:04 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#217 []
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先生が結斗に聞く。

「俺はもう平気です。」


先生と結斗が話してる中、あたしはずっとうつむいていた。

結斗に合わす顔がない…

レイプされて、
自殺まで図って…
もう前みたいなあたしじゃない…

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⏰:07/10/03 23:07 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#218 []
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会いたかった。
会いたくなかった…


こんなの矛盾してる…

わかってる…


どんな顔をしていいのか

わからない……

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⏰:07/10/03 23:10 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#219 []
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「栗山さん、君に輸血してくれたのは向井くんなんだ。」


え…………??

あたしは顔をあげた。

「病院に駆けつけた向井くんがね…『俺はどうなってもいい。だからこいつだけは助けてやって下さい』って…」

先生が微笑ましく言った。

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⏰:07/10/03 23:14 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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